「御神酒」ってなんと読む?「ごしんしゅ」でも間違いではありませんが…
明日・4月3日は『輸入洋酒の日』です。
1959(昭和34)年のこの日に発足した日本洋酒輸入協会(輸入洋酒を扱う企業・団体により構成された協会)が制定した記念日で、輸入洋酒の普及を目的としています。
ウイスキーやワイン、ビールなど、輸入洋酒にお気に入りの銘柄がある、という方は、この週末は、どなたかにその良さをお勧めしつつ、おいしさを分かち合ってみてはいかがでしょうか?
本日は、「酒」という漢字を使った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「御神酒」ってなんと読む?
「御神酒」という日本語の、読み仮名3文字の、正しい読み方をお答えください。
ヒント:「神前に供える酒。」「酒をしゃれていう言葉。」を意味します。
<使用例>
「あなたのお誕生日を神に感謝!…ということで、今夜のワインは御神酒よ!カンパイ!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 御神酒(おみき)です。
結婚式の三々九度のお酒など、「御神酒(おみき)」と言えば本来は日本酒ですが、
例文のように「お酒全般をしゃれていう言葉」としても使用されます。
「ごしんしゅ」と読んでも間違いではありませんが、
通例的に「御神酒(おみき)」という呼び方が浸透しておりますので、誤読と思われぬよう「御神酒(おみき)」と読むのが無難でしょう。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「酒頬」ってなんと読む?
「酒頬」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「酒を飲んで、または酒を飲んだように赤い顔。」という意味の言葉です。
<使用例>
「私はお酒は強いほうなのですが、少し飲むだけですぐ酒頬になってしまうんです。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 酒頬(さかつら)です。
鳥の雁(がん)に、他の雁より顔の赤みの強い「酒面雁(さかつらがん)」という種類もいるそうです。
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本日は、4月3日『輸入洋酒の日』にちなんで、「酒」という字の入った日本語から、
・御神酒(おみき)
・酒頬(さかつら)
などについておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/日本洋酒輸入協会ウェブサイト
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