【目次】
センター分けのやり方
【1】基本のスタイリング方法
「Precious世代の方はとくに毎日多忙でいらっしゃるので、なるべく時間をかけずにスタイリングをすませたい、というニーズがとても多いです。今回は手軽なスタイリングでまとまりやすく、適度な丸み&ボリュームのある柔らかな雰囲気のショートボブをご紹介します。ショートヘアだと月イチでメンテナンスしなければスタイルが保てない、というお悩みも多いのですが、毛先を重めに残し、適度なグラデーションで丸みのあるシルエットかつまとまりやすさを出しているので、メンテナンスの頻度も少なく、思い通りのスタイルが保てます」(nuu 代官山 スタイリスト 竹ヶ鼻 唯さん)。
<スタイリング方法>毛先と顔周りを軽く巻くだけでOK
洗髪して乾かすだけでもまとまりやすいスタイルですが、トップはカーラーで、全体はストレートアイロンを通すだけでよりふんわり柔らかなニュアンスが出せます。
<STEP.1>トップはカーラーでふんわり感を
<STEP.2>サイドはストレートアイロンで丸みを出すように
<スタイリングのコツ3か条>
- 毛先は重めに残し、適度にグラデーションを入れて丸みを出しながらまとまりやすく
- ぺったりしがちなトップ部分はカーラーでセット
- ストレートアイロンで時短に、まとまるツヤ髪スタイリング
スタイリングにはトリートメント効果のあるミルクがおすすめ。保湿しながら、よりまとまりのあるスタイルに。
40代に似合う【するっとまとまる美ショートボブ】絶妙なグラデーションで女性らしいしなやさかを
【2】応用のスタイリング方法
「前髪ナシのワンレンボブは40代50代に人気のスタイルですが、”もう何年もずっと同じで変わり映えしない、でも変える勇気も出ない…”というお悩みをお客様からよく耳にします。そんな方におすすめしたいのが、表面を長めに残したマッシュショート。すそに軽さを出し丸みのあるシルエットをつくり出すことで自然とボリュームがアップできるので、毛髪にコシがなくなりぺたっとしてしまうというお悩みも解消できます。ショートでも改まった印象にならず、やわらかくかわいらしい雰囲気も、ひとさじのモード感も両立できるのがこのスタイルの魅力です」(kakimoto arms 自由が丘クレオ店 スタイリストチーフ 西本寛之さん)。
カラーにもポイントが。「ハイライトが浮いて見えないよう、ベースのカラーも暗すぎず適度な明るさを出しています。モデルさんは肌色がイエローベースなので、肌に透明感を出すようなベースカラーに、自然な軽やかさが出せるようなハイライトの組み合わせ。ハイライトは顔周りを中心に、全体的にかなり細く入れるのがポイントです。陰影はあるけれど目立ちすぎず、ショートヘアに軽やかさとやわらかさ、ふんわりとした立体感が出るようなハイライトにこだわりました」(kakimoto arms 麻布台ヒルズ店 トップカラーリスト 太田桂子さん)。
<スタイリング方法>サイドはカールブラシでブロー、分け目はクリップでホールドして自然な立ち上がりをつくる!
