「礁(○○○いわ)」・・・なんと読む?
明日、11月11日は『ジュエリーデー』です。1909(明治42)年のこの日、日本で正式に宝石の単位「カラット」が採用されたことを記念した日で、ジュエリーの魅力を多くの人に知らせる、という目的が掲げられています。ジュエリーと言えば宝石。世の中にこんなに美しい石が存在するのか、と、うっとり見惚れてしまうような石ですよね。本日は、部首に「石」をもつ字の、意外な読み方に関するクイズをお送りします。
【問題1】「磁(○○もの)」ってなんと読む?
「磁」の読み方として正しくなるよう、「○○もの」の○に、それぞれ、かな1文字ずつ入れて完成させてください。
ヒント:「青磁」「白磁」など「陶磁器」に使われる字ですね。
<使用例>
「萩焼は、地元で採れた土の風合いが魅力的な磁(○○もの)よね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 磁(やきもの) です。
訓読みは、中国から渡来した漢字に、日本らしいかなをつけたものですが、「磁(やきもの)」とは、なるほど、わかりやすいですね。
これを踏まえて2問目にまいりましょう。
【問題2】「礁(○○○いわ)」ってなんと読む?
「礁」の読み方として正しくなるよう、「○○○いわ」の○に、それぞれ、かな1文字ずつ入れて完成させてください。
ヒント:「珊瑚礁」「暗礁」「座礁」などの熟語に使われる字ですね。
<ヒント>
「あのあたりに、海が満潮のときは見えにくい礁(○○○いわ)があるのよ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 礁(かくれいわ) です。
「かくれいわ」も、「礁」の表外読みです。この字にこの訓読みをあてた先人のセンス、素晴らしいですね。日本語の奥深さを感じます。
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本日は、11月11日『ジュエリーデー』の豆知識をお送りしながら、「石」を部首にもつ漢字の意外な読み方から、
・磁(やきもの)
・礁(かくれいわ)
の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