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プロフィール

 

名前:ジュリー・アンドリュース(Julie Andrews)
出生地:イギリス サリー州
生年月日:1935年10月1日

1948年に舞台女優としてデビューし、1954年にはブロードウェイに進出したジュリー・アンドリュース。『マイ・フェア・レディ』や『キャメロット』などの名作に主演し、舞台女優として華々しいキャリアを築け上げました。
1964年にはディズニー映画『メリー・ポピンズ』で主演を務め、アカデミー賞主演女優賞を受賞。翌年には『サウンド・オブ・ミュージック』で再びアカデミー賞にノミネートされ、映画女優としての地位も確立します。その後も『モダン・ミリー』(1967年)『スター!』(1968年)『ビクター/ビクトリア』(1982年)など、数多くの作品に出演。一時期は喉の不調などによりキャリアが低迷しかけたこともあったものの、近年では『シュレック』シリーズや『怪盗グルー』シリーズで声優を務めるなど、幅広く活動しています。2000年、その功績が称えられ大英帝国勲章を受勲。ハリウッドが誇る名女優として、80代を迎えた今も活躍し続けています。

私生活では、1959年にデザイナーのトニー・ウォールトンと結婚し、娘をもうけるも1967年に離婚。1969年に映画監督のブレイク・エドワーズと結婚し、養子をふたり迎えています。エドワーズが2010年に亡くなるまでの間、ハリウッド随一のおしどり夫婦として知られていました。

「若いころ」「昔」の写真16選

まず、ジュリー・アンドリュースの「若いころ」「昔」の写真をピックアップ。

1950年(15歳)シンギング・パペットと共に

 

1955年(20歳)

 

1957年(22歳)映画『シンデレラ』より

 

1959年11月(24歳)ロンドン リハーサル中

 

1960年(25歳)楽屋にて

 

1960年(25歳)

 

1965年(30歳)

 

1965年(30歳)

 

1965年(30歳)

 

1966年(31歳)第38回アカデミー賞授賞式

 

1966年(31歳)映画『引き裂かれたカーテン』より

右は、ポール・ニューマン。
右は、ポール・ニューマン。

1968年(33歳)映画『スター!』より

 

1969年(34歳)

 

1974年(39歳)映画『夕映え』より

右は、オマール・シャリーフ。
右は、オマール・シャリーフ。

1986年2月(50歳)ビバリーヒルズの自宅にて

 

1992年5月(56歳)第45回 カンヌ国際映画祭

 

「映画」代表作5選


ここからは、チェックしておきたいジュリー・アンドリュースの代表出演「映画」をご紹介します。

『メリー・ポピンズ』(1964年)

左から、ディック・ヴァン・ダイク、カレン・ドートリス、マシュウ・ガーバー、ジュリー・アンドリュース。
左から、ディック・ヴァン・ダイク、カレン・ドートリス、マシュウ・ガーバー、ジュリー・アンドリュース。

P・L・トラヴァースの小説シリーズを原作としたファンタジー映画。ジュリー・アンドリュースはこの作品でアカデミー賞主演女優賞を受賞した。

あらすじ: 1910年のロンドン。夫婦揃って多忙なバンクス家では、いたずら好きの子どもたちのために新しいナニーを募集する。多くの応募者がバンクス家に集まるなか、強い風と共に空からメリー・ポピンズ(ジュリー・アンドリュース)が舞い降りてきた。不思議な力を使い、子どもたちの世話はもちろん、使用人たちも笑顔にしていくメリー・ポピンズ。しかし、バンクス氏(デヴィッド・トムリンソン)はメリー・ポピンズのやり方が気に入らず、厳格なしつけ方針を変えようとはしない。

『サウンド・オブ・ミュージック』(1965年)

 

マリア・フォン・トラップによる自叙伝『トラップ・ファミリー合唱団物語』を原作としたブロードウェイミュージカルを映画化した作品。ジュリー・アンドリュースはこの作品でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。

あらすじ:オーストリアのザルツブルグ。修道女見習いだったマリア(ジュリー・アンドリュース)は、ゲオルグ・トラップ大佐(クリストファー・プラマー)の家で家庭教師をすることになる。トラップ家の7人の子どもたちは軍隊のように厳しくしつけられていたが、心の底では母を亡くした寂しさを抱えていた。マリアはトラップ大佐と子どもたちの間に心の距離があることに気づき、合唱を通じてコミュニケーションをとることを提案。はじめは頑なだった大佐も、子どもたちの歌に心を動かされ、やがてマリアとも想いを通わせていく。

『モダン・ミリー』(1967年)

 

ジョージ・ロイ・ヒル監督のミュージカル映画。この映画を原作とした舞台はトニー賞を受賞している。

あらすじ:1922年のニューヨーク。都会に憧れ田舎町から出てきたミリー(ジュリー・アンドリュース)は、宿泊しているホテルで女優志望のドロシー(メアリー・タイラー・ムーア)と意気投合。ふたりはヘアスタイルも洋服もモダンなものに変え、ダンスパーティーへ向かう。そこでジミー(ジェームズ・フォックス)という青年に出会い、アプローチを受けるミリーだったが、玉の輿を狙っているため気が乗らない。一方、ミリーの会社の若社長トレバー(ジョン・ギャヴィン)がドロシーに一目ぼれするが…。

