「水獺」ってなんと読む?…かわいい生き物ですよ!
明日・4月13日は『浄水器の日』です。
浄水器を信頼のおける家庭用品として定着させることを目的に、一般社団法人浄水器協会が「4(よ)1(い)3(みず)」の語呂合わせで定めた記念日です。
人間の体の約60%を構成する水、こだわっていただきたいですね。
本日は、「水」にまつわる漢字を使った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「水獺」ってなんと読む?
「水獺」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:主に水辺に生息する、ペットとしても人気の、イタチ科の動物です。
<使用例>
「姪にせがまれて、週末は水族館と『水獺カフェ』に連れて行く予定よ。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 水獺(かわうそ)です。
「獺」という漢字は、1文字でも「かわうそ」を意味する字です。
人気の日本酒銘柄『獺祭(だっさい)』にもこの字が使用されていますが、
「獺祭(だっさい)」という言葉には、
「かわうそが、とらえた魚を岸に並べて祭りをするように見えること」、また、
そこから転じて「詩文を作るときに、かわうそが魚をならべるように、多くの参考書を並べ広げること」という意味があります。
「水獺(かわうそ)」、昨今でもキャラクターグッズ等にデザインされていますが、昔の人々もその行動を人間になぞらえてしまうような、愛らしい親近感を感じさせる動物ですね。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「淼淼」ってなんと読む?
「淼淼」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「水面の果てしなく広いさま。」という意味の言葉です。
<使用例>
「淼淼と広がる湖面を見ていると、心が和むわね…。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 淼淼(びょうびょう)です。
同じ字が3つ重なる漢字でおなじみなのは「森」ですが、
今回のクイズに正解できた方は、漢字博士級に博識な方でしょう。
「淼淼(びょうびょう)」、なかなか常用することのない言葉ですが、表記から想像力をかきたててくれるような表現ですね。
類義語に「淼漫(びょうまん)」や「淼茫(びょうぼう)」という言葉もございます。
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本日は、4月13日『浄水器の日』にちなんで、「水」にまつわる漢字を使った日本語から、
・水獺(かわうそ)
・淼淼(びょうびょう)
などについておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/旭酒造ウェブサイト/大塚製薬ウェブサイト
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