私的な旅行ではもちろん、出張で訪れる方も多いNY。学生の頃から大好きだったエキサイティングな街では、ショッピングやミュージカルなどで毎日忙しくマンハッタンを駆け回っていた記憶が懐かしい方もいらっしゃるのでは。経験を重ねた今、NYに再び注目してみるのはいかがでしょうか? 大好きな美術館を時間をかけて回ったり、ドレスアップしてオペラ鑑賞をしたり。教養と余裕を持つ大人だから叶う、新鮮なスタンスで赴くNYの魅力をお届けします。

改めての美術館巡りが楽しいNY。今までとは違ったアプローチで訪れたい

芸術の街・NYには、世界三大美術館のひとつに数えらる「The Met=メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)」やモダンアートの殿堂と呼ばれる「MoMA=ニューヨーク近代美術館( The Museum of Modern Art)」などの世界的な美術館をはじめとする、数多くの美術館が存在します。ジャンルもさまざまで、時代を超えた名作から現代アートの最先端まで、じかに触れることができます。

何度か訪れたことのある美術館は、今までとは違ったアプローチで訪れてみてください。新しい魅力を発見できるはず。

「The Met=メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)」は夜も素晴らしかった! ナイトミュージアムと素敵なディナーを

ライトアップされたメトロポリタン美術館
ライトアップされたThe Metは圧巻の存在感。イエローキャブがズラリと並んでNYらしさ満点です。

モネ、ゴッホ、ピカソ、ルーベンス、フェルメール、ラファエロなど巨匠画家たちの見逃せない有名作品が目白押し。丸一日かけても全てを見て回ることが難しい巨大なアートミュージアム、The Metは、現在金曜・土曜は夜9時まで開館しています。自然光が入るギャラリーも、薄暗くなるトワイライトの時間からライトアップされるナイトタイムは、昼間の美術館とは全く別空間のよう。昼間よりも空いているので、ゆっくりと作品を堪能できます。

METのライトアップされた作品
ライトアップされた作品は、昼間とは違った表情を見せてくれます。

またエントランス回路のカフェでは、ジャズの生演奏も。館内に響く音色は、夜のThe Metならではの華やかさを演出していました。

METのカフェでのジャズ生演奏
エントランスホールの回路を見上げると、カフェ内でジャズの生演奏が。金曜、土曜の夜タイムの特別演奏で、カフェは大行列に。

欧米の美術館には、話題のレストランが併設されていることが多いのですが、The Metも然り。以前は会員のみしか利用できなかった「ザ メット ダイニングルーム(The Met Dining Room)」が現在一般のゲストにも解放され、美味しいモダンアメリカン料理が味わえます。エレベーターを乗り継いで4階の奥に位置する、まさに秘密のレストランといった雰囲気。アート談義をしながら、極上のディナータイムを満喫できます。

METの「ザ メット ダイニングルーム」
普段はランチ営業のみ。金曜土曜のみディナー営業をしている「ザ メット ダイニングルーム」。スノッブなニューヨーカーが集います。
METの「ザ メット ダイニングルーム」の人気メニュー
The Metロゴの焼印が押されたハンバーガーは人気のメニュー。ジューシーなパティが美味しい。

NYのお土産に悩んだら、The Met Storeへ。チョコレートや紅茶などのフード類をはじめ、画集やアパレルなど、ハイセンスなアイテムが豊富に揃います。毎年5月の第一月曜日に開催されるファッションの祭典「メット ガラ(Met Gala)」の後は、トップメゾンとのコラボアイテムも並び、おしゃれ好きの間では話題となっています。

メトロポリタン美術館のお土産
NYの人気紅茶ブランド「ハニー&サンズ(HARNEY & SONS)」はThe Met限定パッケージ&フレーバーがあります。ホットチョコレートも人気だそう。

