今回は「手間をかけずに映えてまとまるヘアになりたい」「おろしても結んだときでもこなれた印象に見せたい」というニーズに、「nuu 代官山」のスタイリスト 竹ヶ鼻 唯さんがアドバイス!

「流行りの韓国風のロングスタイルに挑戦してみたい、というお声も大人世代に多いのですが、ともすると若作り風に見えてしまうことも…。今回はハリコシのある髪でも、ボリュームが出づらくペタッとしてしまうがちな髪でも、どんな毛質でもトライしやすい大人世代にもフィットする韓国風ヘアをご提案します。顔周りの短いひと束をポイントにして、アレンジしたときでもこなれた印象に」(竹ヶ鼻さん)

【手間をかけずに映えてまとまるヘアになりたい】【おろしても結んだときでもこなれた印象に見せたい】というニーズに応える【全方位美人な韓国風ロング】をご紹介します。

40代の髪型のお悩みを解決【ロングヘア】:おろしたときでもアレンジしたときでも、手間なく映えてまとまるロングヘアを手にしたい!

ロング代表:山崎奈津美さん(35歳/IT関連会社勤務)のお悩みを解決するには…

解決ヘアスタイル:顔周りにレイヤーを入れ、小顔効果も狙いつつ、いつでもこなれたニュアンスのあるロングヘアに 

40代 髪型_1,ロングヘア_1
仕上がり
40代 髪型_2,ロングヘア_2
サイド
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バック

山崎さんのHAIR CHART

  1. やわらかさ (柔→硬)★★★★
  2. ボリューム (少→多)★★★★
  3. 髪の太さ  (細→太)★★★★
  4. うるおい  (乾→潤)★★★★★
  5. 白髪の量  (多→少)★★★★★

山崎さんは硬めで量多め、ハリコシのある毛質。

「毛先は全体的にグラデーションくらい、やや重さは残しながらも巻いたときに動きが出やすいよう調整しています。顔周りのみにレイヤーを入れ、ロングでも重く見えすぎないよう、バランスをとっています。顔周りに短い毛を仕込むことで、顔型をカバーして小顔に見せたり、結んだときにニュアンスも出やすく。さらに前髪は流す前提で長めに作っています。このレイヤーと前髪をどこにどれくらい作るか、がポイント。毛の量や質に合わせて、さらに顔形に合わせて調整することで、お顔のコンプレックスも自然にカバーすることができます」(竹ヶ鼻さん)

■スタイリング術:毛先と顔周りを軽く巻くだけでOK

「巻かなくても自然にまとまるようカットしていますが、少しアイロンで巻くことで、よりこなれたニュアンスに。アイロンは38mmのやや太めのものを使うのがおすすめです」(竹ヶ鼻さん)

 

1:毛先はワンカール内巻きに

40代 髪型_4,ロングヘア_4
 

毛先はくるっと内巻きに。太めのアイロンを使えばぐるんとならず、自然なカールニュアンスに。

2:サイドの中間はリバース巻きに

 

耳前のサイドのひと束は、リバース巻きにして華やかかつエアリーな動きをプラス。

3:長め前髪は外巻きに流すように

ロングヘア_5
 

顔周りのひと束(長め前髪)は、外巻きに斜め後ろに流すように。フェイスラインにかかるひと束に動きをつけることで、顔をキュッと小顔に見せてくれる効果が。

POINT<老け見えをくい止めるポイント3か条>

  1. 毛先はスカスカにせず、重めに残して上品にまとまるスタイルに
  2. 顔周りのレイヤー×長め前髪で軽やかさをプラスしながら、顔型もカバー
  3. 毛先&顔周りにアイロンで動きを出して、より鮮度の高い韓国風スタイルに

「スタイリングには重すぎないオイルやクリームなどがおすすめ。毛先を中心に塗布して、自然なまとまりを出して」(竹ヶ鼻さん)

今回、教えてくださった「nuu 代官山」スタイリスト 竹ヶ鼻 唯さん

 

髪質や骨格、ライフスタイルに合わせて、再現性の高いスタイルを提案。大手サロンに勤務し確かな技術力をもつ実力派。お客様ひとりひとりとしっかり向き合いたい一心で、現在はシェアサロンでカウンセリングからシャンプー、カットカラー、パーマすべてをひとりで担当。「9月に1か月、マイアミで語学留学を経験しました。価値観・人生観ががらりと変わりました。人生をより楽しく、人間的にもより深みを増したいと思い日々アクティブに活動中です」Instagramアカウント:@takehanahair

問い合わせ先:nuu 代官山
住所/東京都渋谷区代官山町11-12 日進ヒルズ代官山4F
TEL:03-6455-3563
予約はWEBまたはInstagramのDMにて受付。時間は要相談。   定休日:不定休

サロンは渋谷区神宮前の隠れ家的な立地に。緑あふれる粋な空間は居心地抜群。
女性スタイリストが数名所属する、開放感のあるシェアサロン。30~40代の女性からスタイリスト 竹ヶ鼻さんは圧倒的な支持が。

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PHOTO :
風香
EDIT&WRITING :
門司紀子