本格的な冬シーズンを迎える前は、重さを感じさせずに気軽に装えるアウターの出番。さらに真冬でもオフィスや電車の中など、暖かい場所で脱いだときにかさばらないのも魅力です。

そこで、気温の低下がゆるやかと予想される今年の気候に対応しながらスタイリッシュに装える新作アウターを、Precious.jpが徹底リサーチ。一枚仕立てやショート丈、スリーブレスタイプなど、バランスよく羽織れる優秀なアイテムを12のブランドごとにシリーズでご紹介します。

今回は「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」から、スペイン将校の制服を着想源とするアイコンの『スパーニャ・ジャケット』のディテールを採用した『スパーニャ・コート』と、首周りがすっきりと映えるノーカラーの『ボリス・コート』をピックアップしました。

■1:快適さと動きやすさを両立させた『スパーニャ・コート』

「ロロ・ピアーナ」のコート
コート『スパーニャ・コート』¥1,344,200

1998年に誕生したアイコニックな『スパーニャ・ジャケット』のフォーマルなシルエットはそのままに、冬のワードローブに欠かせないロング丈に再解釈された『スパーニャ・コート』。

生後1年未満のヒルカス子山羊の下毛だけを使用した貴重なファブリックを2層構造で仕立て、驚くほど軽く包み込むような暖かさを実現しています。うっとりするほどなめらかな手触りは、極上のベビーカシミアならでは。フロントに2つのパッチポケットとチケットポケット1つが美しくあしらわれた、実用性の高いデザインもポイントです。

「ロロ・ピアーナ」のコート
『スパーニャ・ジャケット』の特徴でもある、レザーのパイピングを施した立ち襟が踏襲されたデザイン。

■2:自由なスタイリングを楽しめる『ボリス・コート』

「ロロ・ピアーナ」のコート
コート『ボリス・コート』¥1,213,300

丸みを帯びたネックラインが印象的なノーカラーの『ボリス・コート』は、着ていることを忘れそうなほどの軽やかさ。2枚のカシミア素材の縁を開いて内側に折り込み、内側から手仕事で縫合するという繊細な仕上げによる薄くソフトな質感が、美しいシルエットを生み出しています。

羽織るのはもちろん前を閉じても様になるダブルの前立てにはコントラストを効かせたボタンを配し、エフォートレスなデザインに洗練された個性を授けます。

「ロロ・ピアーナ」のコート
袖口を折り返せば、深まる秋を思わせる成熟した色調のバイカラーに。

「ロロ・ピアーナ」の卓越した職人技によって仕立てられた、カシミアのダブル・ファブリックのロングコート。柔らかい雰囲気と大人ならではのリュクスなムードが、秋冬の着こなしをエレガントにクラスアップします。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

ロロ・ピアーナ ジャパン

TEL:03-5579-5182

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この記事の執筆者
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PHOTO :
小林美菜子
WRITING :
河野未奈
EDIT :
谷 花生(Precious.jp)