『ビクター/ビクトリア』(1982年)

 

ブレイク・エドワーズ監督のミュージカル映画。1933年のドイツ映画『カルメン狂想曲』をもとにした作品。ジュリー・アンドリュースはこの作品でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。

あらすじ:1930年代のパリ。ゲイで初老のエンターテイナー、トディ(ロバート・プレストン)が働くナイトクラブにビクトリア(ジュリー・アンドリュース)というソプラノ歌手がオーディションを受けに来る。結果は不合格だったものの、トディはビクトリアを「女装した男性歌手」として売り出すことを思いつく。ビクトリアはすぐに人気者となるが、大物ギャングのキング(ジェームズ・ガーナー)に気に入られたことで、ひと騒動起きてしまう。

『プリティ・プリンセス』(2001年)

2001年 プレミア アフター・パーティー。
2001年 プレミア アフター・パーティー。

メグ・キャボットの小説シリーズを原作とした作品。主演は、アン・ハサウェイ。ジュリー・アンドリュースは、アン・ハサウェイ演じるミアの祖母クラリス・レナルディ女王役を演じ、続編にも出演した。

あらすじ: サンフランシスコで母親と暮らすミア(アン・ハサウェイ)は、地味で冴えない女子高生。ある日、ミアは自身がヨーロッパにあるジェノヴィアという国の女王クラリス・レナルディ女王(ジュリー・アンドリュース)の孫で唯一の王位継承者であることを知る。王女としてお披露目の舞踏会に出るため、王女教育を受けることになるミア。はじめは反発していたものの、徐々に女王との絆が芽生えていくが…。

「夫/子ども」の写真9選


1959年に幼なじみでデザイナーのトニー・ウォールトンと結婚。娘のエマが誕生するも、1967年に離婚しています。その後、1969年に映画監督のブレイク・エドワーズと再婚。2010年にエドワーズが亡くなるまで、ハリウッドきってのおしどり夫婦として知られていました。ここからは、「夫/子ども」の写真をピックアップ。

1959年5月 トニー・ウォールトンとの結婚式

 

1962年11月 娘のエマが誕生

 

1963年 イギリスにて

 

1969年に結婚したブレイク・エドワーズと

1967年 ハリウッドにて。
1967年 ハリウッドにて。

1984年4月  British Olympic Association Gala

 

1986年 ポートレイトセッション

 

娘のエマと

2006年 ニューヨーク 『Great Read in the Park』。
2006年 ニューヨーク 『Great Read in the Park』。

2010年6月 ブレイク・エドワーズ アート・エキシビション

 

2019年10月 テレビ番組『AM To DM』出演時

 

「美貌遍歴」17選


次に、60代からの「美貌遍歴」をお届けします。気品あふれる佇まいに、自然体の美しさ…思わず見惚れてしまいます。

1995年(60歳)APLA Commitment to Live VIII

 

1997年(62歳)第69回 アカデミー賞授賞式

 

2001年(66歳)第73回 アカデミー賞授賞式

 

2002年(67歳)ロイヤル・クリスマス・ショー

 

2003年(68歳)クルーズ船 Crystal Serenity 進水式

 

2004年(69歳)第57回 カンヌ国際映画祭

 

2005年5月(69歳)ディズニーランド50周年祝イベント

 

2006年6月(70歳)第60回 トニー賞授賞式

 

2007年(72歳)映画『シュレック3』プレスカンファレンス

 

2009年10月(74歳)ELLE 第16回 ウーマン・イン・ハリウッド

 

2010年5月(74歳)イブニング・ウィズ・ジュリー・アンドリュース ショー

 

2010年11月(75歳)Vh1 Save The Music Foundation Gala

 

2012年6月(76歳)ハリウッド・ボウル オープニングナイト ガラ

 

2013年9月(77歳)ウォルト・ディズニー コンサートホール10周年記念祝

 

2014年9月(78歳)ウォルト・ディズニー コンサートホール オープニングナイト ガラ

 

2015年11月(80歳)シドニー オペラハウス メディアカンファレンス

 

2019年9月(83歳) Getty Entertainment - Social Ready Content

 

「近年」の写真3選


映画史に名を残す名女優として、長きに渡り活躍しているジュリー・アンドリュース。80代を迎えたとは思えない生き生きとした美しさで、変わらずファンを魅了し続けています。2000年代に入ってからは主に声優として出演する作品が多く、Netflixで配信されている人気ドラマシリーズ『ブリジャートン家』では、レディ・ホイッスルダウンのナレーションを担当。ドラマは2024年にシーズン3が配信開始となる予定で、ジュリー・アンドリュース演じるレディ・ホイッスルの活躍にも期待が高まっています。

2022年6月(86歳)第48回 AFI Life Achievement Award

 

2022年6月(86歳)第48回 AFI Life Achievement Award

 

2023年3月(87歳)NBC『Carol Burnett:90 Years Of Laughter + Love』バースデー・スペシャル

 

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