限られた箱の中に、美しく詰め込まれた至高の料理たち。ひとつひとつ丁寧に下ごしらえされた旬の素材が、繊細に華やかに、彩りよく盛り付けられた日本の「お弁当」はまさにアート!

雑誌『Precious』3月号では、【百花繚乱!ラグジュアリーなお弁当】と題して、あの名店の味から、京都の老舗の粋、ラグジュアリーホテルの名品、今どきの海苔弁まで、麗しき「お弁当」をご紹介。

今回はその中から、「てんぷら小野」 特製天ぷらサンドイッチをご紹介します。

蓋を開けたら思わず歓声があがる、超絶技巧×厳選素材の宝箱、ラグジュアリーな「お弁当」。さて、どれを持ち帰りましょうか。

「てんぷら小野」特製天ぷらサンドイッチ

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『特製天ぷらサンドイッチ』¥22,000[箱外寸/縦13×横19×高さ5cm]

シンプルがいちばん!天ぷらの名店がつくる究極のサンドイッチ

具材は最高級の山形牛ヒレ肉と車海老の天ぷらのみ! 秘伝の“丼タレ”を絡ませた揚げたての天ぷらを、バターを塗って焼いた食パンで挟んだ贅沢なサンドイッチ。頬張ると、サクッとジュワ〜ッ。素材のうま味と丼タレの風味が口の中に広がります。海老天×タルタルソースに紫蘇、牛ヒレ天×からしにバター、ブラックペッパー、アクセントにしば漬け、といった脇役たちの活躍もまた憎い。

「うまいもんはうまい!シンプルがいちばん」と豪快に笑うのは二代目・志村幸一郎さん。毎日豊洲から仕入れる鮮度抜群の魚、全国各地の契約農家から直接買い付けた旬の厳選野菜を、薄い衣でからりと揚げた天ぷらは、国内外VIPの常連が多数。なかでも人気の海老と牛ヒレの天ぷらを、パンコーディネーターが選び抜いた天ぷらと相性抜群の食パンで挟むとあってはおいしくないわけがない。もともとコロナ禍で誕生したこのサンドイッチは現在、事前注文のみ。できたてをぜひ、頬張って。

食パンは千葉県松戸にある「JUDO」の食パン。北海道産小麦粉『はるきらり』『春よ恋』、沖縄のきびからつくられた砂糖『ほんわか糖』、沖縄の海水からつくられた塩『青い海』などこだわりの素材を使い、しっとりもちっとした食感で、天ぷらに負けず、天ぷらを引き立てる優しい味わい。丼タレとの相性も抜群。

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お弁当の箱

※掲載商品の価格は、税込みです。
※情報は2025年1月17日現在のものです。内容は季節によって変わる場合があります。公式サイトなどでご確認ください。

DATA

  • てんぷら小野
  • ※要予約。内容や個数などは応相談。
  • 営業時間/11:30~14:00、17:30~22:00
  • 定休日/土・日・祝日
  • TEL:03-3552-4600(注文等問い合わせ専用) 
  • 住所/東京都中央区八丁堀2-15-5 第5三神ビル3F

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PHOTO :
川上輝明(bean)
EDIT :
田中美保、佐藤友貴絵(Precious)
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