「海鼠腸」ってなんと読む?「かいねずみちょう」?…いいえ、珍味です!
明日4月7日は『おなかと腸活の日』という記念日です。
「4(よい)07(おなか)」のごろ合わせで、乳酸菌の研究と、医薬品の製造・販売で有名なビオフェルミン製薬株式会社が制定し、
「新年度が始まる時期をきっかけに腸活を始めて、よいおなかを目指して健康になってもらいたい」との願いが込められいるそう。
「腸活(ちょうかつ)」、健康維持のために意識したいですね。
本日は、「腸」という漢字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「背腸」ってなんと読む?
「背腸」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:海老を調理するとき、下処理でこれを取ります。
<使用例>
「うちの母は大雑把だから、時々、海老フライに背腸が残っていることがあって…。」
さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は・・・ 背腸(せわた) です。
「海老の殻の下、背にある、黒い線状の腸。」のことです。
「腸」という字、「チョウ」は音読みで、訓読みは「わた」「はらわた」になります。
訓読みですと、ちょっと生々しいですね。
…さて、二問目に参りましょう。
【問題2】「海鼠腸」ってなんと読む?
「海鼠腸」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「ナマコの腸の塩辛」です。
<使用例>
「おいしい海鼠腸が手に入ったから、これに合う日本酒も欲しいわね。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 海鼠腸(このわた)です。
海鼠(なまこ)の異称に「こ」があるので、「海鼠腸(このわた)」というわけです。
「海鼠腸(このわた)」は、ウニ・カラスミと並んで、「日本三大珍味」と称されておりますので、一度はトライしておきたいですね。
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本日は、4月7日『おなかと腸活の日』にちなんで、「腸」という字を使った日本語から、
・背腸(せわた)
・海鼠腸(このわた)
などについておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:農林水産省ウェブサイト/『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