「サイドは自然なボリューム感を出したいので、アイロンではなくブローでふんわりと整えていきます。ぺたっとしていると所帯じみて見えがちな分け目は、”ダッカール”というくちばしのような形のクリップを使うのがおすすめ。分け目をまたぐようにして髪をダッカールで10分程度ホールドしておくだけで手軽に、根元から自然な立ち上がりをつくることができます」(西本さん)。
<STEP.1>サイドはロールブラシでボリューム出し
<STEP.2>分け目の立ち上げには”ダッカール”使い
<STEP.3>分け目をまたぐようにしてダッカールで根元をホールドする
<STEP.4>サイドの髪を少し耳にかけて毛量調整を
<スタイリングのコツ3か条>
- マッシュショートは顔周りのハイライトで軽やかさ&こなれ感が劇的に上がる
- ぺたっとしがちな分け目は、根元から自然にふんわり立ち上げるスタイリングのひとワザを
- サイドは適度に耳にかけて毛量調整することで、より知的かつ好感度の高い仕上がりに
「スタイリング剤は粘性のあるやわらかめのワックスがおすすめ。流行りのオイルやバームなどウェットなスタイリング剤だとボリュームが出しづらくペタッと見えてしまいがちなので、スタイリング剤はあくまでも軽やかな質感のものをチョイスして」(西本さん)。
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「丸顔」さんにおすすめ
【1】前髪長め&襟足すっきり!かっこいい大人のショートヘア
「丸顔さんでNGなのは、頬を隠すように髪をかぶせること。頬に髪をかぶせてしまうと輪郭が下ぶくれに見えて、逆に丸みが強調されてしまうんです。個人的には、丸顔さんは意外とどんなレングスも似合わせやすい顔型だと思います。40代なら若々しい印象になりやすい顔型ですし、せっかくならメリットを活かした髪型にしてあげましょう!。
まずはフェースラインはすっきりと出してあげること。そして大切なのは、おでこのシルエット。今回のモデルさんは額が狭く分けグセもあるので、そこを活かして三角シルエットをつくっています。これが顔型カバーに効果的なんです。前髪長め、前下がりのショートボブベース。襟足はすっきりとハサミで刈りこんでいます。ベースはカミソリを使うレザーカット。レザーカットは髪の馴染みが良くなるので、髪が太い方や多毛さんにもおすすめです」(THE REMMY ディレクター 倉田聡子さん)。
<スタイリング方法>根元を立ち上げながら乾かして、ふんわり感キープ!
根元がしっかり立ち上がるように意識してスタイリングを。それ以外はすごく簡単です。軟毛さんでペタンとしてしまう人は、パーマをプラスするのもおすすめですよ。
<STEP.1>根元を立ち上げながら乾かす
<STEP.2>ストレートアイロンで動きを出す
<STEP.3>スタイリング剤で整える
<丸顔×ショートヘア スタイリングのコツ3か条>
- 乾かすときにしっかりベースをつくる
- 根元を立ち上げながら乾かす
- スタイリング剤を付けすぎない
根元の立ち上がりがつぶれないように、スタイリング剤はウェットな質感にならないものを選びましょう。なじませるときは勢いよく根元からバサバサと!ドライ前にベース剤を取り入れるのも効果的です。
「輪郭出し」と「三角おでこ」で丸顔補整を叶えるマニッシュショートヘア
【2】グラデーションカットで骨格カバーも叶うシャープなショートボブ
「丸顔さんは、シャープなカットラインにしてあげると、顔型も印象もバランスが取りやすい。シルエットに丸みのある髪型にすると、顔型が強調されるうえ、第一印象で丸いと感じられやすくなります。ショートヘアにするなら、顔にかかる髪や横からのシルエットに、カットラインでシャープさをプラスしてあげると◎。ボブベースでも、丸い印象になりません。
サイドにボリュームのある菱形は、横幅が出て輪郭の丸みを強調することに。丸顔さんの場合は、サイドをタイトにすることが重要。こうすると、トップも自然と高さが出て見え、縦長の菱形になります。トップに短い毛をつくることで、ふんわりするようにカットしています。ショートヘアは、横と斜めうしろから見たときのシルエットが重要。サイドからバックにかけてのグラデーションカットは、骨格補整効果があり、頭のかたちまでキレイに見えます。シャープさがポイントになるので、髪に強いクセが出ている場合は、髪質改善効果のあるストレートパーマもおすすめです」(PEEK-A-BOO NEWoMan新宿 店長 栗原貴史さん)。
<スタイリング方法>トップはふんわり、サイドはタイトに仕上げて!
