【目次】
- 【基本】40代におすすめのアイメイクのやり方
- 【1】かっこいい印象に見せる、40代の二重アイメイク
- 【2】可愛い印象に見せる、40代の二重アイメイク
- 【3】目元のくすみ・たるみを解消するアイメイク
- 【4】化粧崩れとくすみを解消するアイメイク
【基本】40代におすすめのアイメイクのやり方
■アイシャドウ→マスカラ→アイライナーの3ステップで目力がアップ
目力を強化させるとなると、どうしても「強さ」を求めてしまいがちですよね。しかし、大人の目力にはやりすぎ感が否めません。そこで今回は、上質で品のある目力を3ステップで叶えます。順番は、【1】透かしアイシャドウ、【2】カールマスカラ、【3】点アイライナーです。
そもそも私たちは、目の大きさというと、目のフレームに沿った形だと思いがち。けれど、実は、上まつげの先端から下まつげの先端までを他人は「目」だと認識しているというデータがあるのです。ということは、アイメイク次第で目を大きく見せることが可能だということ。以下から、目を上品に大きく見せ、目力を効果的にアップさせる方法をご紹介します
【1】アイシャドウ<3STEP>
まずはアイシャドウから。ボルドーやカーキ、ブラウンなど、こっくりとした色合は深みのある印象的な目元になりますが、まつげを際立たせるにはちょっと不向き。そんなときにオススメなのが、注目の「透け感」のある発色。若いころの目力が「強さ」だとしたら、大人の今の目力は「繊細さ」で引き出します。繊細さで目力を出すには計算が必要。繰り返しになりますが、目の大きさは上まつげの先端から下まつげの先端まで。そのため、まつげを縦に広げ、最大限に生かします。そして、そのまつげの存在感が際立つ、透明感のある発色のアイシャドウを選び、まつげの引き立て役に徹底させるのです。最後は、まつげの隙間を埋める点アイライナーでまつげ増毛の疑似効果を出すだけ。それでも、目力は驚くほど宿るようになるのです。
目力というと、しっかりとアイシャドウで目元に立体感をつくり、引き締めないと! と思う方が多いのですが、実はこれ、逆効果になることが。冒頭でもお伝えしたとおり、目の大きさは上まつげから下まつげまでの先端から先端までを意味します。ということは、まつげの存在がしっかり見えないと目力が存分に発揮されないことになるのです。締め色のアイシャドウをしっかり塗ってしまうと、まつげが濃い色に重なってあまり認識できません。それでも目力は出るかもしれませんが、大人の品格ある目力は宿りにくくなってしまうのです。しかし、水彩画のような透け感のあるアイシャドウなら、まつげをくっきりと際立たせる効果が出ます。
<STEP.1>まぶたの中央にアイシャドウをおいてアイホールにのばす
塗るとき、まずはアイシャドウを薬指にとります。アイホール全体にのばしていくので、薬指の第一関節分を指にとってみてください。そして、ちょうど黒目の上あたりに薬指をのせましょう。
<STEP.2>薬指でワイパーのようにしてなじませる
1で上まぶたにのせた薬指を、ワイパーのように左右に大きく動かしながら、のばしていきます。このとき、黒目の上がいちばん濃く、目頭と目尻に向かうにしたがって自然と淡くなるようにしましょう。すると、自然なグラデーションがついて、肌なじみがアップします。
<STEP.3>下まぶたにも同じ色をスッとひと筋のせる
下まぶた用に、上まぶたにのせたのと同じアイシャドウをチップ、または綿棒にとる。黒目の下におき、目尻側、目頭側へとぼかす。涙袋分の幅になるようにのせるとちょうどよい。
【2】マスカラ<3STEP>
まつげを長く見せるには、もちろんロングラッシュタイプのマスカラが必要不可欠。しかし、それにも増してポイントとなるのがカール力です。しっかりと根元から立ち上げ、キープする力が大人のまつげにはマスト。カール力、そしてロングラッシュ効果、さらにセパレート力もあったら、大人にとって最強の目力アップマスカラです。
