【目次】
透明感がない!くすみ肌の「原因」
古い角質の蓄積や血流の巡りの悪さが関係
本来、はがれ落ちるはずの古い角質が溜まってしまうと角質が厚くなり、肌はなんとくグレーがかったような透明感のない肌に見えてしまいます。例えると、汚れてしまった窓ガラスをそのまま放置しているような感じでしょうか。ターンオーバーが乱れる40代以降は、角質ケアで肌のお掃除を定期的に行うことが必要。ターンオーバーを促して、肌の生まれ変わりをサポートしてあげることも大切です。
基本的なスキンケアでお手入れすることも大切ですが、疲れや睡眠不足の人は血流が悪くなるので首やデコルテ、ボディマッサージで巡りのいい状態をつくってあげることもポイント! 肩こりはもちろん、頭皮や全身のコリをほぐすことも、くすみ解消につながります。ストレスも血流の巡りを悪化させる、くすみの大敵。好みの香りに包まれたり、リラックスできる環境を整えてみて。また塩分の多い食事を好みがちな人は、くすみ予備軍として要注意。食事のバランスも意識することが大切です。
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透明感のある肌をつくるケア方法【7選】
【1】刺激を与えず、しっかり汚れを落とす
スキンケアのなかで、最も肌の負担となるのが、クレンジングと洗顔です。特にクレンジングは、落とし方によって、肌へのダメージが変わってくるもの。なので、正しい落とし方を今一度、ここでしっかり確認しておきましょう。落とし方の基本は、メイクをしっかり浮き上がらせることです。ゴシゴシするのではなく、桃の表面をなでるかのように優しく、肌に触れるか触れないかくらいの力加減で行います。ここでもうひとつポイントとなるのが、なじませる時間です。短すぎてもメイクがきちんと浮き上がらないですし、長すぎてもメイク汚れがずっと肌上にあることになり、どちらも肌にとっては負担に。時間は1分くらいが目安です。そのほか、洗い流すタイプは、しっかりと乳化させてから流すと、ベタつきがなく、すっきりと落とすことができます。拭き取りタイプは、こすらないように、優しく拭き取るように心がけましょう。上手にメイクが落とせると、それだけで透明感がアップしてきます。
肌がしっとり、くすみも解消!クレンジングバームの使いこなし術10ステップ
【2】たっぷり保湿をする
「肌が水分不足の状態になると、シミやたるみは悪目立ちしてきます。そんな肌にはローションパックが最適」と語るのは、美容家の瀬戸口めぐみさん。「肌の最も外側にある角層に水をたっぷり入れ込むと、それだけでくすみやシミ、たるみを速攻で立て直すことが可能に。なぜなら、肌のキメは『水』でないとパンパンにならないから。水をしっかり入れ込むことで、光の反射率が上がり、透明感や艶、ハリのある美肌に見えるのです。それにはただローションを塗るのでは足りず、パックで角層を水に漬け込み、1週間で1本分のローションを入れ込む必要が。化粧崩れもしにくくなります」(瀬戸口さん)。
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【3】ビタミンC配合コスメを取り入れる
「ビタミンCは、シミ対策やターンオーバーの促進、抗酸化作用、コラーゲン生成の促進、角化の正常化など、透明感のある美白肌へ導く作用が備わっている優秀な成分。また、ビタミンC配合のコスメを朝つけると日焼けによるダメージ予防にもなるので、今の季節はマストです。ひと口にビタミンCと言っても、ブランドによってアプローチ方法が異なるので、濃度や使用感など、ご自身に合ったビタミンCを見つけていただきたいです。私的には、美容液で使うのが即効性も感じられておすすめ。その場合は、その後に必ず保湿効果の高いクリームで仕上げるとさらに美肌効果が感じられます。また、コスメの“効き”は、使って心地いいこと、ご機嫌でいられることも大切ですので、テクチャーや後肌感など、ご自身の五感を満たすアイテム選びを楽しんでいただきたいです」(美容家 深澤亜季さん)。
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【4】角質ケアコスメを取り入れる
「肌が薄く脆弱なせいで苦手だったピーリングケアですが、今は大好物に転じて欠かせない習慣になっています。近ごろのピーリングコスメは昔のそれとは別物。角質除去効果はよりパワフルにスピーディに。同時に潤いや修復の成分をすばやく送り込んで肌をなだめつつ、強く美しく再生させるという賢さなのです。」(ビューティ ディレクター 松澤 章子さん)
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【5】あらゆる「光」から肌を守る
今までは、紫外線だけが老化の要因とされてきましたが、近赤外線や可視光線のブルーライトは紫外線以上に、肌の真皮の奥まで入り、シワやたるみの大きな原因であることがわかってきています。ブルーライトは、スマホやパソコンなどから人工的に発せられ、「スマホ焼け」などといわれ、肌細胞を変色させ、肌をくすませます。また、近赤外線はジワジワと肌の奥で長期的に老化を促進してしまう可能性があると考えられている怖い「光」のひとつ。これらの「光」もしっかりカットし、アンチエイジング効果のあるスキンケア成分との相乗効果で、老化をくい止めてくれるUVを厳選しました。高機能なUVを味方につけ、老化を減速させるべく、予防に力を入れてみて。
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【6】入浴で血行促進する
「ただでさえ年齢的に代謝が下がっているのに、冷たい風に晒される冬場はさらに体の中から冷えやすく、血液循環が滞りがち。そうすると、むくみやくすみが肌に顕著に出てしまいます。そこで私は予防的に、バスタイムを大切にするようにしています。昔はからすの行水でも平気だったのですが、40代に入ってからは明らかに顔色や肌の質感が違うと感じるように。体全体の循環を良くするためにバスソルトを入れて、お風呂のフタで首まで覆ってサウナ状態にして入浴しています。しっかり発汗することで体全体のむくみがとれ、顔のくすみや濁り感も一掃。入浴後のスキンケアの吸い込みもよくなるような感じがして、化粧水と美容液、クリームを使い、水分と油分をバランスよく入れ込んでちゃんとラップすることを意識しています」(モデル 真樹麗子さん)。
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【7】食べ物で内側から肌を整える
\透明感のある肌に促す、おすすめの食べ物/
(1)アジ
アジはオメガ脂肪酸がたっぷり。肌の代謝を促してくれるので、透明感のある美しい肌をキープ。女性ホルモンを整え、美肌をサポートしてくれます。小~中型のアジは5~7月が旬! 脂のりが良く、旨みもたっぷりなので、ぜひおいしい季節に味わってみてくださいね。
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(2)トマト
「トマト」は、リコピンが多く含まれます。リコピンは、トマトの赤色の色素成分のこと。強力な抗酸化作用があり、βカロチンと比べると約2倍のパワーがあると言われています。紫外線で生成されるメラニンを消してコラーゲンを生成するので、気になるシミやシワを防いで美肌効果を発揮します。
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(3)たまねぎ
たまねぎは新陳代謝を促す硫酸アリルがたっぷり。この成分はデトックス効果が高く、毒素を体外に排出してくれるので、たまねぎは毎日の食卓に取り入れたい一品です。肌荒れやニキビの原因となる毒素も、外に出してくれるので美肌効果を期待できます!
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- TEXT :
- Precious.jp編集部