超難読!「諧謔」ってなんと読む?これが上手な人は知的な印象です!
明日・4月1日は『エイプリル・フール』です。
「嘘をついてもいい日」として楽しまれる欧米由来の風習ですね。
日本には、1900年代初頭の大正時代に伝わったとされ、「万愚節」や「四月馬鹿」と呼ばれていたものがやがて『エイプリル・フール』と定着したそうです。
「嘘をついてもいい日」ではありますが、あくまでユーモアの範囲で、「罪のない嘘」「誰も傷つくことのない嘘」で、軽やかにお楽しみくださいね。
本日は、「冗談・ジョーク」に関連する日本語クイズをお送りします。
【問題1】「巫山戯る」ってなんと読む?
「巫山戯る」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「おどける。」「たわむれる。」「ばかにする。」などの意味を持つ言葉です。
<使用例>
「大切なお話をしている時に、巫山戯るのはやめてください。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 巫山戯る(ふざける)です。
「巫山戯る(ふざける)」…この漢字が使われる由来には諸説ございますが、
中国の故事に「巫山(ふざん)という山に住む娘が王の寵愛を受けた」というエピソードがあり、「男女がいちゃいちゃする」イメージと関連している、という説が有力です。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「諧謔」ってなんと読む?
「諧謔」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「滑稽味のある気の利いた言葉。ユーモア。」という意味の言葉です。
<使用例>
「あの先生は、難しい理論の解説でも、諧謔を交えて楽しく説き学ばせる名手です。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 諧謔(かいぎゃく)です。
フォーマルにも使える日本語表現ですので、大人の語録として覚えておきたいですね。
例えば、
「エイプリルフールは、俗に、諧謔(かいぎゃく)を楽しむ日です。」などの表現に使えます。
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本日は、4月1日『エイプリル・フール』にちなんで、「冗談」「ジョーク」に関連する日本語から、
・巫山戯る(ふざける)
・諧謔(かいぎゃく)
などの読み方や背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:精選版日本国語大辞典(株式会社小学館)/デジタル大辞泉(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