昨年2021年に創立50周年という記念すべき年を迎えたマノロ ブラニク。そのアニバーサリーイヤーを祝し、2021年11月に『The Manolo Blahnik Archives A New Way of Walking』と題したバーチャルミュージアムが公開されました。

そして今回、マノロ ブラニク表参道店を舞台に、このバーチャルミュージアムをベースとしたエキシビジョンが2022年4月23日(土)より開催されます。

マノロ・ブラニクの独創的感性を宿したドローイングや厳選された21足を公開!

マノロ ブラニク「The Manolo Blahnik Archives A New Way of Walking」より
パレットルームに展示されたドローイングの数々

5つのテーマから成るバーチャルミュージアムは、マノロ・ブラニク本人が手掛けたドローイングやアーカイブを通して、50年間のこれまでの軌跡を辿ったもの。「パレットルーム」と名付けられた部屋で公開された、マノロ・ブラニクによる膨大なドローイングとシューズの数々には、卓越した芸術的センスと類稀なる創造性による唯一無二の世界観が凝縮されています。

マノロ・ブラニク本人によるドローイングは、ユニークでチャーミング。眺めているだけで、チアフルな気持ちを授けてくれます。
マノロ・ブラニク本人によるドローイングは、ユニークでチャーミング。眺めているだけで、チアフルな気持ちを授けてくれます。

今回表参道店では、「パレットルーム」のコンセプトに基づき厳選された、実際のドローイングや貴重なシューズ21足を公開。バーチャルミュージアムでは公開されていないドローイングやシューズの展示が予定されているのも、見どころのひとつです。

 左/1991年スペインに影響を受けたコレクションのひとつで、女優のカルメン・マウラにちなんで名付けられ『MAURA』』。中/パリのブティックのオープンを記念して制作された『PADOLINO』。おなじみのポンポンをモチーフに、スペインの伝統と洗練されたフレンチスタイルを融合させた華やかな「The Manolo Blahnik Archives」作品。 右/マノロ・ブラ二ク氏の友人であった『ヴォーグ・イタリア』の伝説的編集者、フランカ・ソッツァーニへのオマージュとしてデザインされた『FRANCAMARIA』。ビーズはオーストリアの刺繍からインスピレーションを受け、複雑なディテールを愛する彼女のためにデザインされました。

実際にシューズの展示が許可されるのは、展示環境が整い、マノロ ブラニクの世界観を作ることができる場所のみとされているそう。アジアでの展示は今回の表参道店のみとなる、とても貴重な機会となっています。


以上、マノロ ブラニク表参道店にて開催されるエキシビジョンについてお届けしました。まるで美術館や博物館を訪れる感覚で、メゾンの世界観に触れてみてはいかがでしょうか。

【エキシビジョン詳細】

期間/2022年4月23日(土)〜5月22日(日)
場所/マノロ ブラニク表参道店
住所/東京都渋谷区神宮前4-3-12

※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。

バーチャルミュージアムはこちらから

問い合わせ先

ブルーベル・ジャパン(ファッション事業本部)

 

この記事の執筆者
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WRITING :
池尾園子