年々気温が著しく上昇する夏は、家で過ごす時間もおのずと多くなります。家は最高の寛ぎの場だから、快適に過ごせる環境づくりは最優先にしたい!
雑誌『Precious』8月号では、【夏の家時間が満たされる「暮らしのアイディア」】と題し、少しの工夫で五感から満たされるような、そんな心地いい暮らしのヒントをお届けしました。
今回はその中から、「uka」代表の渡邉季穂さんに伺った、センス溢れる暮らしの工夫をご紹介します。
暑い夏を美しくしなやかに過ごすために。お気に入りの空間にひとさじの涼感溢れるエッセンスをプラスして、快適なサマータイムを!
素敵な人から学ぶ「暮らしのセンス」拝見!
酷暑でも軽やかに暮らしている人は、夏時間の過ごし方から空間づくり、インテリアアイテムまで上手に涼感を取り入れているもの。
どんな空間に、どんな工夫を凝らしているのか。そのセンス溢れる実例を見せてもらいました。
〈色や素材を涼やかにして過ごしやすい工夫を随所に〉

2年前、築50年となる実家を建て替え、二拠点で暮らしている渡邉さん。シンボルツリーである梅の木を生かすため、庭はそのまま残し、建物部分をあらためて建て直すことに。都心のマンションとは違う、ゆるやかな空気が流れる場だからこそ、夏を涼やかに過ごすためのティップスが、そこかしこに散りばめられています。

「ソファを彩るクッションカバーを、夏仕様に模様替え。淡いニュアンスカラーを並べたり、麻などシャリ感のある素材を取り入れたり。お風呂上がりにまとうバスローブは、サッと羽織れる“HAY”のワッフル素材をセレクト。しっかり汗を吸ってくれるし、袖の色がブロックトーンになっているのがモダンでキュート」


さらに大切にしているのが睡眠時間。“ノルディックスリープ”とコラボレーションした“uka”のピローミストや寝具など、スムーズに眠りにつく工夫を凝らしていました。


「庭のテーブルクロスを爽やかな柄にしたり、サウナでの水分補給に猫フォルムのグラスを用意したり、遊び心を交えて夏を乗り切ります」
※掲載アイテムは、すべて私物です。
関連記事
- 見慣れた空間をプチ模様替え!家中どこでも軽やかに移動ができ、長く愛せる逸品8選|毎日の暮らしをラグジュアリーに
- 家にいながら自然を感じられる「インテリアグリーン」&涼感たっぷりの「オブジェ」|部屋中に心地よい空気が流れて
- リビングでの優雅なひとときを叶える「カッシーナ・イクスシー」のアームチェア|極上レザーが、穏やかな時間をつないで
- EDIT&WRITING :
- 兼信実加子、安村 徹(Precious)
- 取材・文 :
- 本庄真穂