フランスを本拠地とするホスピタリティグループ「アコー」のプレミアムブランド「プルマン東京田町」。JR田町駅からすぐの場所にあるこちらのホテルは、国内外のビジネスマンはもちろんのこと、世界中から感度の高い人々が訪れるアップスケールホテルです。

そんなプルマン東京田町では、現在「桜アフタヌーンティー2025」が開催中。会場となる2Fのレストラン&バー「ジャンクション(JUNCTION)」では、大きな窓から桜並木が見えます。つぼみから、満開、新緑まで桜のさまざまな美しさと共にアフタヌーンティーを楽しむことができます。

プルマン東京田町ならではの「桜アフタヌーンティー」を、Precious.jpライターが実食レポートします。

目の前の桜と共に楽しむ!「プルマン東京田町」桜色のアフタヌーンティー

ホテル_1,東京_1,スイーツ_1
「桜アフタヌーンティー2025」¥7,000 ※写真は2名分

取材当日は、まだ桜は七分咲きといったところでした。それでも桜とアフタヌーンティーの組み合わせは心躍るものがあります。写真を撮るタイミングによっては、桜の向こう側に電車が通ることも。

そんな、今ならではの桜色の景色と一緒にいただくアフタヌーンティーも、もちろん桜色となっています。

まずは上段から。

ホテル_2,東京_2,スイーツ_2
「桜アフタヌーンティー」上段

スイーツは、まさに春を感じさせてくれる色合い。

左側奥は「桜と苺のバシュラン」。バシュランはフランス発祥の冷たいスイーツ。メレンゲにアイスクリームやホイップクリームなどを挟んで、ソースをかけたものです。今回は桜メレンゲにいちごやいちごソースを添えて春らしく。飾られたお花はしその花穂ですが、この花の部分をちぎって一緒にいただくと和の雰囲気が感じられます。

その右隣が「プランタン」。ホワイトチョコと桜のムース、いちごのムース、いちごのジュレに、みずみずしいいちごやフランボワーズ、グロゼイユとベリーがたっぷり。

抹茶のマカロンもこだわりのひとつ。グレープフルーツコンフィチュールとグレープフルーツの皮入りガナッシュをマカロン生地でサンド。甘さだけでなく爽やかさもプラスされています。

スイーツ_3,ティー_1,ホテル_3,東京_3
「桜の霙羹(みぞれかん)」

そしてアフタヌーンティーでお目にかかるのは珍しい「桜の霙羹(みぞれかん)」です。桜あんで作られた水ようかんをベースに、桜花のシロップ漬けを霙羹で閉じ込めています。散りゆく桜をスイーツで表現しているかのような美しさで、目をひきますよね。

ホテル_4,東京_4,スイーツ_4
「桜とスリーズのムース」

続いて、中段へ。まずはつるんとしたフォルムがキュートな「桜とスリーズのムース」。マスカルポーネのムースとスリーズジュレをチョコでコーティング。桜のクリームと桃のチュイルのデコレーションがキュートです。

ホテル_5,東京_5,スイーツ_5
左から「フランボワーズのガナッシュサンド」「柚子のロールケーキ」

「桜とスリーズのムース」と一緒のプレートには、桜色の葉っぱの形をした「フランボワーズのガナッシュサンド」も。フランボワーズガナッシュをランドグシャでサンドした一品です。サクッとしたランドグシャとしっかりしたガナッシュの歯ごたえも新鮮です。

そしてもうひとつは「柚子のロールケーキ」。柚子とホワイトチョコレートのクリーム、柚子コンフィチュールをスポンジで巻き込み、柚子皮のシロップ漬けと日向夏をのせています。春らしい甘さに柑橘のさわやかさがぴったりです。

ホテル_6,東京_6,スイーツ_6
日替わりのセイボリーも堪能したい

また、プルマン東京田町のアフタヌーンティーの魅力のひとつが、シェフ自慢のセイボリー。日替わりで3品のセイボリーが提供されます。

「エンパナーダ」に「桜エビのクロケット」、「ハムときゅうりのサンドイッチ」と、季節の素材を活かした料理が並んでいました。何がいただけるかは当日のお楽しみです。

スイーツ_7,ティー_2,ホテル_7,東京_7
「スコーン」

今回から、スイーツとセイボリーのほかに新たにスコーンも加わりました。

アフタヌーンティーではおなじみのスコーンは、以前よりリクエストも多かったそう。小さめで食べやすいスコーンは、中はしっとり、表面はサクッとした歯ごたえがやみつきになりそうです。ぜひクロテッドクリームと自家製ストロベリージャムをたっぷりと付けて召し上がれ。

お酒と共に楽しめる「桜ハイティー」もチェック!

ホテル_8,東京_8,スイーツ_8
「桜ハイティー」セイボリー+シャンパン&カクテルを含む39種のフリーフロー ¥9,000、セイボリー+スパークリングワインを含む34種のフリーフロー ¥7,000、セイボリー + ロンネフェルト紅茶のフリーフロー ¥5,000

「桜アフタヌーンティー」と共に、夜は「桜ハイティー」もスタートしています。

おいしいお料理と景色を楽しむだけでなく、飲み物もそのときの気分に合わせてセレクトできます。桜色の8種のロゼやクラフトジン、カクテル、シャンパンを含む39種類のフリーフローと、スパークリングワインを含むフリーフロー、さらに紅茶を楽しむことができるノンアルコールのコースから選ぶことができます。

ホテル_9,東京_9,スイーツ_9
左から「春キャベツとホタテのテリーヌ 」「ホタテのパートブリック包み 」

もちろん、お酒に合うセイボリーもたっぷり。

春キャベツの甘味とホタテの旨味が「「春キャベツとホタテのテリーヌ」や、旬の甘さが際立つ「ホワイトアスバラガスのムース」 など、春の味わいを楽しめます。

ホテル_10,東京_10,スイーツ_10
「ヴィーガンサンドイッチ」

大豆ミートを使ったヴィーガンサンドウィッチも食べ応えばっちり。ビーツの酸味やアボカドのクリーミーさが、ヴィーガンとは思えないしっかりした肉感を引き立てていました。最後にいただいても、お酒と一緒に楽しんでも◎!

ホテル_11,東京_11,スイーツ_11
左から「チーズ盛り合わせ」、「ラムジャーキーとミックスナッツ」

 ゆっくりとお酒を飲みながら楽しめるチーズやナッツも揃っています。

ラムジャーキーはなかなかいただく機会がないかもしれませんが、深い味わいで、これだけでもお酒が進みそうです。オージー・ラムの魅力を発信する「ラムバサダー」でもある福田浩二シェフならではのアイテムです。


モダンな空間で味わう桜アフタヌーンティーと桜ハイティーは、年度はじまりの疲れをきっと癒やしてくれるはず。

5月末までと比較的長い開催期間ですので、桜が散ったあとでも、テーブルの上でお花見気分を味わえます。昼でも夜でも、気分に合わせて空間と共に楽しんでみてくださいね。

※掲載商品の価格は、税込みです。

問い合わせ先

  • プルマン東京田町
  • 「桜アフタヌーンティー」
  • 期間/~2025年5月31日(土)
  • 時間/14:30~16:30(L.O.16:00)※席120分制・ドリンク90分制
  • 「桜ハイティー」
  • 期間/~2025年5月31日(土)
  • 時間/17:00~20:30(L.O.20:30)※席120分制・ドリンク90分制
  • TEL:03-6400-5855
  • 住所/東京都港区芝浦3-1-21

関連記事

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
EDIT :
小林麻美