問い合わせ先

  • The Metropolitan Museum of Art TEL:+1-212-535-7710
  • 営業時間/10:00〜17:00(金土〜21:00)
  • The Met Dining Room TEL:+1-212-570-3975
  • 営業時間/ランチ11:30〜15:15、ディナー金土17:00〜19:45
  • どちらも
  • 定休日/水曜、感謝祭、クリスマス、元旦、5月の第一月曜日
  • 住所/1000 Fifth Ave, New York, NY

名画名作をより深く面白く解釈できそう。「ニューヨーク近代美術館=MoMA( The Museum of Modern Art)」は日本語ガイドをリクエスト

MoMAの外観
ミッドタウンの中心に位置するのでアクセスしやすいのも嬉しい美術館。

The Museum of Modern Artの頭文字を取った「MoMA」の愛称で親しまれているモダンアートの殿堂的存在の美術館。19世紀以降の絵画や彫刻、写真、デザインなどを、ヨーロッパの巨匠の作品から、ジャクソン・ポロック、アンディ・ウォーホールなどアメリカの現代美術のパイオニアまでが並びます。海外のMoMA展などにも出展したことのない門外不出の作品も多いそう。

ピカソの「アヴィニヨンの娘」
ピカソの「アヴィニヨンの娘」。日本語ガイドの解説によると、この作品はキュビズムのはじまりとされ、MoMAの門外不出作品となっているそう。 Pablo Picasso. Les Demoiselles d’Avignon. 1907. Oil on canvas. 8′ x 7’8″ (243.9 x 233.7 cm). The Museum of Modern Art, New York. Acquired through the Lillie P. Bliss Bequest. © 2004 Estate of Pablo Picasso / Artists Rights Society (ARS), New York.

こちらでオススメしたいのはプライベートガイドツアー。MoMAには日本人キュレーターが2名在籍しているので、日本語ツアーも可能です。今まで観たことのある作品や誰もが知っている有名なアートも、キュレーターの豊富でユニークな知識を元にした説明で、別の表情を魅せてくれることも。アートを愛でるってこんなにも楽しいんだ、と体感させてくれるガイドです。例えば、モダンアートを中心に、気になる作品を数点だけ、などリクエストして解説してもらうことも出来ますよ。

MoMA所蔵のアンディー・ウォーホールのキャンベル缶
アンディー・ウォーホールの「キャンベル スープ缶」は圧巻の枚数を展示。 MoMAが買い付けた1960年代当時は一枚約$200でしたが、現在は一枚約$3ミリオン以上(日本円で約5億円)もするそう! Andy Warhol. Campbell's Soup Cans. 1962. Acrylic with metallic enamel paint on canvas, 32 panels. Each canvas 20 x 16" (50.8 x 40.6 cm). Overall installation with 3" between each panel is 97" high x 163" wide. Partial gift of Irving Blum Additional funding provided by Nelson A. Rockefeller Bequest, gift of Mr. and Mrs. William A. M. Burden, Abby Aldrich Rockefeller Fund, gift of Nina and Gordon Bunshaft, acquired through the Lillie P. Bliss Bequest, Philip Johnson Fund, Frances R. Keech Bequest, gift of Mrs. Bliss Parkinson, and Florence B. Wesley Bequest (all by exchange). © 2024 Andy Warhol Foundation / ARS, NY / TM Licensed by Campbell's Soup Co. All rights reserved.

The Metと同様に、MoMAにも人気のダイニングやカフェがあります。本格的フレンチ料理の「ザ モダン」は予約困難店。ウォークインでも入れるカフェは2つあり、広い館内で歩き疲れた際のブレイクやクイックランチにもオススメです。

MoMAのカフェ「テラス カフェ」
「テラス カフェ」では、スープやパスタ、サンドイッチなどの美味しいクイックランチがいただけます。 The Carroll and Milton Petrie Terrace Café. Photo: Noah Kalina. Digital Image, The Museum of Modern Art, New York

ショッピングだけに訪れる人も多いという「MoMA Design Store」MoMA館内に2店、道を渡った場所にも1店あり、それぞれ異なる品揃えに。家電やインテリアアイテムも豊富なラインナップ。

