【目次】
プロフィール
名前:ニコラス・ケイジ(Nicolas Cage)
出生地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロングビーチ
生年月日:1964年1月7日
1982年公開の『初体験/リッジモント・ハイ』でスクリーンデビュー。1995年公開の『リービング・ラスベガス』でアカデミー賞とゴールデングローブ賞の主演男優賞を受賞。2000年には、映画製作会社「サターン・フィルムズ」を設立。日本語学校への通学歴があり、日常会話程度の日本語を話せることでも知られる。
私生活では5回の結婚歴があり、婚外子を含めると子どもが3人いる。2023年2月時点での妻は、2021年に結婚した日本人女優の芝田璃子。2022年には、ふたりの間に娘が誕生している。
「若いころ」「昔」の写真10選
まずは、ニコラス・ケイジの昔の写真をご紹介します。
1987年12月(23歳)『月の輝く夜に』プレミア上映会
1988年3月(24歳)アミ・ドレンツとのツーショット
1992年ごろ(28歳ごろ)ロサンゼルスで撮影されたポートレート
1992年8月(28歳)『ハネムーン・イン・ベガス』プレミア上映会
1994年3月(30歳)シャーリー・マクレーンとのツーショット
1996年3月(32歳)第68回アカデミー賞の授賞式
1997年3月(33歳)ブロックバスター・エンターテインメント賞の授賞式
2001年9月(37歳)サンタ・カタリナ島でのバカンス中
2003年9月(39歳)第60回ヴェネツィア国際映画祭
2004年6月(40歳)ロサンゼルスにて撮影
「映画」代表作10選
1982年のスクリーンデビュー以降、数多くの映画に出演しているニコラス・ケイジ。彼の代表的な出演映画を写真つきで解説します。
『バーディ』(1984年)
マシュー・モディーンが演じる主人公・バーディの親友、アルを演じた。本作は第38回カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリに選ばれたほか、最高賞であるパルム・ドールの候補にもなった。
あらすじ:高校時代からの親友であるバーディとアルは、共にベトナム戦争に召集された。しかし、戦争で心の傷を負ったバーディは、軍の精神病院に入院することになる。一方、戦争で顔に重傷を負ったアルは、別の病院にいた。そんなアルが、バーディの心を取り戻すために奮闘する。
『ペギー・スーの結婚』(1986年)
キャスリーン・ターナーが演じる主人公ペギー・スーの夫、チャーリー・ボデルを演じた。
あらすじ:ペギーはふたりの子どもを育てる母親。一方、夫のチャーリーは家庭より仕事を優先し、挙句の果てには不倫に走り別居中である。そんなある日、ペギーは高校の同窓会に出席し、忘れていた青春時代を思い出す。しかしその同窓会での出来事によって卒倒した彼女は、“25年前の学校”で目を覚ます。
『赤ちゃん泥棒』(1987年)
子どもを熱望するあまり、妻と共謀して赤ちゃんを誘拐する元強盗犯、ハイ・マグダノーを演じた。
あらすじ:強盗犯として収監されていたハイは、警察官のエドウィーナ(ホリー・ハンター)と獄中で出会い、出所後に結婚した。しかし、エドウィーナが不妊症であることが判明。ハイに前科があることから里親にもなれず、精神的に追い詰められたふたりは、地元で生まれたという五つ子の赤ちゃんに狙いを定める。
『月の輝く夜に』(1987年)
ダニー・アイエロが演じるジョニーの弟、ロニーを演じた。本作は高く評価され、アカデミー賞やゴールデングローブ賞など、権威ある賞に多数ノミネートされた。
あらすじ:イタリア系の人々が多く住む町、ニューヨークのリトル・イタリー。そこで暮らす未亡人のロレッタ(シェール)は、幼なじみのジョニーからプロポーズされる。しかし、ロレッタと両親は喜ばしく思わなかった。さらに、ジョニーがイタリアに帰国している間、ロレッタはジョニーの弟ロニーと関係をもってしまう。
『ワイルド・アット・ハート』(1990年)
恋人の母親に恨まれ命を狙われる男性、セイラーを演じた。本作は批評家から高く評価され、第43回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールに選ばれた。
あらすじ:セイラーは、恋人のルーラ(ローラ・ダーン)と幸せな日々を送っていた。しかし、ルーラの母マリエッタ(ダイアン・ラッド)から恨まれ、殺し屋に命を狙われる。セイラーは思わず殺し屋を返り討ちにしてしまい逮捕されるが、保釈後にルーラを連れて逃避行に出る。憤慨したマリエッタは、さらなる行動に出る。
『リービング・ラスベガス』(1995年)
34歳で早世した作家ジョン・オブライデンの半自伝小説が原作。主人公のベン・サンダーソンを演じ、第68回アカデミー賞と第53回ゴールデングローブ賞でそれぞれ主演男優賞を受賞した。
あらすじ:ベンはハリウッドの売れっ子脚本家として名を馳せたが、酒に溺れたことですべてを失った。退職金を酒に費やすと決意し、昼夜問わず酒を飲めるラスベガスにたどり着いたベンの前に、高級娼婦のサラ(エリザベス・シュー)が現れる。複雑な環境ながら、ふたりは恋愛関係を築いていく。
『コン・エアー』(1997年)
殺人罪で服役する元軍人、キャメロン・ポーを演じた。タイトルに採用されたコン・エアーは、連邦保安官局の空輸隊「JPATS」で使用されている護送機の通称。
あらすじ:元軍人のキャメロンは、妻トリシア(モニカ・ポッター)に絡んだ酔っ払いを誤って殺害してしまう。元軍人という立場から正当防衛が認められず、殺人犯として懲役8年の実刑判決を受けた。仮釈放のため搭乗した護送機内で、凶悪犯サイラス(ジョン・マルコヴィッチ)を中心としたハイジャック事件が発生する。
