世界に19のホテルブランド、6000軒もの宿泊施設を展開するIHGホテルズ&リゾーツが誇る沖縄の一大リゾート「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」。
羽田から飛行機と車で3時間20分ほどで到着する身近な楽園は、東京ドーム約6個分の広さを誇り、その敷地内には計4つの宿泊棟を有しています。
クラブインターコンチネンタルでアッパーな夏の思い出を

今回ステイしたのは2009年の開業後、2020年に新設された全86室からなるクラブインターコンチネンタル。ワンランク上の滞在を謳歌できるパーソナルなサービスと特別感溢れる客室が魅力です。さらに専用のプライベートプールとラウンジへ自由にアクセスできるという特権も。

大人が寛ぐのにちょうどいい広さのプールからはグリーンの芝生と青空の爽快なコントラストを眺められます。クラブラウンジに隣接しているのでシャンパーニュやカクテルをオーダーしてプールサイドでチルタイムを満喫するのもいいでしょう。

沖縄の自然とマッチする柔らかなアイボリーの壁がウォームリーな空気を醸しているクラブラウンジ。6:30〜19:30まで開放されており、モーニング、アフタヌーンティー、カクテルタイムと時間帯に合わせたフードとドリンクが準備されています。

とりわけ人気があるのが自家製セイボリーとスイーツを盛り合わせたアフタヌーンティー(14:00〜16:00)。メニューが日替わりなので、翌日も異なる彩りに出合えるのがうれしいですね。

カクテルタイムには「本日のカナッペ盛り合わせ」が各テーブルにサーブされる上、ブッフェ台に並ぶお酒のお供も自由に楽しめます。

海ぶどうや島豆腐など、沖縄の名産を取り入れたオードブルにシャンパーニュを合わせていい気分に。小ポーションなのでディナー前に訪れても小腹が満たされる程度で済むので安心です。
この上ない高揚感に満ちるクラブインターコンチネンタルスイート

クラブインターコンチネンタルを余す事なく楽しみ尽くすなら、132.9平方メートルと圧倒的な広さを誇るスイートをリザーブするのがオススメ。石垣ブルーが目下に広がるジャグジー付きテラスが自慢の客室です。

オーシャンビューを眺めながら思い思いの時間を過ごせる開放感抜群のリビングルーム。キッチンも併設されているので、できる限り客室で過ごしたいという方は自分でお料理を作るのもアリですね。

なんと言っても目玉はこの広々としたテラス! ため息ものの海景色を独占できる優越は言葉にならないほど。

石垣の豊かさを一番感じられたのはこのチェアで寝転んで過ごした時間。日中は思う存分青い海と空に癒やされ、夜は満点の星空に感動させられました。
リニューアルした「トロピックス ラウンジ&バー」で石垣牛をとことん堪能
「Yaeyama Breeze」をテーマに八重山諸島の恵みを存分に味わえる一軒へと昨年末リニューアルした「トロピックス ラウンジ&バー」。八重山諸島と沖縄本島から集めたジンやラムを20種以上をラインナップし、沖縄からインスピレーションを受けたオリジナルカクテルを琉球グラスで提供しています。
さらにディナータイムには一頭買いしている石垣牛をバリエーション豊かな調理で楽しませてくれる「石垣 Beef Bar(ビーフ バー)」を楽しめます。

「八重山ブリーズ」と名付けられたこちらの一杯は、石垣島の名門ハーブ園・カフェの「ガーデンパナ」にて摘みとられたフレッシュなローズマリーを使用したジンベースのカクテル。とびきりの清涼感を生み出すローズマリーに軽快なソーダの泡が加わり、まるで八重山の爽やかな風をグラスの中で表現しているかのよう。
夜のバータイムには石垣島の穏やかな気候と豊かな自然で育った石垣牛が主役の「石垣 Beef Bar(ビーフ バー)」を開催。きめ細やかな霜降りと濃厚な旨味を活かした個性派メニューが揃います。

食べた瞬間、思わず笑みがこぼれたのが「石垣牛ロース肉のカツレツサンドウィッチ」。バターをたっぷり染み込ませたパンが、肉厚なのに驚くほど柔らかいカツの旨味と肉汁を優しくキャッチします。

ほかにも、希少部位であるヒレ肉を贅沢に使用した「石垣牛ヒレ肉のカルパッチョ」や、オリーブオイルでじっくり煮込んだタンとレバーがゴロゴロ入った「石垣牛タンとレバーのアヒージョ」など石垣牛の魅力を引き立てるメニューがラインナップ。
日中のデイタイムには、「石垣牛筋カレーライス」や「石垣牛メンチカツバーガー」、「ロースト石垣ビーフ丼」などのライトミールも用意され、より気軽に石垣牛を味わうことができます。
ANAインターコンチネンタル石垣リゾートが提案する贅沢なデイタイムの過ごし方