私たちは目力のあるまつげ=ボリュームと思いがちです。確かに若いころならいいのかもしれません。ですが、品格のある大人の目力を目指すなら、断然まつげの長さとカールのふたつが必要になります。理由は、まつげ1本1本にはボリュームが出るものの、束になってしまい、まつげの本数が少なく見えてしまうから。けれども、しっかり根元からカールさせて、まつげに長さを出し、扇状にキレイにセパレートすると、パッと華やいだ印象の、上品な目力がかなうようになります。このとき、下まつげにも長さをしっかり出すように塗ると、より効果的です。
<STEP.1>上まつげを根元から持ち上げて目頭方向へ
マスカラは、ブラシをよくしごき、液を適度に落としてから塗るのが鉄則。ブラシを中央のまつげの根元に当て、目頭の方向に引くように持ち上げて塗ります。すると、自然と扇状に広がるように。
<STEP.2>目尻側はブラシの先端で斜め上へと引き上げる
目尻側はブラシの面ではなく、先端を使って、まつげの根元からグッと押し上げるようにしながら塗っていきましょう。目尻側1/3までを、同じように先端で塗っておいてください。
<STEP.3>下まつげは目尻から中央に寄せるように
下まつげに塗るときは、ブラシの先端など細かく塗れる部分を使い、目尻側から中央に向かって寄せるようにして塗ります。下まつげは目尻側に多く生えている場合があるため、下に長さを出すため、中央に寄せると効果的です。
<STEP.4>最後に下まつげを下に向けて整える
中央から目頭の下まつげを下に向かって引くようにして塗ります。最後にまつげ全体をとかすようにして真下に向かって塗り、毛流れを整えればOK!
【3】アイライナー<3STEP>
まつげとまつげの間が抜けて見えると、せっかくの透かしアイシャドウやカールマスカラの効果が半減し、スカッとした弱い印象になってしまいます。そのため、アイライナーで点々と隙間を埋めておくという細部にまで手を加える必要が。それには、ライナーの先端が細いと使いやすく、失敗がありません。それでは実際、どのように透かしアイシャドウ、カールマスカラ、点アイライナーを使うといいのか? 以下から、具体的なテクニックを伝授していきます。
透かしアイシャドウに、しっかりカールされた長いまつげに仕上がったとしても、それだけでは実は足りません。点アイライナーを入れたほうが目力が強いのは明らかです。まつげとまつげの間に隙間があると、せっかくアイシャドウやマスカラで上品な目力を出していても、少し間が抜けて見えてしまいます。しかし、しっかりとまつげの隙間を埋めてあると、キュッと引き締まって見え、より目力が強く見えるようになるのです。ここで注意したいのが、ラインの引き方。目の際にラインを引くのではなく、まつげの隙間を埋めるだけのさりげないラインのほうが繊細で品格のある目力が実現します。
<STEP.1>アイライナーで埋めたい場所はまつげとまつげの間
顔の斜め下から鏡をのぞき込むと、まつげの隙間がよく見えるもの。このまつげとまつげの間をつなげるようにして、アイラインを入れていくと、まつげが密集して生えているように見えます。
<STEP.2>小さく左右に描きながら埋めていく
アイライナーの先端で、まつげの隙間を左右に小さくジグザグさせながら埋めていきます。このとき、アイライナーの先端はまつげの下から差し込むような形で描いていくのがコツ。黒目の上から目尻に向かってまず入れていきましょう。
<STEP.3>目頭はそっと抜くように最後は細く
黒目の上から目頭に向けては、まつげのある部分を埋めていきます。また、目頭に向かうにしたがって徐々に細くなるように埋められると、自然な印象の仕上がりに。最後のまつげの部分は、スッと力を抜くようにラインを入れてみてください。
ボンヤリ目元が若返る!品格を失わずにしっかり目力がアップする「簡単3ステップ」
【1】かっこいい印象に見せる、40代の二重アイメイク
■指塗りだからこそ、絶妙な抜け感が!