丸顔さんは、サイドのボリュームを出さないことが大切。スタイリングでも、そこを重視してみてください。ストレートアイロンを使いますが、強く巻くと丸みが出すぎるので注意して。
<STEP.1>前髪を左右に振って乾かす
<STEP.2>襟足はタイトに締める
<STEP.3>ストレートアイロンでボリュームダウン
<STEP.4>スタイリング剤で整える
<丸顔×ショートヘア スタイリングのコツ3か条>
- トップはボリュームを出す
- 強く巻き過ぎず、ストレートタッチに
- オイルはたっぷり付けてツヤを出す
スタイリング剤を付けるときは、襟足から髪の内側をとおすこと。こうすると、襟足と内側にしっかりなじみ、表面の髪は毛先だけにスタイリング剤がつきます。襟足と髪内側はタイトに、表面はふんわり仕上がりますよ。
丸顔をシャープに見せる、柔らかストレートタッチのグラボブショート
【3】顔周りと全体のシルエットに菱形をつくって顔型をカバーしたショート
「丸顔さんがショートにするときは、前髪を長めにするのがオススメです。とくにセンターパートは、顔の縦がより強調されるので◎。毛先の落ちる位置を計算して、輪郭に菱形をつくってあげると、頬の丸みもカバーできます。内巻きフォルムだと丸みが強調されてしまうので、菱形をイメージしたカットでくびれをつくってあげるといいと思います。くびれフォルムは、トレンドのスタイルでもありますよ。トップの髪を顔周りに沿わせるように持ってくるので、根元が目立たず顔周りにボリュームが出ます。より効果的にするには、スタイリングも重要です」(AFLOAT XELHA トップマネージャー 中川恵理さん)。
<スタイリング方法>前髪の生えグセをリセットして自然なセンターパートに!
前髪は生えグセをとっておくと、真ん中で分けるだけで菱形フォルムがつくれます。スタイリング前には、前髪を濡らしてブローしてクセをとり、全体もブローしておきましょう。襟足は外ハネにすると、より今っぽく仕上がります。
<STEP.1>毛先を外ハネにする
<STEP.2>表面全体に動きを付ける
<STEP.3>アイロンで前髪のクセをとる
<丸顔×ショートヘア スタイリングのコツ3か条>
- 生えグセをスタイリングする前に水で濡らしてブロー
- 巻く前には必ずブローして髪のキューティクルを整える
- 外ハネは強くしすぎない
40代になると髪が乾燥しやすくなるので、毛量調節によるパサつきも強くなりがち。スタイリング前には、ヘアアイロン用のオイルを付けておきましょう。
丸顔カバーには、センターパートのくびれショートボブが効果的!
【4】スライドカットで長短を付けて毛先に動きを出したショートヘア
「無理に押さえ付けるのではなく、ご自身の髪のクセを活かしたスタイリングをおすすめします。ご自身のクセをそのまま活かすだけなので、朝のスタイリングもすごく楽になりますよ」とのこと。まとまりやすく時短もできるショートボブをご紹介します。ボリュームはほどよくあるものの、頭頂部がペタッとなりやすいモデルさんの髪。「頭頂部の長さを短くすることで髪が立ち上がるのでトップがふんわりしますし、動きも表現しやすくなります。そうなると根元が目立たなくなるので、白髪も気にならなくなります」(pinceau 代表 山岸亜由美さん)。
<スタイリング方法>ドライヤーの温風と冷風を交互にあててカールをつくる!
ドライヤーの温風でクセをつくったら、冷風でクセを固定します。これを全体に繰り返すだけでOK。仕上げにワックスをササッとなじませるだけなので簡単!
<STEP.1>毛束をクシュッと握り温風を2~3秒、冷風を4~5秒あてる
<STEP.2>両手のひらで髪の表面を擦るようにワックスをなじませる
<丸顔×ショートヘア スタイリングのコツ3か条>
- クセやうねりは無理に伸ばさず活かすこと
- 白髪が目立ってきたら、あえて短くして根元をふんわりさせる
- ワックスは髪の表面を擦るようになじませ軽さと動きを出す
髪を抑え付けるようにワックスをなじませると、せっかくのふんわり感が消えてペタ~っとしたスタイルになってしまいます。カール感と空気感を活かすには、髪の表面を擦るようになじませるとうまくいきます。
パーマのような絶妙カールヘアをつくる、ドライヤーテクニックとは?
