白銀の世界へ! 冬のグランドオープンを迎えた『雪(せつ)ニセコ』に “癒やし” が待つ
北海道・ニセコのラグジュアリーホテル「雪ニセコ」までは、北海道・新千歳空港から約2時間半のドライブ。ホテルにハイヤーの手配をお願いすれば、空港からホテルまでのアクセスはとてもスムーズです。
ホテルに到着し、車から降りて振り返ると、晴れた日には目の前に雄大な羊蹄山! 滞在の期待が高まります。エントランスを入ると、鹿のオブジェや大きな暖炉が配されたラウンジに迎えられ、リゾート気分に!
滞在は2ベッドルーム・スイートに
館内デザインは、世界の建築家 Top100に選ばれている「W-Architects」のマネージングディレクターである、モク ウェイウェイ(Mok Wei Wei)⽒が手がけています。
今回、滞在したのは「2ベッドルーム・スイート」。カジュアルなスタジオタイプから、10人が泊まれる4ベッドルーム・スイートまで幅広い客室カテゴリがありますが、ラグジュアリーなお籠りステイには、この「2ベッドルーム・スイート」が最適です。
広いリビングに加え和室、2つのベッドルーム、バスルームも2か所あります。
ウェルカムスイーツは、地元のパティシエールによるマカロンがお茶とともに用意されています。
2か所のベッドルームはツインとダブル。
バスアメニティにもこだわりがあります。シャンプー、コンディショナー、ボディソープなどは「SIRACA FOREST(シラカ フォレスト)」のアイテム。近隣の蘭越町(らんこしちょう)のシラカバ樹液や、ニセコ町のトドマツエキスを使ったオリジナルです。
歯ブラシなどのアメニティは客室に備え付けではなく、必要なものがあればホテルフロントで選ぶシステム(大浴場の受付にもあり)。
キッチンには、オーブンや冷蔵庫、炊飯器や基本的な食器・カトラリーが揃い、ランドリーも付いているので、コンドミニアムのように滞在できるのもポイントです。
お部屋で一息入れたら、予約しているスパトリートメントを受けにスパへ! まずは、その前に温泉につかって体を温め、旅の疲れを癒やしましょう!
温泉&極上のスパトリートメントで癒やされる
なんとホテルのワンフロア全体がウェルネスセンターになっていて、スパと大浴場、4つの貸切温泉、サウナ、フィットネスセンター、ヨガスタジオを備えます。広さはなんと750平米!
温泉は宿泊者専用。泉質はナトリウム塩化物-炭酸水素塩泉で、くせはなく少しとろみがあって、疲労回復にはぴったりの温泉です。貸切温泉は4つあり予約制です。
温泉で十分に体を温めてから、「六花(リッカ) スパ」へ。「ラピデム トウキョウ」が監修し、東洋医学に基づく伝統療法をベースに、ニセコの自然の恵みを取り入れたプログラムが用意されています。
「アンヌプリの大自然の儀式」は、熟練のセラピストによるハンドトリートメントとホットストーンやスティックを組み合わせたオリジナルのメニュー。
まずは、目的別(疲労回復、リラックス。自律神経を整える、免疫力アップ、デトックス・エイジングケア)に5種類用意されたブレンドオイルの中から、今日のトリートメントに使うものを選びます。香りの好みで選んでもいいし、目的で選んでも。
まずは、北海道産のハーブ、塩や北海道産の地酒を使って、ゆったりと足浴を。
蕩けるようなオイルトリートメントの合間に経絡のツボを刺激し、ストレッチも。ホットストーンはマッサージに使うのに加え、背中や手のひらに乗せ体の芯から温めます。今回も、いつの間にか、うとうとと……。
トリートメント後は全身すっきり。気分もリフレッシュして、パワーチャージできたようです!
北海道の美食でグルメ心を存分に満たして
美食もこのホテルの大きな魅力です。レストランが数か所ありますが、グルメスポットとして話題を集めているのがメインダイニングの「méli mélo -Yuki No Koe-」です。
北海道産の厳選された旬食材を使ったフレンチイタリアンのディナーコース、そして、選び抜かれた国内外、もちろん北海道産のワインも楽しめます。
ほかにも、ランチはラーメン、夜はバー使いもできる「AFURI」のほか、12月からは天ぷら「あら木」や「蟹鮨 加藤 INORI」もオープン。毎晩、異なるジャンルの美食を味わう楽しみもあります。
翌朝食は「méli mélo-Yuki No Koe-」にて、好みのものを好きなだけ。地元産の野菜、魚介などたんぱく質もしっかりと補給しましょう!
お籠りして「ちょっと体を動かしたい!」という時には、再びウェルネスフロアへ。温泉だけじゃなく24時間利用できるジムがあり、朝や夕方にヨガレッスンを受けることもできます。初心者から上級者まで、レベルに合わせたレッスンをしてくれるのもありがたいですね。
お籠りして過ごしても飽きずに楽しめる要素がいっぱい。さあ、早速、ニセコへの冬の旅を計画して!
『雪ニセコ』
住所/北海道虻田郡俱知安町ニセコひらふ1条2-6-9
問い合わせ先
- TEXT :
- はまだふくこさん ライフスタイルジャーナリスト
- WRITING :
- はまだふくこ