【目次】
面長を小顔に見せる「ポイント」
丸みシルエットで骨格をカバー!
面長さんに多いお悩みが、「顔が長く見える」「顔が大きく見えやすい」「キツい印象を持たれる」というもの。
「サイドに厚みを残してカットすると、丸みのあるシルエットになって骨格をカバーできます。柔らかく優しい印象になるので、面長さんのシャープな印象も和らぎます。その上でスタイルにメリハリをきかせれば、小顔に見える効果も!面長さんの場合、トップに高さを出すと面長が助長されてしまいます。でもサイドにふんわり感があれば、ボリュームダウンもカバー可能です」(kakimoto arms 自由が丘クレオ スタイリストチーフ 西本寛之さん)。
ショートの丸みと柔らかさで面長カバー!小顔が叶うメリハリショート
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クセ毛風パーマのこなれウルフショート



「こちらのウルフショートは比較的どんな髪質 毛量でもトライしやすいスタイル。ひとりひとり異なる骨格に合わせて、毛先を絶妙にずらしながら、形を作るようにしてカットしていきます。広がりやすいサイドはまとまりやすくなるように調整し、パサついて見えないよう襟足部分の毛先の厚みは適度に残しつつ今っぽいシルエットに。モデルさんの場合、骨格上、根元がぺったりしやすいので、自然なボリュームが出せるよう根元からパーマをかけています。クセ毛っぽく見えるような感じに、顔周りはマッシュぽい丸みが出るようにして顔型がキレイに見えるように。前髪はやや長めに、厚みを残しながらカット。おでこが程よくすけるような厚みなら気になるおでこも自然にカバーでき、ナチュラルで若々しい印象に」(Cocoon 表参道 マネージャー/スタイリスト キッカワミワさん)
<スタイリング方法>前髪からトップ部分は、地肌をこするようにドライしてボリュームを出していって!
「パーマをかけているので、スタイリングに時間をかけなくてもまとまりやすいスタイルなのですが、ポイントは前髪からトップ部分のボリューム出し。ひと手間かけるだけで格段に、仕上がりがこなれて見えます」(キッカワさん)。

<STEP.1>前髪からトップの根元を濡らし、ドライしながらボリューム出しを

<STEP.2>ムースを髪全体になじませてパーマ感を復活させて

<STEP.3>襟足は外ハネっぽく整えてバランスよく!

<老け見えをくい止めるポイント3か条
- 骨格に合わせたカットで、まとまりやすく映える美フォルムに
- 襟足に厚みを残したウルフショートでこなれ感をキープ
- ぺったちしがちな前髪やトップ部分は、濡らしてからボリューム出しドライのひと手間を
「スタイリングにはパーマ用のムースがおすすめ。パーマ感を復活させながらも固まりすぎず、ナチュラルな毛流れをキープできるものを選んで」(キッカワさん)。
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スタイリング簡単なカーリーウルフショート



「襟足は少し長めに残してカットし、シルエット的にはウルフショート風に。くせ毛を活かしつつパーマが映えるよう、全体的に毛量調整をし、中間から毛先にかけてはパーマをかけています。中間から毛先にパーマをかけることで、今回のスタイリングのような雰囲気に加え、毛先ワンカール風にも、乾かし方次第で2Wayで楽しめるのも魅力です。扱いやすさを重視し、前髪にも軽くパーマを。那須さんはくせがある硬めの毛なので、細いロッド×弱めのパーマ剤を組み合わせてパーマを。ダメージをできる限り少なくしながら、手軽なスタイリングで程よいパーマ感が出せるように仕上げています」(Joni&Rougy トップスタイリスト 江良栞さん)
<スタイリング方法>パーマを活かすトリートメントムースをもみこむだけ。前髪は浮かないように自然な流れをキープして。
「根元と前髪だけざっと乾かしておけば、暑い季節は自然乾燥でもOKなのがパーマのラクなところ。バリバリと固まるムース剤は避け、潤いとパーマ感をキープできるトリートメントムースを使うのが今っぽくこなれて見せるコツです」(江良さん)。

<STEP.1>まずは手元にトリートメントムースをとって

<STEP.2>毛先にトリートメントムースをなじませる

<STEP.3>コームにキープ系スプレーを塗布

<STEP.4>前髪の毛先の流れをキープするようにコームでなでる

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
- ショートのこなれパーマのベースは、襟足長めウルフショート。くせ毛活かしのカットでおしゃれニュアンスに
- 毛先から中間にかけてのパーマで、スタイリングの手間のない再現性の高いスタイルに
- おでこカバーや小顔をかなえる前髪は、毛流れキープのひと手間をプラス
「パーマスタイルにはパーマ用の固まらないタイプのトリートメントムースが断然おすすめです」(江良さん)。
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「丸みのあるグラデーションカットで、襟足は締めすぎず、もみあげは少し長めに残しています。頬の高さにボリュームを出して、横から見ても後ろから見ても美しくなるようにカット。ブロックカラーで立体感をプラスすれば、さらに柔らかな雰囲気に!」(PEEK-A-BOO NEWoMan新宿 店長 栗原貴史さん)。
<スタイリング方法>ポイントで細い毛束に動きを出して、ニュアンスをプラス!
「ふんわり感が大切ですが、乾燥してボワッと膨らんでいるように見えるのはNG。細い毛束を巻いて動きを出しつつ、オイル+ワックスでしっかりボリュームコントロールを」(栗原さん)。

<STEP.1>トップは根元を起こしてドライ

<STEP.2>サイドも根元に風をあててドライ

<STEP.3>ストレートアイロンで内巻きに

<STEP.4>ポイントで毛先を外巻きにする

<STEP.5>スタイリング剤で仕上げる

「40代になると髪が乾燥して広がりやすくなるので、ワックスだけだと束感がつきにくくなります。オイルをプラスすれば、束感も出せて保湿効果もアップ。表面につくとボリュームダウンにつながるので気を付けて」(栗原さん)。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部