【5】ふんわり長め流し前髪でこなれ感をプラスしたエアリーショートボブ
「おでこや顔の形にもよると思うのですが、トップや生え際の髪が薄くなってきておでこが主張するのが気になる…というのも大人世代の多いお悩みです。生えグセもありぱっくりわかれてしまったり、ボリュームが出ずぺったりしてしまったり、前髪のスタイリングがうまくいかない、という声も。ショートをこなれた印象に見せたいならなおさら、トップやフロントのスタイリングが肝になってきます。うしろは短めですが、前髪にウェイトがあるので、一気にショートにするのには抵抗があるという方にもおすすめのスタイルです」(LANVERY オーナー スタイリスト 菅野太一朗さん)。
<スタイリング方法>ぺったりしがちな前髪からトップは、アイロンで内巻きにしてふんわり感を
前髪からトップにかけては、分け目をまたぐように前に流しながらアイロンで内巻きにしてふわっと。サイドに流れる前髪はおろしても、耳にかけても、気分でアレンジを。
<STEP.1>前髪は内巻きに
<STEP.2>トップも前側に向かって内巻きに
<STEP.3>後頭部もアイロンで巻きふんわりと
<丸顔×ショートヘア スタイリングのコツ3か条>
- レザーカットでショートヘアにやわらかい質感をプラス
- ふんわり長めのサイドに流れる前髪で、ショートのこなれ感を際立たせる
- 前髪からトップにかけては、前に流しながら内巻きに熱を与えて自然にふんわりスタイリング
スタイリング剤はワックスがおすすめ。毛先を中心に、全体的にも見込んでエアリー感を出しています。
40代に似合う【ふんわりエアリーショートボブ】長め流し前髪でこなれたおしゃれ感をプラス
「面長」さんにおすすめ
【1】前下がりラインが美しいコンパクトショート
「ショートヘアをつくるときに大切なのが、髪と肌の面積のバランスです。面長さんに限らずですが、エラが貼っている場合、それを隠そうとすると髪の面積が増え、肌の分量が減ってしまうので、少し野暮ったい雰囲気になりがち。エラは気にせず、全体のバランスを重視してつくってあげたほうが、意外と顔型も目立たなくなるんですよ。
やや前下がりのカットラインで切ると、うしろから前へ毛が流れるので、耳当たりにボリュームが出てきます。エラ上に縁取りが生まれるので、輪郭をカモフラージュしつつ、頭のかたちがコンパクトに見えるんです。こ低い位置にグラデーションカットを施したショートボブがベース。白髪が少ない黒髪なので、肌が出る面積を考え、前髪は作らずセンターパートに。襟足は首が長く、キレイに見えるように、タイトに仕上げています。サイドの前下がりのカットラインで、横顔が美しく、頭も小さく見えるようにしています」(いつくし 代表 才田とおるさん)。
<スタイリング方法>ブローするだけで簡単に決まる!
ブローすれば収まるようにカットしているので、スタイリングはとても簡単。襟足は、できるだけタイトに仕上げると、メリハリが生まれて頭が小さく見えます。とくに耳のうしろ辺りを押さえるようにブローして。
<STEP.1>全体をハンドブロー
<STEP.2>表面のみブラシでブロー
<STEP.3>オイルワックスをなじませる
<面長×ショートヘア スタイリングのコツ3か条>
- 根元付近にはスタイリング剤がつかないようにする
- 襟足は押さえてブローし、コンパクトに仕上げる
- 前髪のパートはきっちり取らず、あいまいに
スタイリング剤は保湿力&ツヤが出るオイル系がオススメですが、重いタイプは時間が経つとベタっとしたり、酸化しやすくなるので、できるだけ軽めのものが◎。ふんわり感がキープできるように、スタイリング剤は根元につけず、前髪はきっちり分けないで。
肌と髪のバランスでエラがカバーできる!横顔まで美しい知的ショート
【2】まとまりやすいワンレン気味のこなれボブ
「大人世代はトップがぺったりしてボリュームが出づらい、というお悩みが圧倒的に多いですよね。生え際の白髪も気になってきて余計に、自然なふんわり感を出して白髪もカバーしたいとおっしゃる方も多いです。そんなお悩みを抱える方におすすめなのが、今回ご紹介するボブスタイル。分け目を少しサイドめにとり、ふんわり感をアップさせたボブなら、大人の髪悩みはさりげなく解消。ワンレン気味でしなやかな動きのあるスタイルなので、こなれた印象に見せることもできます」(marr 中目黒店 マネージャー 土田麻美子さん)。
<スタイリング方法>ブローするだけで簡単に決まる!
