ブルガリ リゾート&レジデンス ドバイに、海から訪れました
世界で初めてとなるマリーナとヨットクラブを備えたブルガリホテルが、ここドバイにオープンしたのは、2017年12月のこと。

イタリアンデザインのシンプルさのなかに、シックな贅沢さがうかがえる、いま最もドバイで話題のホテルです。お値段は一泊3千ディルハムから、団体客が押し寄せる大ホテルが苦手な方におすすめです。

そんなブルガリホテルに、お正月明けにさっそく行ってきました。それも海から。
というのもまだ建設中だったころから、うちの小さなボートでランチに行けたら素敵だろうなあと漠然と思っていたのですが、電話一本で予約するだけで、簡単にヨットクラブに停泊させてもらえるのです!
マリーナでは心温まるお出迎えが

ヨットの到着時間を伝えておいたところ、なんと白と紺の素敵なユニフォームのスタッフがマリーナで我々を待っていてくれるではありませんか。

ボートから降りようとして足元を見たら、そこにはブルガリのブルーカーペットが! なんてシック! 後にも先にも、マリーナでこんなに丁重に迎えられたことはなかったので、感激しました。

ヨットクラブにはカートが用意されており、それに乗ってマリーナの向かいにあるカジュアルなイタリアン「Il Cafe」へ。


リコッタチーズのタリアテッレに、大きなトリュフのスライスが気前よく盛られたメインに舌鼓を打ち、デザートとコーヒーをいただきました。

対岸に停泊した豪華なクルーザー(その横で豆のように見える我が家のボート)と海を眺めながら、太陽がいっぱいの屋外のパラソルの下でいただくイタリアンは格別でした。日本人女性の給仕の方もいらして、とても気持ちのよいサービスでした。お値段は心持ち高めでしたが、雰囲気が素晴らしいのでよしとしましょう(笑)。

ボートに戻ると、ブルガリのスタッフからの「本日はブルガリリゾートへお越しくださってありがとうごさいます。イル・カフェでのランチを楽しんでいただけましたら幸いです。どうぞお気をつけて航海なさってください。ブルガリマリーナチームより」と書かれたメッセージカードが置かれているではありませんか。再び感動。

真にラグジュアリーなサービスとは、このようなあたたかい心配りにあると感じます。
周りには豪華なクルーザーが停泊していて、我が家の釣り仕様のボートは笑ってしまう程小さく見えるのですが、そんな私たちにも心憎い演出をしてくれるブルガリホテル。
一気に私のお気に入りホテルNo.1になりました。翌々週、もう一度家族全員で行ってしまったほどです。
ホテルの内装はシンプルでオーガニック
続いて、ホテルの内部をご紹介させていただきます。

ホテルの内部はシンプルでオーガニック。ほとんど木目調なのがとても贅沢かつシックです。フロアから天井、珊瑚をイメージしたひさし、インテリア、トイレに至るまで、計算し尽くされたデザインがいかにも(さすが)ブルガリという感じです。

プールと執事付きのヴィラは住居のような心地よさ
私が訪れた際は101室すべて満室でしたので、バトラー付きヴィラ(1万ディルハムー1万2千ディルハム)を拝見させていただきましたが、今すぐ住みたい!と叫びたいくらいに素晴らしい。


ゆったりしたリビングや大きなウォークインクローゼット、いかにもホテル仕様でない自宅のようなインテリアが、ホテルなのに豪華な自宅に居るような気分にさせてくれます。

海や観光から疲れて戻って来てドアを開けた瞬間、「ただいま〜」と言いたくなると言えば、雰囲気がわかっていただけるでしょうか。

窓からは小さいけれど趣味のよいお庭も見え、本当に落ち着きます。私にとって初めての感覚でした。

アラビア湾に面したスパの25mプール、イタリアの3つ星レストランのシェフがキュレーターのレストラン「Il Ristorante by Niko Romito」、アラビア湾を見下ろすバー「IlBar」、ブルガリ イル・チョコラートのブティックなど、ブルガリの宝石のように見どころが満載です。

タツノオトシゴを形どった人口の湾にできた島・ブルガリリゾート。6棟のレジデンス、101室のホテル、20のホテルヴィラ、ビーチクラブ、マリーナとヨットクラブから構成され、すべてのお部屋が、アラビア湾かドバイのスカイラインに面しています。

海路でドバイにいらっしゃる方、他国でブルガリホテルに宿泊されたことがある方、最新の設備のあるホテルに宿泊されたいという方は、どうぞドバイの中心地にできたこの「アーバンオアシス」にお越しください。
問い合わせ先

- TEXT :
- de Suyrot辛島慶子さん ドバイ在住マダム