「はりょうそう」ではないですよ!「菠薐草」ってなんと読む?
明日・6月2日は『オムレツの日』です。
0(お)6(む)0(れ)2(つ)の語呂合わせですね。
業務用鶏卵商品の研究・開発を行う団体が制定した記念日で、
「栄養バランスが優れたたまごで愛情を包み込んだ料理であるオムレツを通して、家族愛と健康を育む日」という理念が掲げられてらいます。
栄養価が高く安価な卵は、日本をはじめ、さまざまな国の朝食の定番ですよね。
本日は、朝食に並びそうな食べ物の名前の日本語クイズをお送りします。
【問題1】「水雲」ってなんと読む?
「水雲」という日本語の、読み仮名3文字の正しい読み方をお答えください。
ヒント:ぬるぬるしていてとても細く、酢の物でいただくのがポピュラーです。
<使用例>
「沖縄では水雲の天ぷらが定番料理で、とてもおいしいのよ!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 水雲(もずく)です。
「海蘊(もずく)」とも表記します。
※「すいうん」と読むと「大自然」などを意味する別の言葉になります。
「水雲(もずく)」…説明するまでもございませんが、糸状の海藻の名前です。日本人にはとても馴染み深い食べ物ですね。
和食の朝食や、お酒のおつまみなどで、「ちょっと1品」に重宝な食材でもあります。
水雲(もずく)は、味の面だけでなく、「低カロリーかつ、ミネラルや食物繊維が豊富に含まれる」という栄養面でも、食卓に積極的に取り入れたい食材です。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「菠薐草」ってなんと読む?
「菠薐草」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:お浸しや炒め物が人気の葉物野菜です。
<使用例>
「我が家では、オムレツに、刻んだベーコンと菠薐草を入れるのが定番よ!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 菠薐草(ほうれんそう)です。
こちらも、朝食はじめ、日本の食卓の定番ですね。鉄分を多く含み、カロテンやビタミンCをはじめとするさまざまな栄養素がある、健康に良い食品とされています。
菠薐草(ほうれんそう)の原産地はイランのあたりで、「菠薐(ほうれん)」は、「ペルシア(昔のイランのあたり)」を意味する言葉なのです。「ペルシア草」的な名前の野菜が、日本の食卓に日々登場していると考えると、野菜一ついただく最にも、歴史を感じます。
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本日は、6月2日『オムレツの日』のトリビアと、朝食に登場しそうな食べ物の名前の日本語クイズで、
・水雲(もずく)
・菠薐草(ほうれんそう)
などの読み方をさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/独立行政法人農畜産業振興機構ウェブサイト/農林水産省ウェブサイト/日本土壌協会公式サイト
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