体重は変わらないのにくびれが消失!? 簡単ストレッチでメリハリ復活!
くびれがなくなるのは、太ったせい?それとも年齢のせい?その答え、実はどちらでもありません。多くの大人女性が感じる「なんだかウエストがもったりしてきた…」という変化。その原因は「脇腹の筋肉=腹斜筋を使わない」ことにあるのです。

実はこの腹斜筋、日常生活の中でしっかりと動かせている人は、意外と少ないのだとか。そこでエイジングデザイナーの村木宏衣さんが教えてくれるのが「腹斜筋をしなやかにして、くびれをつくるストレッチ」。
方法はとてもシンプル。膝を立てた状態で、ゆっくりと体を左右に倒すだけ。腹斜筋を伸ばしながら刺激し、怠けていた筋肉を目覚めさせることで、内側から引き締め効果が!さらに、この動きは骨盤の左右バランスを整える効果もあるため、硬くなっていた骨盤まわりの筋肉がゆるみ、姿勢がスッと整うので、腰痛・肩コリの緩和にもつながる、まさに一石三鳥のアプローチ。
くびれづくりに必要なのは特別なトレーニングでも、過酷なダイエットでもありません。ストレッチで眠っていた筋肉を動かせば「本来のボディライン」に。くびれも、自信も、きっと取り戻せますよ。
■Step1:膝立ちになり、姿勢はまっすぐ、目線は正面に
まずは、床にマットやバスタオルを敷いて、両膝を肩幅に開いて膝立ちになります。このとき、背筋はすっと伸ばして。骨盤が前に出たり、腰が反ったりしないように意識しながら、上半身は地面に対してまっすぐ垂直をキープしましょう。体の横に軽く広げてリラックスして構えましょう。これが基本の姿勢です。

■Step2:体を左右にゆっくり倒して、腹斜筋を刺激する
次に、深呼吸をしながら上半身をゆっくりと右へ倒します。右手が床に近づくくらい倒しましょう。右の脇腹がしっかりと縮んで、左の脇腹がじんわり伸びるのを感じてください。5秒キープしたら元の姿勢に戻り、今度は左側へ。左右交互に倒し、これを1セットとして、10〜15回行いましょう。

【まとめ|もったりウエストを引き締める!くびれ復活ストレッチ4か条】
1)くびれがなくなるのは腹斜筋を使わないことで硬化していることが原因。
2)日常で腹斜筋をしっかりと動かせている人は少なく、意識してケアすることが課題。
3)腹斜筋をストレッチすることで筋肉を目覚めさせ、内側から引き締めることでくびれが復活。
4)このストレッチは骨盤まわりの緊張がほぐれ姿勢改善、腰痛解消にも。
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以上、「もったりウエストを引き締める!くびれ復活ストレッチ」を教えていただきました。
アンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は5月3日の更新です。お楽しみに!


- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子