MoMAのオススメお土産
MoMA design storeは東京にもあるので、NYでしか買えないアイテムを狙って。男性へのお土産で圧倒的に人気なのはニューヨークヤンキース×MoMAのコラボキャップ。自分用にも購入したい。お気に入りアーティストの画集を探すのも楽しいですね。

問い合わせ先

  • The Museum of Modern Art TEL:+1-212-708-9400
  • 営業時間/10:30〜17:30(土〜19:00)
  • 定休日/感謝祭、クリスマス
  • 住所/11 W 53rd St, New York, NY
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お隣の植物園もお散歩したい。「ブルックリン美術館(Brooklyn Museum)」では注目の歌川広重×村上隆のコラボ展が4月5日から8月4日まで開催

ブルックリン美術館の外観
荘厳な佇まいの美術館。お隣の「ブルックリン ボタニック ガーデン」には日本庭園や盆栽ミュージアムもあり、立派な真柏も見られます。

マンハッタンから地下鉄で約30分。大きな植物園も隣接するブルックリン美術館はちょっと足を伸ばしてでも観る価値のある、興味深い展示を度々開催しています。取材時の3月は、世界的ディーバ、アリシア・キーズと彼女のハズバンド、音楽プロデューサーのカーシム・ディーン(スゥイズ・ビーツ)夫婦のプライベートコレクションの展示「GIANTS : Art from the Dean Collection of Swizz Beatz and Alicia Keys」が開催されていました(7/7まで開催予定)。個人のコレクションとは思えない圧倒的な数の作品を、大胆かつユニークに並べた展示はまるでテーマパークのよう。子供から大人まで地元ニューヨーカーたちで賑わっていました。

ブルックリン美術館のエントランス作品
エントランスでお出迎えしてくれるのは巨大な「カウズ(KAWS)」のオブジェ。『あしたのジョー』をイメージしているんだとか。

4月5日から8月4日までは、またまたエキサイティングな展示が開催予定! アジアの名作コレクションにも定評のあるブルックリン美術館が、完璧な状態で所蔵する歌川広重の名所江戸百景フルコレクションを20年ぶりに披露。それに加え、このフルコレクション118枚全てをアーティスト村上隆氏がシルクスクリーン上で、彼流の歌川広重解釈をペイントするという、ユニークで壮大なコラボレーションです。「Hiroshige’s
100 Famous Views of Edo (feat. Takashi Murakami)」と題され、世界のアートシーンの話題となりそうです。

歌川広重の「大はしあたけの夕立」
歌川広重の江戸百景オリジナル版画「大はしあたけの夕立」。隅田川にかかる現在の新大橋で、急に降り出した夕立の様子。漆黒の雨雲と激しい雨が表現された有名な作品で、ゴッホが油彩模写を残したことでも有名です。©Brooklyn Museum
村上隆ペイントの「大はしあたけの夕立」
村上隆のペイント。広重のオリジナルと比べてコントラストが強く、新たな広重解釈として注目を浴びそうです。©Brooklyn Museum
歌川広重の「隅田川水神の森眞崎」
歌川広重の江戸百景オリジナル版画「隅田川水神の森眞崎」。右下中央は隅田川の総鎮守と言われた水神社。このあたりは江戸でも有数の景勝の地で、桜越しの構図がその雰囲気を伝えています。©Brooklyn Museum
村上隆ペイントの「隅田川水神の森眞先」
村上隆のペイント。桜越しの富士や隅田川が勢いよく表現されています。比べてみると興味深いですね。©Brooklyn Museum
ブルックリンボタニックガーデン
美術館のお隣、広大な敷地を有する「ブルックリン ボタニック ガーデン(Brooklyn Botanic Garden)」。春には桜が咲いてお花見に訪れるニューヨーカーも。© Brooklyn Botanic Garden

