【目次】

「タイツとストッキングの違い」は?


 

一般的に「タイツ」は防寒目的として使用されることが多く、25デニール以上のものを指します。さらにデニールが濃いと、見た目の引き締め効果が得られるのもポイントに。「ストッキング」は素肌を美しく見せるのが目的で、25デニール未満の薄手のものを指します。

「いつからいつまで」履く?


タイツやストッキングが活躍する時期は、やや肌寒さを感じるようになる10月から、春までが一般的のようです。10月や春には薄手のデニールを、寒さが深まれば60〜110デニールのように、体感温度に応じてデニール数を変えていきましょう。

「スカート」コーデを引き締める


スカートを履きたいけれど、素足を出すと冷えが気になる。ミニスカートを履きたいけれど、脚の露出が気になる… そんなときに役立つのがタイツとストッキングです。レッグラインの引き締め効果が手に入り、品のよさがアップするのも高ポイント。

素肌をカバーしてモダンな印象を高める

 

カジュアルなプリントビッグTシャツに、凛としたタイトスリットスカートを合わせたミックススタイル。TシャツのインにロンTを仕込み、さらに素足をタイツでカバーして肌見せ面積を調整すれば、きりっとしてモダンな印象が高まります。

防寒にもなる黒ハイネックニットとタイツを活用

 

グレーニットプルオーバーと黒スカートのシンプルな着こなしは、黒のタートルニットとタイツを忍ばせて防寒力をアップさせながら単調さを防止。シューズのカラーも黒で繋ぐと、好バランスに着地します。

ストッキングを加えれば色香が漂う

 

ストッキングで素足にお化粧効果を加え、ミニスカートスタイルをぐっと大人顔へ。ノーブルなネイビーニットとトップグレースカートの組み合わせなら、上品に整います。仕上げにスカーフを首元にあしらい、華やぎをクリア。

ストッキングと白靴下をレイヤード

 

黒を基調とした着こなしを披露した、ヘイリー・ビーバー。プレーンなニットにデニムスカート、光沢感のあるジャケットを合わせれば奥行きが宿ります。ストッキングと白靴下のレッグコーディネートで、リズミカルに導いて。

露出部分をカバーして脚長に

 

黒タイトミニスカートとロングブーツというシックな組み合わせは、脚の露出部分をタイツでカバーすると脚長効果を高めることに成功。カットソー、カーディガン、ミドルコートを重ねて小気味よく。

さりげないドットがフェミニンさを後押し

 

ベージュのジャケットとロングコートを重ねたスタイルに、白のティアードスカートを柔らかく見せたアレクサ・チャン。黒のタイツと小物で引き締めれば、大人レディな仕上がりに。タイツのさりげないドットがチャーミング!

「ワンピース」に加えて上品さをアップ


一枚でコーディネートが完成するワンピースですが、タイツやストッキングを加えてレッグラインを引き締めれば、上品さが高まります。凛としたフェミニンスタイルで、シックなオーラを放って。

辛口な足元コーデで糖度を中和

 

ミニ丈とフレアラインがキュートなニットワンピースは、スタイリッシュなグレーを選んで幼さをセーブ。ストッキングと重厚感のあるロングブーツでスパイスを香らせれば、甘くなりすぎず好都合。モノトーンに映えるよう、ブラウンバッグはビッグサイズをチョイス。

薄手のタイツを仕込んで黒に変化をつける

 

ツイード生地がエレガントなミニワンピースに、薄手のタイツ、ツヤのあるブーツを合わせ、同じ黒の中でも変化をつけると好バランス。フィット感のあるブーツを選び、美脚効果を獲得。

タイツとブーツを同化させ脚長に

 

ワンピースのプリントカラーを拾って、ほかのアイテムもベージュと黒で構成。デニール数の高いタイツと黒ブーツを繋げば、すらっと脚長に見せることに成功。さらにロングコートがIライン効果を加えてくれます。

透け感を持たせれば単調にならない

 

ワンピースとチェスターコートを重ねた、レディなオールブラックスタイルを披露したアレクサ・チャン。ドレッシーさを高めるタイツは、透け感のあるデニールを選ぶと奥行きが生まれます。先の尖ったパンプスを合わせ、凛とした表情へと誘導。

黒の面積を増やして格好よく

 

ドッキングミニワンピースに、ウエストがくびれた構築的なロングコートを重ねてグラマラスに。タイツを投入して黒の面積を増やすと、格好よさが引き立ちます。ワンピースの色を拾ったバッグを携え、メリハリを宿して。

ブラックコーデが間延びしない

 

程よく透け感のあるタイツと白靴下をレイヤードすれば、黒を基調とした着こなしものっぺりしません。タイトミニワンピースと落ち感のあるコートでIラインを強調し、スタイルアップ効果を上乗せ。

「ショートパンツ」で甘辛ミックスに


生き生きとしたチアフルな「ショートパンツ」も、タイツ、ストッキングを合わせると甘辛ミックスな仕上がりに。大人に似合うコーディネート見本を厳選しました。

柔和なカラーを引き締め

 

