「文机」ってなんと読む?「ぶんづくえ」ではありませんよ!
明日・7月23日は『ふみの日』です。郵便局では毎月23日を「ふみの日」とし、「手紙を書くきっかけの日に」と呼びかけていますが、特に7月は「文月(ふみづき)」の異称も持つことから、毎年、記念切手を発行しています。ことしは「郵便」に関連したモチーフのイラストが得たかれた、レトロなイメージの記念切手が発行されます。デジタルメッセージが主流となった昨今、郵便による手紙の温かみが際立ちます。この日をきっかけに、大切な方に送ってみてはいかがでしょうか?本日は「文」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「文机」ってどんな下駄?
「文机」という日本語の、かな4文字の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「読み書きをする机」のことです。
<使用例>
「今は、キッチンのテーブルを文机(〇〇〇〇)としても使ってしまっているのよ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 文机(ふづくえ) です。
「文机(ふづくえ)」は、古来、定着している読み方ですので、大人の知識として覚えておきたい言葉です。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「文身」ってなんと読む?
「文身」の読み方として正しくなるよう「○○○み」の○に、それぞれかな1文字ずつ入れて完成させてください。
ヒント:身に文字などを入れる、といえば…?
<使用例>
「浮世絵で見ると、悪党の文身(〇〇〇み)も、実に粋で美しいわね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 文身(いれずみ) です。
身体に文字や絵を描くので「文身(いれずみ)」です。当て字ですが、辞書にも掲載されている熟語です。
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本日は、7月23日『ふみの日』にちなんで、「文」という字の入った日本語から、
・文机(ふづくえ)
・文身(いれずみ)
の読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/郵便局ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