問い合わせ先

  • Brooklyn Museum TEL:+1-718-638-5000
  • 営業時間/11:00〜18:00(第一土曜日17:00〜23:00)
  • 定休日/月曜、火曜、感謝祭、クリスマス、元旦
  • 住所/200 Eastan Pkwy, Brooklyn, NY
  • Brooklyn Botanic Garden TEL:+1-718-623-7200
  • 営業時間/8:00〜20:00(火水木)、8:00〜18:00(金土日)
  • ※営業時間はシーズンにより異なるため、HPをご確認ください。
  • 定休日/月曜、不定休
  • 住所/Entrances(3箇所)
  • 150 Eastern Parkway,
  • 455 Flatbush Ave,
  • 990 Washington Ave, Brooklyn, NY

スウェーデン発の写真美術館「フォトグラフィスカ・ニューヨーク(Fotografiska New York)はスピークイージーやダイニングも話題沸騰

フォトグラフィスカ・ニューヨークの外観
アイコニックな19世紀に建てられた教会が目印です。

19世紀に建てられた歴史的建造物である教会と、隣接するビルに2019年に開館した「フォトグラフィスカ・ニューヨーク」が、おしゃれなニューヨーカー達の間で人気です。写真に特化した美術館で、話題のフォトグラファーのエキシビジョンを期間限定で開催。体験型のプログラムも多く、DJナイトやファッションショーを開催する事も。一階にはカフェがあり、コーヒーやワインなどを片手に作品を観覧できるカジュアルな雰囲気が人気の秘密です。ブックストアも併設し、話題の写真集などの販売もしていて、NYの写真シーンの最新が分かる場所となっています。

そしてこちらで特筆すべきがもう二点。スピークイージーとダイニングがとっても話題です。

スピークイージーとは、禁酒法時代にこっそりとお酒を提供し営業していたBARなどのことで、隠し扉などが入口になっているユニークな店舗のこと。こちら「チャペル バー」はフォトグラフィスカ・ニューヨークの会員だけが入れる会員制のバー。会員になれば誰でも利用できるそう。秘密の入口は一階のどこか。会員になったら教えてくれますよ。

Fotografiska Museum NYCの「チャペル バー」
「チャペル バー」は教会の雰囲気が感じられる重厚なバー。
Fotografiska Museum NYCの「チャペル バー」
もともと、告解室(懺悔室)だった部屋はVIPルームに!

またダイニングの「ヴェロニカ」は教会ならではの6m強の天井高を生かした優雅な空間のレストラン。人気シェフによる東欧伝統料理やクラシカルなフレンチがいただける、予約困難なレストランです。

ヴェロニカの内観
ダイニング「ヴェロニカ」は巨大なシャンデリアと高い天井が特徴的。

ファッションやカルチャーに敏感なニューヨーカー達にも大注目されている美術館&バー&レストラン。是非訪れてみたいスポットです。

問い合わせ先

  • Fotografiska New York TEL:212-433-3686
  • 営業時間/10:30〜21:00(日月〜木)、10:30〜23:00(金土)最終入場は終了時間の1時間前
  • 定休日/不定休
  • Chapel Bar TEL:+1-646-790-1590
  • 営業時間/18:00〜24:00(土21:00〜)
  • 定休日/日・月曜、祝日
  • Veronika TEL:646-993-6993
  • 営業時間/17:00〜24:00
  • 定休日/日曜・祝日
  • すべて
  • 住所/281 Park Ave South, New York, NY

今度のNY旅はミュージカルよりオペラ鑑賞! 社交の場、NYのオペラ観劇はドレスアップして出掛けたい

メトロポリタン館劇場の外観
セントラルパークからも程近いメトロポリタン歌劇場。

NYと言えばブロードウェイミュージカルが定番ですが、9月下旬から6月初旬まではオペラのシーズンです。この時期にNYを訪れるなら是非チケットを取って観劇するのがオススメです。NYのアッパー層の間ではオペラ観劇は社交の場でもあります。在住邦人は着物姿で出掛ける人も多く、ソワレでは皆ロングドレスやブラックタイなどの正装がスタンダード。マチネはもう少しカジュアルですが、お気に入りのワンピース、足元はハイヒールがオススメです。