ぺったりしがちなトップは特に、根元をブラシで立ち上げるようにブローするのがポイント。洗髪して乾かす際にも、このひと手間を加えておくと翌朝もスタイリングしやすいはず。
<STEP.1>トップ部分は根元から髪をふんわり立ち上げるようにブロー
<STEP.2>毛先もブラシでブローして内巻きに
<STEP.3>サイド~顔周りはリバース巻きで華やかな動きをプラス
<面長×ショートヘア スタイリングのコツ3か条>
- ツヤを残しながら毛先には自然と丸みを出すグラデーションボブで、いつでもまとまる美髪に
- 顔周りのみ短い毛をさりげなく仕込み、軽やかさ&動きを出す
- 生え際から髪を立ち上げるようにブラッシング&ブローして、トップのぺったり感を解消
スタイリング剤は髪質で使い分けを。硬い髪にはツヤを出すバームやオイルを、柔らかい髪ならクリーム系ワックスがおすすめです。
40代に似合う【ワンレン気味のしなやかこなれボブ】分け目ふんわり、気になる生え際も自然にカバー
「ベース型」さんにおすすめ
【1】ふんわりした菱形で、輪郭から視線を外すショートヘア
「全体のシルエットを菱形に近づけるだけで印象は変わります。頭頂部でも真上ではなくちょっとうしろ寄りの毛束を根元から立ち上げるように巻いて、耳のあたりをふんわりさせるだけでバランスのいい菱形シルエットになります。スタイリングをしてもすぐに寝てしまう髪質なので、スライドカットで内側から立ち上がりやすいようにしています。また、表面を短くするとつやが出にくくなるのでレイヤーを入れず、すべて内側で調整しています」(DIFINO aoyama 店長 山口祐亮さん)。
<スタイリング方法>頭頂部のうしろ寄りの髪を巻いて根元を立ち上げて菱形をつくる
頭頂部のうしろ寄りの髪を根元から巻いて、後頭部にふわっとかぶせるようにすると、頭頂部の立ち上がりが生まれるだけでなく、後頭部にも丸みが生まれます。ひとつのプロセスで2つの髪悩みがカバーできるんです。
<STEP.1>地肌をこすりながらドライヤーを根元にあてる
<STEP.2>くるくるドライヤーで頭頂部のうしろ寄りの毛束を内巻きに
<STEP.3>ワックスを髪の中間から毛先にかけてなじませる
<ベース型×ショートヘア スタイリングのコツ3か条>
- 全体のシルエットを菱形に近づける
- 頭頂部の真ん中ではなく後頭部寄りの根元を起こす
- スタイリング剤はバームではなくワックスでスタイルをキープ
バームはつやは出るのですがテクスチャーが重いので髪がペタッとなります。ワックスの方がふんわり感を1日キープできます。
猫っ毛でもふんわりとした華やかな印象になれる「ショートボブ」
【2】ふんわりした菱形で、輪郭から視線を外すショートヘア
「年齢を重ねると1本1本が細く毛量も少なくなってきてボリュームが出づらくなってきた、というお悩みも多々。ふんわりボリューム感を意識したショートスタイルのニーズがとても高いです。でもショートとはいえさっぱりクールになりすぎるのも…という声も大人世代には多いので、女っぽさ、柔らかさはキープしながらも、ふんわりとした毛流れとこなれ感を両立させたスタイルをご提案します」(EMMA GINZA スタイリスト MARIAさん)。
<スタイリング方法>トップのみカーラーでボリューム出し。サイドの毛先は手ぐしブローでニュアンスを
ぺったりしがちなトップは、カーラーを巻いてボリュームアップ。毛先はアイロンは使わず、手でくしゅくしゅさせながらブローするだけでこなれたニュアンスが出せます。
<STEP.1>トップ部分は前向きにカーラーを巻く
<STEP.2>サイドの毛先は手でくしゅくしゅさせながらスタイリング
<STEP.3>カーラーをはずしてオールバックに
<ベース型×ショートヘア スタイリングのコツ3か条>
- レイヤーを程よく入れたマッシュショートで、媚びない女っぽさもボリューム感も両立
- 長め前髪で快活かつ小顔印象に
- スタイリングはアイロンは使わず、カーラーと手ぐしで抜け感をキープ
スタイリング剤はパウダーワックスや固まらないスプレーなど、トップのボリュームや前髪のニュアンスを自然にキープできるものを。
40代に似合う【ふんわりこなれマッシュショート】ぺったりしやすい髪にもボリューミーなニュアンスを
- TEXT :
- Precious.jp編集部