ブラシやチップと違い、指塗りだとエッジがきつくならず、ふんわりと丸みをもたせられるから、力が抜けたようなリラックス&エレガントな仕上がり。塗る場所は複数だけれど、使う色は目元1色、頬と唇で1色。だから、軽快で洗練されたワントーンの印象に。簡単&短時間で仕上がるのに、まるで時間と手間をかけて丁寧に仕上げたようなナチュラルさが、このメイクの魅力です。
ふっくらとした指の腹は、のばす、なじませる、ぼかすのに最適なツール。濃淡が自在に調節できるし、のせたいところに的確におけるなどコントロールがしやすい。さらに指の温度を利用してピターッと肌と密着&一体化させるのは得意中の得意。使用するのは力が入りにくい薬指。トントンとたたきながら広げたり、スッスッと色をのせたり…。これが基本の指使いです。
アイライナーペンシルの極太版ともいえる「クレヨン型アイカラー」。テクスチャーがソフトで“細くくっきり”・“ふわっとぼかす”、ついでにグラデーションまでつくるマルチぶり。アイラインが苦手、という人ほど試してほしいアイテムで、色はまぶたに自然な立体感と陰影を生むパール入りブラウン系を。“描く” “指でぼかす”の動作だけで、抜け感のある今どきのナチュラルアイメイクに!
<STEP.1>まぶたの中心あたりのアイホールの半分の範囲に3本のラインをスッスッと描く
<STEP.2>薬指の腹を使って色をのせた中心から目尻、中心から目頭ヘとぼかす。速乾性があるので手早く!
<STEP.3>上まぶたの際に中央から目尻、中央から目頭の順に描いていく。少し長めに描くことで目の幅を広げてリフトアップ効果が
<STEP.4>STEP.3で長めに描いた目尻ラインを綿棒でスッとぼかしてなじませる。悪目立ちしない自然なリフトアップラインに
<STEP.5>目のフレームを強調する下まぶたラインはまつげが生えている範囲に。目頭→目尻に向かって軽いタッチでスーッと細く描く
「シスレー」“クレヨン型アイカラー”で【大人の旬顔メイク】アイラインが苦手な方にこそおススメな1本!
【2】可愛い印象に見せる、40代の二重アイメイク
■くすみモーヴで旬のアイメイクに
「アイホールにミディアムカラー、目の際にシェイドカラー、眉下や目頭にハイライトカラー…と、まぶたにグラデーションをつけたアイメイクは、抜け感が出にくく、堅苦しい印象になりがち。アイメイクで今っぽさを出すなら、アイシャドウは単色使いがおすすめです。今回はブラウン感覚で使える、くすんだモーヴカラーをチョイスして単色で使用します。目元を引き締めながら、眼差しにほんのり色気を宿すことができる大人世代にぴったりなカラーです。ペンシルタイプを選べば、テクニックいらずで旬な目元が完成」(長井さん)。
<STEP.1>上まぶたの際にダスティモーヴを
・パール感のあるくすみモーヴのペンシルシャドウを上まぶたの際、二重のラインの内側にのばし、その後、指で上向きにぼかします。
<STEP.2>下まぶたの目尻側にもダスティモーヴをのせて
・目の下の際、目尻から1/3にもくすみモーヴをのばし、指で目頭側に向けてぼかします。
<STEP.3>下まぶた目頭側にハイライトを
・下まぶたの目頭側に、パールピンクのペンシルシャドウをハイライトとして薄くのせます。
<STEP.4>上まぶたの際にアイラインを引いてリフトアップ
・ディープブラウンのペンシルライナーで、目尻側からアイラインを。一気に引くのではなく、小刻みに少しずつ引くのがコツ。
・目尻は、片手でまぶたを引き上げてから少しはね上げ気味に引き、目元をリフトアップさせます。
<STEP.5>アイラインを綿棒でぼかす
・引いたアイラインの上を綿棒でなぞってぼかしてアイシャドウとなじませることで、よりナチュラルな仕上がりが実現。
コンサバなグラデーションアイはもうおしまい!単色アイシャドウで抜け感のある今っぽい目元に
【3】目元のくすみ・たるみを解消するアイメイク
■ピンクのコントロールカラーとオレンジシャドウでフレッシュな今どきEYEに!
