「けっぺん」ではありません！「欠片」ってなんと読む？

誤用注意！「ほかに言い方がある」という意味の慣用句、正しく使えてますか？

明日・11月26日は『鉄分の日』です。鉄分は生命活動に欠かせないミネラルで、酵素の運搬や呼吸、エネルギーの賛成、DNAの豪勢など、重要な役割をになっています。女性は特に、月経による鉄分不足が起こりやすいので、意識して接取したい栄養素です。鉄欠乏症、鉄欠乏性貧血の予防を心がけましょう。ということで本日は「欠」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題１】「欠片」ってなんと読む？

「欠片」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント：「断片」「ごくわずかなもののたとえ」などの意味をもつ言葉です。

＜使用例＞

「レバーが苦手と言っても、欠片程度なら大丈夫かもよ」

かな3文字です。

…さて、正解は？

※「？」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼

正解は… 欠片（かけら） です。

「けっぺん」と誤読しないようご注意を！

「片」という字はこの熟語以外で「ら」とは読みませんが、この字自体に「かけら。切れ端」という意味がございます。

さて、2問目にまいりましょう。

【問題２】正しい慣用句はどっち？

「ほかに言い方や話題があるだろうに」という意味で使われる慣用句として、正しい言い回しを、以下の選択肢から選んでください。

1：言う事に欠いて

2：言うに事欠いて

慣用句として正しい言い回しはどちら？

…さて、正解は？

※「？」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼

正解は… 2：言うに事欠いて です。

誤用にお気をつけください。

「言うに事欠いて」、または「事」のあとに助詞が入り「言うに事を欠いて」とも言う慣用句です。「なぜわざわざ、好ましくない話題を出すのか」「なぜそのようなイヤな言い方をするのか」という状況をとがめるときに使います。やや古風に言い回しの言葉ですが、辞書にも掲載されている慣用句ですので、語順を勝手にアレンジすると教養を疑われてしまいます。お気をつけください。

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本日は、11月26日『鉄分の日』にちなんで、「欠」という字の入った日本語から、

・欠片（かけら）

の読み方と、

・言うに事欠いて

という慣用句のおさらいをいたしました。