「ホテル日航アリビラ」の非日常の空間に滞在する、大人の癒やされ旅!
沖縄・那覇空港から車で約1時間。読谷村に入り、ザワワ……とゆれる、さとうきび畑を左右に見ながら道を進んだ先に、2024年6月に開業30周年を迎えた「ホテル日航アリビラ」が現れます。西海岸沿いにあるスパニッシュコロニアル風の建物に迎えられ、リゾート気分が盛り上がります。
エントランスへ足を踏み入れると異国の瀟洒な別荘を訪れたようなプライベート感のある雰囲気に包まれます。館内は、アーチ型の大きな窓、アイアンを使ったデザインなどスパニッシュコロニアル様式。
ロビーやパブリックスペースなど至る所にアイアンワークやオブジェがあり、ガーデンやプールサイドにもオブジェやタイルアートが配され、まるで美術館を巡っているかのように楽しめます。パティオにでて散策するだけでも癒やされます!
全室バルコニー付き! 思う存分、海を眺めて過ごせる!
客室は全397室ありますが、4つのウイング(棟)に分けることで、低層かつ、圧迫感のない、のんびりとした雰囲気が漂います。全室がオーシャンビュー! バルコニーに出れば、目の前の青い空と海を飽きることなく眺めて過ごせます。
客室のカテゴリは14、カテゴリやフロアによってテーマカラーや家具などののしつらいが異なります。さらにラグジュアリーな滞在をかなえてくれるのが「コーナーラグジュアリーツイン」。
建物のコーナーに位置し、広さは56平方メートル。 アルハンブラ宮殿を思わせる優美なデザインはため息が出るほど。なんといってもパノラミックな眺めは格別です!
沖縄食材と器のコラボレーションを楽しむディナーを堪能
リゾートでの大きなお愉しみは、やはり食事。夕刻はブラッスリー「ベルデマール」へ。読谷村にある「北窯」の松田共司氏や興那原正守氏、「陶眞窯」とコラボレーションして生まれた、オリジナルのやちむん(沖縄の焼き物)で楽しむフレンチのコースディナーを予約しておきました。
ホテル30周年を記念したコース「やちむんマルシェ」のテーマは「あゆみ」。冷前菜から始まりデザートまでの5品構成です。
肉料理【成熟・開花】のように、ひと皿ごとのテーマもあります。ソムリエと相談して、相性のいいワインや泡盛を選んでもらい、一緒に味わいました。沖縄食材のポテンシャルの高さを改めて知り、料理と引き立て合うやちむんの魅力に触れるディナーとなりました。
食後は、パティオやライトアップされたガーデンプールを巡りながら客室へ。リゾートの夜が更けて行きます。
朝はビーチを散歩。午後はアフタヌーンティーというお愉しみも!
朝、目覚めたら、日差しが優しい時間にニライビーチを散策。写真だと遠くに感じられますが、部屋から歩いて数分でビーチに出られます。白い砂をゆっくり歩き、深呼吸! ここは朝だけでなく、夕方のサンセットタイムもおすすめしたい。
お腹がすいたらホテルに戻って、予約しておいた朝食の「ぬちぐすい御前」をいただきましょう!
朝食は日本料理・琉球料理「佐和」にて、「ぬちぐすい御前」を。「お造りと沖縄県産野菜サラダ」と13種類の素材にレモングラスを加えた「命宝茶」からスタートします。
地元の野菜や沖縄料理が、やちむんのほか、琉球漆器や琉球ガラスに少しずつ盛り付けられてあります。命の薬になるものをひと口ずつゆっくりと味わって、しっかりとエナジーチャージできました。
そして、日中はビーチやガーデンプールもいいけれど、強い日差しを避けて、屋内のリラクゼーションプールでのんびり過ごすのも一案です。3種の水圧マッサージや、低温サウナで日頃の疲れを癒やしましょう。
午後は、鳥をモチーフにしたインテリアのラウンジ「アリアカラ」へ。「アリアカラ」はスペイン語で優しい空気を意味し、時を忘れて過ごせます。滞在が決まったら、「アリビラ バードケージアフタヌーンティー」を予約しておきましょう。
2024年7月からのアフタヌーンティーのテーマは、沖縄の暑い夏を連想させる「陽光」。「ホタテのマリネ ブラッドオレンジ風味」などシェフが担当するセイボリーと、「パッションフルーツ風味のクリームブリュレ」や「さんぴん茶トリュフ」といったパティシエが手掛けるスイーツを、好みのドリンクとともに。
12:00~16:00の間の2時間制なので、ランチ代わりに味わうのもいいですね。
今回も連泊して楽しむべき! 非日常の空間でのんびりして、沖縄食材たっぷりの美食を堪能、エナジーチャージもできてしまう。沖縄・読谷村で元気になる旅、早速予約して!
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- TEXT :
- はまだふくこさん ライフスタイルジャーナリスト
- WRITING :
- はまだふくこ