仕上がりも化粧もちも確実に変わる「フェースパウダー」の選び方

ベースメイクの仕上げに使用するルースパウダーには、ファンデーションを定着させ、毛穴や色ムラなどの肌ノイズを払拭する役割があります。けれど“粉”であるため潤いを吸い込み、肌が乾いてシワが目立ってしまうことも…。回避するには、改良を重ねた上質な粉選びが重要です。

そのために覚えておきたいのは、パウダーには2タイプあるということ。サラサラで肌にスッと溶け込むものはテカリを抑え、皮脂による化粧崩れを防止。一方、湿度を感じるしっとりなめらかなタイプは擦り合わせるほど艶が増し、スキンケア効果も高く乾燥崩れから肌を守ります。肌質や季節に合わせて使い分けを。

今回は、「ボビイ ブラウン」「KANEBO」「センサイ」「SUQQU」のプレストパウダーにフォーカスします。

◇化粧直しには「プレストパウダー」

パウダーを固形状にしたプレストパウダーは、薄型で持ち運ぶのにも最適。ふんわり軽やかなルースパウダーと比べて、フィット感やカバー力が高いという利点もあります。

化粧直しの仕上げに使用するほか、テカリが気になる部分だけにポイント使いするのもおすすめ。今シーズンは、粉っぽさゼロでしっとり潤みのある “生肌” っぽく仕上がるものから、ハイライトのような明るさと艶で立体感をもたらすタイプまで、優秀なプレストパウダーが豊作です。

「ボビイ ブラウン」「KANEBO」「センサイ」「SUQQU」のプレストパウダー
 

1.エアリーな微粒子が肌を包み込み柔らかな光を宿す陶器肌に

「ボビイ ブラウン」シアーフィニッシュ ブラーリング パウダー
パールピンク×白のマーブルが美しいパウダー。エアリーな微粒子パウダーがのせた瞬間肌に溶け込み、ベースメイクのもちを高めながら、明るさとシースルーな艶をもたらす。¥7,700

2.ジェルコーティングされた粉体が光を均一に拡散して艶めく

「カネボウインターナショナルDiv」KANEBO クリスタライズドフィックスパウダー
半透明なジェルでパウダーをコーティング。厚みのあるジェル膜が肌に密着して白浮きや粉っぽさを感じることなく、ファンデーションの質感を生かした艶めきのある肌に。¥7,150

3.引き締まった立体肌を演出する肌なじみのよい4色パウダー

「カネボウ化粧品」センサイ CP プレスト パウダー
4色をブレンドすることでどんな肌トーンにもマッチして、メイクしたてのフレッシュな仕上がりに。単色をブラシにとって、シェーディングやハイライトのように使っても。¥9,350

4.無垢な透明感と清潔感を与えるミストブルーの潤みパウダー

「SUQQU」グロウ セッティング パウダー
球体パウダーと半透明な板状パウダーにパール材をプラス。時間の経過と共に現れる乾燥やくすみをカバーして、まるで光が流れるようなイキイキとした肌へ。¥8,800(セット価格)

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
戸田嘉昭(パイルドライバー)
EDIT&WRITING :
新田晃代、五十嵐享子(Precious)