着物で楽しむ東京散策のおすすめは、伝統のある建物と個性豊かな新しさが混在し、どこかミュージアムのような趣のある日本橋や銀座、清澄白河エリア。雑誌『Precious』1月号では、【小粋にぶらり、アートフルな東京歩き】と題し、かしこまりすぎず、スマートに上品な印象を与えてくれる着物の装いをお届けしました。
本記事では、大政 絢さんがまとう草木染の紬の着物スタイルをご紹介します。
和とモダンが融合、感性を刺激する老舗に高揚「榛原」
「銀座の柳」から生まれた穏やかな草木染の紬は幾何学模様の帯でモダンに
銀座の街路樹の柳を染料にした「柳染」から生まれた、深みのある黄緑の彩りが美しい紬。「森林浴」と題された、樹々の鼓動を幾何学に映し出すような帯を合わせ、小粋に。
訪れたのは…榛原(はいばら)
老舗の名店も多い日本橋界隈。彫刻のような外壁でひときわ目を引くのが、1806年創業の和紙専門店「榛原」(TEL:03-3272-3801)。壁は「土蔵造り」と「色硝子」をモチーフにしており、光の加減で表情豊かな菱形文様が浮かび上がる。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
- 銀座もとじ 和織・和染 TEL:03-3538-7878
- ブルガリ・ジャパン TEL:0120-030-142
- ドリス ヴァン ノッテン TEL:03-6778-7975
- ヴァルカナイズ・ロンドン TEL:03-5464-5255
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- PHOTO :
- 熊澤 透
- STYLIST :
- 青木貴子(WHiTEBOX)
- HAIR MAKE :
- 川原文洋(UM)
- MODEL :
- 大政 絢(Precious専属)
- EDIT&WRITING :
- 川村有布子、喜多容子(Precious)
- 着付け :
- 石山美津江