メトロポリタン歌劇場
ドレスアップして出掛けたくなる歌劇場。バルコニー席やボックス席もあります。

セントラルパークにほど近いメトロポリタン歌劇場(The Metropolitan Opera)では、『椿姫』『ラ・ボーエム』『トスカ』などの名作品が上演されます。取材時の3月はシェイク・スピアの不朽のラブストーリー『ロミオ&ジュリエット』が上演。フランス語で演じられますが、誰もが知るストーリーと座席に設えられた小さなモニターに英語の翻訳のおかげで、違和感なく楽しめます。幕間にはロビーでシャンパンを。エレガントなひとときを満喫できそう。

メトロポリタン歌劇場のオペラ
圧倒的な歌唱力に感激。ロミオとジュリエットは人気の演目。

オペラ初心者でも、知っている演目+かしこまりすぎないマチネで観劇すれば、気負いなく楽しめます。是非次回のNY旅でお出掛けください。

問い合わせ先

快適でエレガントな滞在は、スモールラグジュアリーホテル or 全室スイートタイプの二択!

世界最大の都市のひとつであるから、ホテルの数も無数に存在するNY。旅のスタイルに合わせて最適なホテル選びをしたいですよね。厳選した2つのホテルは、旅慣れたアッパー層からも愛される存在。ラグジュアリーな空間と卓越したホスピタリティで、NY滞在がより素晴らしいモーメントになること必至のホテルです。

「ザ・フィフス・アベニュー・ホテル(The Fifth Avenue Hotel)」はオーナーのアートコレクションが散りばめられたセンス溢れるスモールラグジュアリーホテル

ザ フィフス アヴェニュー ホテルの内観
アーチの向こうがリビングに。客室内もアートに溢れています。

2023年の秋にオープンしたばかりの最新ホテルですが、ジェットセッター達に早くも話題のスモールラグジュアリーホテル。この邸宅のオーナーが、長い構想を経て作り上げた館内には、世界中から見つけてきたハイセンスなアートが600点以上も飾られています。多国籍のムード漂うインテリアは、まるで美術館に宿泊しているかのような感覚に。スモールラグジュアリーホテルならではの、スタッフのきめ細かなホスピタリティは、旅の緊張をほぐし温かい気持ちにさせてくれます。マンション棟とタワー棟に分かれ、マンション棟は全室スイートタイプ。NYのホテルでは珍しく深く大きなバスタブも備えます。

バスルーム
バゴージャスで使いやすいバスルームは深いバスタブも完備。バスルーム内のタイルは床暖房に。

エンパイヤスタートビルから徒歩5分弱のロケーションで地下鉄の駅は徒歩1分以内。ダウンタウンへのショッピングなどにも便利なロケーションです。ダイニングやバーはおしゃれなニューヨーカー達で連日満員。一度泊まったら必ず再訪したくなるNYの定宿にしたいホテルです。

問い合わせ先

全室スイートタイプでビジネストリップにも最適。「コンラッド・ニューヨーク・ミッドタウン(Conrad New York Midtown)」はエグゼクティブウーマン御用達

コンラッドの客室内
リビングルームが独立しているので、日本とのリモート会議も快適。

ミッドタウンの中心という絶好のロケーションに位置し、アッパー層のビジネスマン&ウーマンから圧倒的な支持を受ける全室スイートタイプのラグジュアリーホテル。例えば出張の際、時差が-13時間とほぼ真逆の日本とのリモート会議はホテルから参加することになると思いますが、リビングにはワークデスクも備えているのでストレスなく過ごせそう。セントラルパークもMoMAもタイムズスクエアも徒歩5-6分という便利な場所なので、朝のジョギングでセントラルパークまで、なんてことも可能です。五番街のデパートでのショッピングの際、一度荷物を置きに帰るのにも便利な距離感です。ラグジュアリーで使い勝手の良い客室に、洗練されたスタッフによるおもてなしで、安心感が生まれる極上のホテルです。