「まず、目のまわりのくすみですが、ファンデーションやコンシーラーだけでカバーしようとしないこと。厚塗り感だけが出てしまい、よれやくずれの原因にもなってしまいます。ピンクのコントロールカラーの部分使いが効果的。ワントーン明るくなった肌の上に、フェイスパウダーをのせれば、くすみのない均一な肌色に整います。続いて、まぶたのたるみカバーに有効なのは、トレンドのオレンジシャドウ。肌にハリ感をもたらす効果があり、今っぽさと若々しさの両方がかなうおすすめカラーです」(長井さん)
<STEP.1>コントロールカラーを目まわりにのせる
・ピンクのコントロールカラーを、少量手に取り、目のまわりに点置きして、指で目のまわりにクルクルと円を描きながら広げます。
<STEP.2>プレストパウダーをオン
・プレストパウダーをパフにとり、目のまわりにタッピングしながら薄く広げます。
・厚塗りはヨレやアイメイクくずれの原因になるので注意しましょう。
<STEP.3>アイシャドウをのせる
・アイシャドウのダークブラウンをブラシにとり、アイホールのやや内側に薄く広げます。
・まぶたに彫りを仕込んでおくことで、目元に立体感が出ます。
・アイホール全体(ダークブラウンのアイシャドウから少しオーバーさせるよう)に、オレンジのアイシャドウを重ねます。
<STEP.4>上まぶた目のキワにアイラインを引く
・アイライナーを上まぶた目のキワに引き、目元を締めます。黒やブラウンのアイラインよりも優しくこなれた印象の目元に。
目まわりの「くすみ」と「たるみ」は、最旬アイメイクでカバーできる!
【4】化粧崩れとくすみを解消するアイメイク
■アイシャドウとライナーのふたつだけ! アンチエイジング効果絶大メイク
これまでは若い世代にしか通用しなかったナチュラルなアイメイクも、コスメの進化により年齢を問わず挑戦できる時代に。アイメイクで使用するのは、クリームアイシャドウとブルーペンシルアイライナーのたった2品です。 クリームアイシャドウは、自然にメリハリのある目元がつくれるうえに、長時間ヨレない、くすまないといったメリットがあり、大人にぜひ取り入れてほしいアイテム。 そして、引き締め役のペンシルアイライナーには、清涼感があり、白目を白く明るく見せて清潔感も増す効果があるブルーのカラーのものを使用して、目を大きく、涼やかな印象に仕上げましょう。
<STEP.1>まぶたの中央にクリームシャドウをのせる
・クリームシャドウをのせるのは、二重ラインよりも上のまぶた中央の位置に。
・目の際側にのせると、二重の溝やまつげの根元にたまりやすいので、注意が必要です。
<STEP.2>指でワイパーのようにぼかし、立体的なまぶたに
・二重のラインあたりを起点にして、薬指をワイパーのように左右に動かしながら、上に向かってぼかしていきます。このとき、まつげの際には塗らないことがポイント。
<STEP.3>まつげの下から当てて中央→目尻、中央→目頭に
・まつげの上からペンシルを当てると、まつげとまつげの間が埋まらず隙間ができてしまいます。
・必ずまつげの下から当てて、中央→目尻、中央→目頭へと描いていくのが正解です。
<STEP.4>ペンシルをまつげの上から当て、目尻側に太さを足す
・目尻側に太さを足す際は一気に描かず、スッスッと少しずつ描いていくのがコツ。
・次のステップに進む前に、アイラインと肌の境目を、綿棒で軽いタッチでぼかしておきましょう。
<STEP.5>アイライナーだけで、自然なグラデーションが完成!
・たるみまぶたに隠れてしまうような細いラインでは意味がないので、思いきって太く長く描く。
・ぼかすことでトゥーマッチな印象にならず、白目が明るくなり清涼感ある目元が完成します。
シャドウとライナーの2つだけ!アンチエイジング効果絶大なアイメイク
- TEXT :
- Precious.jp編集部