美しい海と珊瑚礁に囲まれた楽園、宮古島は、今、世界中のトラベラーから注目の島。そんな宮古島に、洗練された世界観と群を抜いたホスピタリティで話題のラグジュアリーホテル「ローズウッド宮古島」がオープンしました。

雑誌『Precious』6月号の特集【絶景と癒しのラグジュアリーホテル「ローズウッド宮古島」】では、ヴェールに包まれた極上リゾートの撮り下ろしに成功!その魅力を徹底解剖、全貌に迫りました。

今回は、「ローズウッド宮古島」のコンシェルジュに教えてもらった、地元民おすすめのソウルフードから美味フレンチ、カフェ、お土産に最適なギャラリーまで、Precious世代にふさわしい名店を一挙にご紹介します!

■1:Grand Bleu Gamin(グランブルーギャマン)|宮古島で味わう極上フレンチ

東京のビストロフレンチ「オー・ギャマン・ド・トキオ」ほか、和食やイタリアン、パティスリーなどを経営するオーナーシェフ・木下威征さんが手掛けるホテル&レストラン。名店の本格的な味を宮古島でも楽しめるとあって、連日賑わっている。

宮古島「グランブルーギャマン」の料理
前菜の「なまり節を使った自家製ツナのサラダ・ニソワーズ」。宮古島といえばなまり節。伊良部島で水揚げされたカツオを燻製にした伝統的な加工品で、風味豊かな味わいが、シンプルなサラダのアクセントに。
宮古島「グランブルーギャマン」の料理
メインディッシュの「牛ハラミのステーキ ガーリック宮古味噌ソース」。濃厚な宮古味噌がハラミのうま味を引き立てる。
宮古島・Grand Bleu Gamin(グランブルーギャマン)の内観
店内の様子

ライブ感溢れるカウンターは宮古島でも健在。宮古島の食材を使った滋味深い料理は、コースまたはアラカルトで。南仏を思わせる解放感たっぷりのプライベートヴィラに宿泊すれば、美味しい料理とワインで心地よく酔ったまま、ベッドへダイブも可能。木下シェフの絶品朝食は、宿泊者だけの特権。

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宮古島「グランブルーギャマン」の外観
外観

■2:叶(かな)|沖縄・宮古島の作家作品が揃う

鮮やかなブルーの器が人気の読谷山焼大嶺工房のやちむんほか、沖縄の御嶽など聖地に自生するヤシ科の植物、クバを使った小川京子さんの縄オブジェ、琉球ガラスや宮古上布などが並ぶギャラリー。地元作家の名作を取り扱っている。

宮古島・叶(かな)で取り扱うやちむんの皿
やちむん
宮古島・叶(かな)の店内
琉球ガラス、縄オブジェ

宮古島の素材を使った琥珀糖ほか、お香やお香立て、珈琲などのオリジナル商品も展開。センスのよい品が揃う。向かいの建物にあるサロンでは、宮古島の文化を発信するワークショップなども開催。

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宮古島・叶(かな)の店内
内観

■3:カフェ ウエスヤ|美味!宮古島×エスニック

食材の島、宮古の素材を使ったアジアン創作料理が人気の店。表通りのコンクリート壁の階段を下りれば、樹木が茂る中庭が。この中庭を望む大きな窓際はこの店の特等席。ランチタイムの看板メニューは「Asianまぜ麺」。

宮古島カフェ ウエスヤの看板
カフェ ウエスヤ
宮古島のカフェ ウエスヤのまぜ麺
余った具材は追い飯と混ぜて混ぜご飯に!「Asianまぜ麺」¥1,250

宮古そばと、宮古味噌と花椒で味つけされたひき肉や揚げワンタンの皮、野菜を混ぜ混ぜしてレモンを搾れば、エスニック風味のまぜ宮古そばが完成、クセになる味わい。地元のファンも多く、ランチもディナーも予約がベター。

宮古島のカフェ ウエスヤの料理
左/日替わりの「本日のランチプレート」(¥1,300〜)も人気のメニュー。この日は、タイの伝統料理、タイの焼き鳥ともいわれるガイヤーン。右/宮古そばのだしをベースにした「Asian宮古そば」(¥1,200)。たっぷりのニラやパクチーと、胡椒がきいたトロトロの炙りソーキがたまらない逸品!

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宮古島・カフェ ウエスヤの店内
内観
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  • カフェ ウエスヤ
  • TEL:0980-73-5286
  • 時間/ランチ11:30~L.O.13:30、ディナー18:30~L.O. 21:30 水・木曜休
  • 住所/沖縄県宮古島市平良下里43

■4:みやこ焼|キュートなシーサーに出合うなら

「ローズウッド宮古島」のゲストを迎える門柱のシーサーを手掛けているのがこちら。店内には優しくユニークな顔立ちのシーサーや、マグカップ、皿などの器が所狭しと並ぶ。「不思議なことに、シーサーの顔は、つくり手の顔と似てくるんですよ」とご主人。優しい顔のシーサーを、お土産にぜひ。

宮古島「みやこ焼」の店内
店内の様子

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  • みやこ焼
  • TEL:0980-72-3948
  • 時間/9:30〜17:00 日曜休
  • 住所/沖縄県宮古島市平良字西里1292-5

■5:PALI GALLERY(パリギャラリー)|宮古島カルチャー発信拠点!

2022年5月にオープン。宮古島にゆかりがある写真家の石川直樹さんと同島出身のアーティスト・新城大地郎さんが中心となり、企画展を手掛けている。「宮古島の文化を発信しつつ、地元の人たちも気軽にアートに触れられる場所」と語る。

宮古島「パリギャラリー」の併設カフェSR COFFEE MIYAKOのコーヒー
SR COFFEE MIYAKO

併設カフェ(SR COFFEE MIYAKO)のコーヒーも美味。宮古島カルチャーに触れるならこちらへ。

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宮古島「パリギャラリー」内観
ギャラリー内の様子

※商品の価格は、すべて税込みです。情報は4月11日現在のものです。
※内容は季節によって変わる場合があります。公式サイトなどでご確認下さい。

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PHOTO :
長谷川 潤
EDIT&WRITING :
田中美保、安村 徹(Precious)