『フェイス/オフ』(1997年)
冷血漢のテロリスト、キャスター・トロイを演じた。主人公ショーン・アーチャーの役を務めたジョン・トラヴォルタと共に、息の合った一人二役を演じきったことで高く評価された。
あらすじ:FBI捜査官のショーンは、まだ4歳だった息子の命を奪ったテロリスト・キャスターを執念深く追い続けた結果、逮捕に成功する。しかし、キャスターはロサンゼルスに細菌兵器を仕掛けていた。共犯である彼の弟ポラックス(アレッサンドロ・ニヴォラ)から情報を引き出すべく、ショーンは昏睡状態のキャスターの顔を自分に移植する。
『シティ・オブ・エンジェル』(1998年)
1987年公開の『ベルリン・天使の詩』のリメイク。人間に死を告げる天使、セスを演じた。
あらすじ:死を告げる天使であるセスは、患者の命を救うために奮闘する外科医・マギー(メグ・ライアン)に一目惚れ。本来、天使は人間にとって視認できない存在だが、セスは掟を破りマギーの前に姿を現す。相思相愛になったふたりだが、セスは愛する人と自身の立場との間で揺れ動く。
『ゴーストライダー』(2007年)
同名のコミックが原作。ゴーストライダーとして活躍する主人公ジョニー・ブレイズの大人の姿を演じた。
あらすじ:スタント芸人として活躍する17歳の少年ジョニー(マット・ロング)は、父バートン(ブレット・カレン)の病を完治させることを条件に、悪魔メフィストフェレス(ピーター・フォンダ)と契約する。しかしバートンは回復した直後に事故で命を落とし、それがメフィストフェレスの呪いであると判明。すべてを捨てて旅に出た13年後、大人になったジョニーは恋人ロクサーヌ(エヴァ・メンデス)と再会する。
「妻/子ども」の写真10選
ニコラス・ケイジは多くの恋愛遍歴でも知られており、5回の結婚歴があります。最初の妻は、1995年に結婚し2001年に離婚した女優のパトリシア・アークエット。ふたりめの妻は、2002年に結婚し2004年に離婚した歌手のリサ・マリー・プレスリー。そして3人めの妻は、2004年に結婚し2016年に離婚した韓国系アメリカ人のウェイトレス、アリス・キム。ふたりの間には、2005年に息子のカル=エルが誕生しています。
4人めの妻は、2019年に結婚したもののスピード離婚したことで話題となった日本出身のメイクアップアーティスト、エリカ・コイケ。現在の妻は、2021年に結婚した日本人女優の芝田璃子。ふたりの間には、2022年に娘のオーガスト・フランチェスカが誕生しました。また、ケイジは最初の妻と結婚する前の1990年、女優のクリスティーナ・フルトンとの間に、婚外子として息子のウェストンをもうけています。ここで、ニコラス・ケイジと歴代の妻たち、そしてミュージシャンとして活動中の息子ウェストンとのツーショット10枚をピックアップしました。
1995年5月 最初の妻パトリシア・アークエット
1998年7月 ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム・セレモニー
2001年9月 ふたりめの妻リサ・マリー・プレスリー
2004年 3人めの妻アリス・キム
2013年9月 第39回ドーヴィル・アメリカ映画祭
2019年9月 4人めの妻エリカ・コイケ
2021年7月 5人めの妻、芝田璃子
2022年4月 『マッシブ・タレント』プレミア上映会
2022年4月 『ジミー・キンメル・ライブ!』の収録現場
2022年4月 息子のウェストン・コッポラ・ケイジ
「男前遍歴」10選
ニコラス・ケイジの男前遍歴を、10枚の写真で振り返ります。
1990年9月(26歳)ウェストウッドのホテルにて撮影
1994年3月(30歳)第66回アカデミー賞の授賞式
1996年3月(32歳)第11回インディペンデント・スピリット賞の授賞式
2000年12月(36歳)『天使のくれた時間』プレミア上映会
2003年2月(39歳)第53回ベルリン国際映画祭
2007年2月(43歳)「デイトナ500」開催前の記者会見
2010年4月(46歳)ウォルト・ディズニー・スタジオのワンダーコン
2013年7月(49歳)ロンドンにて撮影
2016年11月(52歳)The National German Sustainability Award
2021年7月(57歳)『PIG/ピッグ』プレミア上映会
「現在」の写真10選
ラストは、ニコラス・ケイジの現在の姿をとらえた写真をまとめました。2022年公開の『マッシブ・タレント』では、“架空の自分”を演じたことで話題になりました。2023年には主演を務めているふたつの映画が公開予定となっており、50代最後の年に突入した現在も勢いに乗り続けています。
2022年2月(58歳)第5回ハリウッド批評家協会賞の授賞式
2022年3月(58歳)2022 サウス・バイ・サウスウエスト
2022年4月(58歳)ニューヨークにて撮影
2022年4月(58歳)『マッシブ・タレント』プレミア上映会
2022年4月(58歳)映画プロデューサー、マイケル・ニーロンとのツーショット
2022年4月(58歳)『ジミー・キンメル・ライブ!』の収録現場
2022年9月(58歳)トロント国際映画祭
2022年9月(58歳)作曲家レオ・ビレンバーグとのツーショット
2022年9月(58歳)『ブッチャーズ・クロッシング』プレミアパーティー
2022年9月(58歳)レイチェル・ケラーとのツーショット
- TEXT :
- Precious.jp編集部
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