問い合わせ先

NY往復ロングフライトはJAL最新機材エアバスA350-1000 のビジネスクラスで極上の空遊旅を

JALの最新機材エアバスA350-1000
運航を開始したJALの最新機材エアバスA350-1000。長時間のフライトが快適になる要素が満載です。

日本からNYまでは約13時間、帰りは約15時間。直行便では最長のロングフライトです。CMなどでもお馴染みのJAL最新機材エアバスA350-1000 のビジネスクラスなら、NYとの物理的なロングディスタンスを感じさせない、もっと乗っていたくなるくらい、快適なフライトが叶います。

個室のビジネスクラスは旅の高揚感を味わえる

個室ビジネスクラス
ドアが閉まるので、自由で贅沢な過ごし方を体験できる個室空間。
ワイヤレス充電器
ワイヤレス充電器やUSB充電機能あり。
ビジネスクラスの収納
機内持ち込みのバッグやラゲッジはこちらに収納。

ビジネスクラスの各座席にドアを設えた最新機材。個室のビジネスクラスは、ゴージャスな客室で知られる中東御三家エアラインにも匹敵する贅沢さが魅力です。プライバシーを確保しつつ、例えばパートナーとの2人旅なら、中央の2席を予約し、仕切りの壁を下ろして2人だけの空間を作ることも可能。広々とした座席はフルフラットのベッドにもアレンジできます。ワイヤレススマホ充電機能も嬉しいツール。アウターのや手荷物、シューズの専用収納スペースに加え、小さな収納ボックスも充実しているので長時間のフライトで必要な仕事道具、コスメなど手の届く範囲に置けるのも便利です。降機の際は忘れ物に注意してくださいね。

ヘッドレスト内蔵スピーカーや美味しい機内食などこだわりが満載

ヘッドホンやイヤホンを付けて映画などに没頭していると、CAのお声掛けが聞こえなかったり、サービスをお願いするタイミングを逃してしまったりすることはありませんか? 新機材では、ヘッドレストにスピーカーを内蔵。24インチ大型モニターの音声を高音質で楽しめることはもちろん、機内の状況もさりげなく感じることができます。例えば自宅のリビングでテレビを観ながらリラックスしている時と似ているような。音声だけに没頭しないので、CAとのコミニケーションもスムーズです。もちろん、高音質ヘッドホンも提供されているので、好みや時間帯で使い分けるのもアイディアですよね。

ビジネスクラスのワードローブスペース
ワードローブスペースまで完備。コートやジャケットがシワにならず美しい状態でキープできます。
ビジネスクラスのスピーカー
ヘッドレストの両サイドが可動式のスピーカーに。
ビジネスクラスのヴィーガンメニュー
ヴィーガンメニューは、ヴィーガンじゃなくてもオーダーしたくなる美味しさです。他にも和食、洋食、アラカルトメニューなど豊富なラインナップ。

ロングフライトのお楽しみ、美味しい機内食。羽田・成田発便(一部路線を除く)では、事前予約でヴィーガン・ベジタリアンメニューをオーダー可能。また同じく羽田・成田発便では人気シェフのコラボメニューなどがいただけます。エアバスA350-1000運航便限定で、離陸後のコースサービス時以降もオーダーできるので、機内での過ごし方がより広がりました。メインのコースの他にもアラカルトメニューも充実。サラダやスープのライトミールから、カツサンドやラーメンなどのしっかりメニューも豊富です。到着の1時間半前まではオーダー可能です。


ご無沙汰していたNYは、やっぱりエキサイティングで魅力的な街でした。次の旅の参考に、是非お役立てください。

問い合わせ先

ニューヨーク市観光会議局

JAL

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
Akiko Higuchi、ニューヨーク市観光会議局、JAL
EDIT&WRITING :
阿部有希
協力 :
ニューヨーク市観光会議局、JAL