滞在をより豊かなものにしてくれるアクティビティをご紹介します。ホテル目前に広がるマエサトビーチではシュノーケリングやダイビングなどの定番アクティビティのほか、水上パーソナルクラフト「Wheeebo」など初心者でも安心して遊べるアイテムを導入しています。

「Wheeebo」は円盤の上に乗り、リモコンで操作しながら360度好きな方向へ進むことができる電動版SUP。座ってしまえばバランスを取らなくても楽しめるので、お子さんやシニアの利用者も多いのだとか。水面との距離が近く、透き通った海と一体感を味わえますよ。

ビーチでアクティブに過ごした後は、スパでリラックスタイムを満喫してみてはいかがでしょう。ホテル内の「Spa Agarosa」ではボディやフェイシャルのトリートメントはもちろん、沖縄の恵を使用した独自のトリートメントを堪能することも。

今回は沖縄で命の薬を意味する「ぬちぐすい」というプランを体験。スクラブ、ボディトリートメント、ヘッドセラピーがセットになったフルコースです。まずは石垣島でとれた無農薬のドライフルーツの中から好きなものひとつ選び、石垣島の塩と共にすりつぶしたスクラブで肌の汚れをオフしていきます。
施術後は塩によるデトックス感が強く、お肌全体がきゅっと引き締まった感覚に。肌触りはしっとりとしていてトータルで120分、リラクシーなひとときが最高の癒やしを与えてくれます。
非日常感に包まれるカバナでロマンティックディナーを堪能

夏季限定の特別な体験のひとつがプールサイドにあるカバナを貸し切ってのディナープラン。プライベートが保たれたムード満点な空間では、記念日のお祝いなど特別なひとときを過ごすのにうってつけなロケーションです。
専任のソムリエが選りすぐったワインペアリングとディナーコースがセットになったプランが例年よりもリーズナブルに楽しめるとのことで、今回はそちらを体験させていただきました。

お料理は石垣島食材を主役に、サイドメニューやソースで遊びを効かせたモダンな一皿が提供されます。スタートは石垣島産マグロとシャンパーニュのペアリングから。
中をレアに仕上げた炙りマグロには、シークワーサー・マヨネーズ・ガーリックを和えた玉ねぎソースをトッピング。つけ合わせのみずみずしいアスパラガスやスナップエンドウのフレッシュな甘さもたまりません!

食べ応え満点の車海老のカダイフには、風味の強い島ネギのピューレを合わせて。サクサクと小気味よい食感とスッと鼻に抜ける爽やかなネギの香りが好印象です。

メインはお待ちかねの石垣牛! 希少部位のヒレ肉を完璧な火入れで柔らかく仕上げています。下にはマッシュポテト、上から濃厚な赤ワインソースとトリュフオイルがプラスされ、仕上げにフレッシュな黒トリュフを贅沢に散らしています。

メインのお肉にはカリフォルニアのロマネコンティことCALERAのピノノワールをコーディネート。シルキーできめ細やかなタンニンが柔らかなお肉を優しく受け止めます。

日が暮れるとより一層ムーディな雰囲気に。石垣の風を受けながら美食と美酒に酔いしれるディナータイムは想像を上回る体験価値で、この旅のハイライトとなりました。
フローティングブレックファストで迎える至福のモーニングタイム

朝のひとときを特別なものにしてくれるのが、プールで楽しむ「フローティングブレックファスト」。
エッグベネディクトや南国フルーツ、ホテルメイドのペストリー、バナナスムージーなどバラエティに富んだメニューがトレーに並び、プールの上でぷかぷかと浮いています。

楽しみにしていたのは、ゲストからの評価が高いと噂のエッグベネディクト。トリュフ入りのオランジェソースが後を引くおいしさで、朝からリッチな気分を誘います。

文句なしで気分のアガるプレゼンテーションに大満足。この朝食を目当てに訪れるゲストも少なくないというのも納得です。
島食材の魅力に開眼させられる食体験や石垣島の自然を肌で感じるアクティビティなど、こちらならではの滞在にとことん癒やされた2泊3日。思い立ったらすぐに旅立てるリュクスなリゾート「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」へぜひ足を運んでみてくださいね。
問い合わせ先
- ANAインターコンチネンタル石垣リゾート
- TEL:0980-88-7111
- 住所/沖縄県石垣市真栄里354-1
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 星子莉奈
- EDIT :
- 小林麻美