「縦(ほ○○○ま)」・・・なんと読む?
明日、10月18日は『ドライバーの日』です。10毎月(ド)ラ18(イバー)の語呂合わせで、公共交通や物流などに携わる、すべてのプロドライバーに感謝し、その地位向上を目指す日、とされています。日常でもお世話になる機会がたいへん多い職種だと思います。感謝の気持ちと、お礼のひと言など、忘れないようにしたいですね。ドライバーと言えば乗り物を操縦する職種ですので、本日は「操」「縦」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「操舵」ってなんと読む?
「操舵」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「船を思う方向へ進めるために、舵を操作すること」です。
<使用例>
「船長なら、いまは操舵室にいらっしゃると思います」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 操舵(そうだ) です。
「舵(かじ)」の音読み「ダ」は常用漢字ではありませんが、「船を操縦する」という意味の「操舵(そうだ)」という言葉程度は、大人の常識として把握しておきたいですね。
ところで「操縦」という言葉、なぜ「縦」の字が入るのでしょうか?…というところで2問目にまいりましょう。
【問題2】「縦(ほ○○○ま)」・・・なんと読む?
「縦」の読み方として正しくなるよう「ほ○○○ま」の○に、それぞれ、かな1文字ずつ入れて完成させてください。
ヒント:「自分のしたいようにするさま」をいう言葉です。
<使用例>
「空飛ぶ絨毯(じゅうたん)を縦(ほ○○○ま)に操れたら、気持ちいいでしょうね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 縦(ほしいまま) です。
「操縦(そうじゅう)」は「縦(ほしいまま)に操る」ということなのです。「縦」は「たて」と読むのが最もポピュラーな字ですが、漢字の構成としては「糸偏」+「従う」ですね。機織りで、最初に縦糸(たていと)を設置する際には、生地の長さも模様も、したいように決められる…というところにリンクした読み方、という説が有力です。
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本日は、10月18日『ドライバーの日』にちなんで、「操」「縦」という字の入った日本語から、
・操舵(そうだ)
・縦(ほしいまま)
の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