美食に散策、美肌温泉に名所巡りetc. 旅の目的はさまざまですが、この冬訪れたいのは、「絶景」を楽しむ湯宿! お部屋から温泉からロビーから、刻々と移り変わる絶景を眺めながら過ごす、ゆっくりとした贅沢な時間…。

雑誌『Precious』2月号では【一生に一度は訪れたい!絶景が広がる「おこもり湯宿」リスト】と題して、旅慣れた温泉好きも太鼓判を押す、珠玉の「絶景」×「湯宿」をご紹介しました!

今回はその中から、漫画家のヤマザキマリさんが愛する絶景湯宿として、北海道の「坐忘林(ざぼうりん)」についてお届けします。

ヤマザキマリさん
漫画家・文筆家・画家
日本女子大学 国際文化学部国際文化学科 特別招聘教授。『テルマエ・ロマエ』『プリニウス』などで数々の賞を受賞。著書に『ヴィオラ母さん』ほか多数。

白樺林絶景|北海道・ニセコ「坐忘林(ざぼうりん)」

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少し硫黄の香りがするミネラル豊富な湯は自家源泉からのかけ流し。

「白樺林と、その先に広がる静かな草原と。真っ白な雪の季節こそ訪れたい宿です」

ニセコという土地を知り尽くしたオーナーによる“陰翳礼讃”がコンセプトの宿。

「ニセコのダイナミックな景色をエンターテインメントとして堪能できるだけではなく、限られた時間のなかで北海道の魅力をじっくり堪能したいという人にはおすすめの宿だと思います。

また、ミニマムでセンスのよいインテリアの部屋に設えられた広い内風呂と、白樺林の向こうに広がる草原が見渡せる露天風呂。ふたつの個室的なお風呂を楽しむことができるのも魅力。季節ごとの彩りの変化にも目を見張りますが、特に真冬の、雪に覆われた静かな空間で浸かる露天風呂は、至高のデトックス効果をもたらしてくれます」

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各所からの羊蹄山をはじめとする壮大なパノラマビューは圧巻。
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ミニマムでセンスのよいインテリア

【おすすめの過ごし方】

真っ白な雪に覆われた白樺林を、湯船から一日中眺める贅沢をぜひ。


※情報は2024年12月現在のものです。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
※料金は、時期によって異なる場合があります。また、入湯税などが別途加算される場合があります。

〈DATA〉

  • 坐忘林
  • 料金/¥80,000~(1泊2食付き、2名利用時1名料金/税・サービス料込)
  • TEL:0136-23-0003
  • 住所/北海道虻田郡倶知安町花園76-4

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EDIT&WRITING :
田中美保、木村 晶(Precious)