【目次】
前髪なしに合うポニーテールの「コツ」は?
■顔まわりの髪のあしらいの違いであか抜け度が変わる!
【Before】
ニュアンスなしのひとつ結びは手抜き感が出がち。さらに顔まわりにストンと落ちる後れ毛が、疲れた印象を与える。
【After】
顔まわりに残した後れ毛をアイロンで挟み、内外いずれかに手首を90°回転して滑らせ、Sカールを。後れ毛のニュアンスこそがあか抜けの鍵。

「いつものひとつ結び」を激変させる! 大人女性のためのストレートアイロン・テクニック
■オールバックはトップにボリュームを出してバランスをとって
ひとつ結びは束ねる位置が高くなるほどカジュアルな印象に。ぼんのくぼ(うなじ中央のくぼんだ部分)より5cmほど上の耳の高さで束ねる場合は、トップに高さを出してエレガントさを加えてカジュアル感を緩和させると、バランスよくきまります。
40代に似合う“ひとつ結び”【カジュアルになりすぎない“高い位置での束ね方”】エレガントに決めるには?
前髪なしポニーテールアレンジ【5選】
【1】白髪もうねりもすっきりカバーアレンジ


「白髪が目立つ生え際や分け目を見せないように、後れ毛でひと工夫すれば大丈夫。ただし、何も手を加えない後れ毛は疲れた印象に見えてしまうので、カールアイロンやスタイリング剤で形を整えて『無造作風』に見せるのがポイントです。生え際をカバーするように束ねた髪から後れ毛を引き出すと、結び目がゆるんでしまうことも。毛束を上下ふたつに分けてからひとつに束ねておくと、結び目がゆるみにくくなります」(FIX-UP銀座店 ディレクター 高橋紀衣さん)。
<アレンジ方法>
<STEP.1>耳の先端より下の毛束をひとつに束ねる

<STEP.2>耳の先端より上の毛束と下の毛束を1つにまとめる

<STEP.3>結び目を抑えながら、ひとつまみずつ毛束を引き出す

<STEP.4>生え際が隠れるように耳より前の髪を引き出す

<STEP.5>耳より前の髪は中間から毛先にかけて内巻きに

<STEP.6>巻いた毛束にヘアオイルをなじませる

<STEP.7>ゴムを隠すように結び目にヘアアクセサリーを装着

「顔周りの生え際を隠すだけで、白髪はまったく気にならなくなります。こめかみあたりを隠しておくと、白髪カバーだけでなくフェイスラインをキュッと引き締める効果もあるので、ぜひお試しください」(高橋さん)。

【2】ハーフアップを仕込むボリュームアップアレンジ



「40代のひとつ結びは、きっちりまとめると老けた印象になってしまうので、ふんわりとしたボリュームを出すことが大切です。手軽にボリュームを出すには、一度ハーフアップを作っておくのがオススメ。自然とボリュームが出せるうえ、ふんわり感がキープできますよ。2回に分けて結ぶことで、トップが自然とボリュームアップできます。スタイリング剤をオールバックになじませてから、ハチ上の髪をハーフアップにすると、ふんわり感が出せますよ」(PearL 代表 MATSUさん)。
<アレンジ方法>
<STEP.1>スタイリング剤を全体になじませる

<STEP.2>ハチ上の髪をハーフアップに

<STEP.3>ひとつにまとめて結ぶ

<STEP.4>結び目に毛束を巻きつけて留める

<STEP.5>トップを引き出して整える

「ジェルタイプのスタイリング剤をなじませておくことで、潤いとツヤが出るので40代の方にはオススメです。少しサイドに寄せて結ぶと、よりドレッシーな雰囲気に仕上がります」(MATSUさん)。

ジェルタイプのスタイリング剤をなじませておくことで、潤いとツヤが出るので40代の方にはオススメです。少しサイドに寄せて結ぶと、よりドレッシーな雰囲気に仕上がります。
ひと手間でボリュームアップ!丸い輪郭を強調しない、簡単「ひとつ結び」
【3】程よくくずした大人の華やぎスタイル


結ぶ高さや顔周りのニュアンスづくりなどポイントをおさえておかないと、若づくりな印象を与えてしまったり、ただの貧相なひっつめに見えてしまったりするので注意が必要です。結ぶ高さや全体のフォルム、顔周りのニュアンスが仕上がりの印象を大きく左右するひとつ結び。若づくりに見えないよう低い位置で結び、くずしを加えて立体感とニュアンスを出すことで、シンプルなまとめ髪のなかに洗練や大人の色香が生まれるのです。
<アレンジ方法>
<STEP.1>大人のまとめ髪はツヤが命

<STEP.2>分け目をぼかしておく

<STEP.3>束ねる位置は「ぼんのくぼ」

<STEP.4>後れ毛を引き出す

<STEP.5>後頭部を引き出し立体感を

<STEP.6>襟足・トップ・耳上を引き出す
<STEP.7>後れ毛に毛束感を出す

これが【大人女性を美しく見せる「ひとつ結び」完全プロセス】野暮ったく見えないテク大公開
【4】シャープな印象を与えるローポニーテール

シャープな印象を与える顔周りをタイトに抑えたローテールは、顔のラインがくっきり出やすいのが難点。サイドの髪を耳の上部にボーダー状にかぶせることで、目線拡散効果とこなれ感アップを狙うことができます。
<アレンジ方法>
タイトフォルムの決め手は、サイドの耳かぶせ

40代に似合う“ひとつ結び”【顔周りをタイトに抑えたローテイル】仕上げるポイントは?
- TEXT :
- Precious.jp編集部