ごく淡いベージュのハイネックニットに、ブラウンのショートパンツを合わせたフェミニンスタイル。黒のタイツとロングブーツでレッグラインを引き締めつつ、同じカラーのバッグで視線を分散させればメリハリたっぷりに仕上がります。

キュートなフレアショートパンツを大人顔へ

 

ふんわり広がる形がキュートなショートパンツは、太ももを細く見せる効果も。揃いのシャツは、パワーショルダーデザインでモダンさを演出。黒タイツ、レディな赤パンプスで大人らしくまとめました。

黒のボトムコーデで黄色の鮮やかさを引き立てて

 

黒で統一したボトムコーデは、カジュアルなデニムショートパンツ、透け感のあるタイツ、ツヤのあるローファーの組み合わせで間延びを防止。きりっとした黒だからこそ、イエローニットの鮮やかさが引き立って。

透けるタイツとかごバッグで軽やかさをプラス

 

生き生きとしたショートパンツに、丈が長めのシャツジャケットを重ねてヒップラインをカバー。黒で繋ぐと凛とした雰囲気が高まります。透け感のあるタイツとかごバッグを加え、黒をメインとした着こなしに軽やかさをトッピング。

モノトーン×レザーで辛口に

 

アクティブなショートパンツも、黒レザーを選べばモダンさを両立できます。同じ色と素材の小物を合わせ、引き締め効果をアップ。透けるタイツで奥行きを授けたら、上半身ではグレーのグラデーションを作りまとまりよく。

タイツとロングコートをプラスし冬仕様に

 

クラシカルな雰囲気のチェック柄ショートパンツに、タイツとツイードロングコートを重ねて冬仕様に。グレーをメインにすれば、フェミニンのなかにスタイリッシュさを加えることができます。

「靴」ブーツやスニーカーなどでテイストチェンジ


タイツやストッキングに合わせる「靴」を変えると、テイストチェンジに繋がります。カジュアルやきれいめなど、導きたい印象を叶えるために、足元にもってくるアイテムにこだわって。

「パンプス」なら上品さが倍増

 

タイツやストッキングに「パンプス」を合わせれば、レッグラインが綺麗に見えて上品さが高まります。俳優のエミリー・バンバーは、ファンデーション効果のあるストッキングと黒パンプスを合わせ、愛らしいニットワンピースをレディに誘導。

「スニーカー」でアクティブに

 

タイツやストッキングを着用するのは、レッグラインが見えるボトムを履くときが多いですよね。タイツで引き締めつつ、カジュアルな「スニーカー」を合わせるとアクティブさがアップします。見本のようなモノトーン配色なら、大人らしさを両立することに成功。

「ブーツ」ならバランスアップが叶う

 

黒でリンクしたタイツやストッキング、「ブーツ」の組み合わせで脚長効果を手に入れましょう。なかでもロングブーツなら、膝下をカバーすることができ好バランスに着地。

「ローファー」合わせでトラッドな足元へ

 

タイツやストッキングで覆った脚を「ローファー」で受け止め、トラッドなムードをアピール。ローファーと好相性な白靴下を加えると、さらなる立体感が宿り絵になります。

「サンダル」の活躍シーンを広げて

 

春夏に活躍する「サンダル」は、タイツやストッキングを合わせれば役立つシーン、シーズンが広がります。華奢な形のサンダルを選ぶのが美脚に見せるコツ。

【番外編】黒以外の「カラータイツ」でお洒落心を満たす


黒以外の「カラータイツ」を活用すれば、周りと差のつくお洒落が楽しめます。けっして派手にならず、大人の上品さをキープできるスタイリングアイディアをお届け。

品よくしなやかなオールブラウンスタイル

 

こっくりとしたビターなブラウンでまとめれば洗練オーラを放てます。光沢感のある素材をメインにすると、けっして地味になりません。難しそうなカラータイツも、ベーシックカラーを選びつつ、ほかのアイテムも同じ色でまとめれば簡単。

グレーが意外とチャレンジしやすい

 

清楚な白シャツは、付かず離れずなシルエットでこなれ感をアピール。カジュアルなデニムスカートも、タイトシルエット×グレーなら格好いい雰囲気に。スカートと同じ色のタイツを仕込み、足元をすっきり見せながら新鮮さを獲得。

深みのあるグリーンでまとめぴりっと辛口に

 

オリーブグリーンやカーキを重ねたワンカラーコーディネート。引き締め効果があり、辛口ムードを備えた深みグリーンのタイツなら、取り入れやすいのに洒落感を宿すことができます。ツヤのあるポインテッドトゥパンプスを投入しシャープにフィニッシュ。

レザーコートのタフさをアシストする赤タイツ

 

共布ベルトできゅっとウエストマークすることで、レザーコートをドレスのように着こなして。赤タイツとワインレッドパンプスのマチュアな組み合わせが、さらなるモード感に貢献。

この記事の執筆者
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EDIT&WRITING :
阿部芙美香
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