【目次】
- 「プロフィール」
- 『殺人魚フライングキラー』(1981年)
- 『ターミネーター』(1984年)
- 『エイリアン2』(1986年)
- 『アビス』(1989年)
- 『ターミネーター2』(1989年)
- 『トゥルーライズ』(1994年)
- 『タイタニック』(1997年)
- 『アバター』(2009年)
- 『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022年)
- 『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(2022年)
「プロフィール」
名前:ジェームズ・キャメロン(James Cameron)
生年月日:1954年8月16日
出生地:カナダ オンタリオ州カプスケーシング
アマチュア画家の母の影響で、幼いころから美術の才能を見せていた。15歳のときに自作の宇宙船やプラモデルを使って実験映画を撮り始める。カリフォルニア州立大学を中退し、結婚してトラック運転手などで生計を立てていたが、再び映画制作にのめり込むように。
製作、配給会社のニューワールド・ピクチャーズに入社し、いくつかの作品のスタッフを経て『殺人魚フライングキラー』で監督デビュー。1984年、映画『ターミネーター』が高い評価を得て、注目を集めるように。1986年の映画『エイリアン2』と1989年『ターミネーター2』でアカデミー賞の視覚効果賞などを受賞し、1997年の『タイタニック』ではアカデミー賞の14部門にノミネートされ、監督賞や作品賞など計11部門を受賞。2009年の『アバター』では3Dによる映像革命を起こす。
「If you can't make people believe it, nothing else matters.(観客に信じさせることができなければ、ほかは意味がない。)」という名言を残しているように、映画の世界やキャラクターが本物である、というリアリティを重要視しているジェームズ・キャメロン。そのため、当時では新鮮だったCGや没入感のある3D技術を進化させ、観る人々に“未体験”を提供してきた。
私生活では過去に4度離婚しており、最初の妻は同級生だった一般人のシャロン・ウィリアムズ、2番目は『ターミネーター』シリーズの製作者、『ウォーキング・デッド』の製作総指揮者のゲイル・アン・ハード。3番目の妻は映画監督のキャスリン・ビグローで、4番目の妻は『ターミネーター』シリーズに出演していたリンダ・ハミルトン。現在の妻は『タイタニック』に出演していたスージー・エイミス。
第82回アカデミー賞にて、ジェームズ・キャメロンの映画『アバター』と、彼の3番目の妻であるキャスリン・ビグローの映画『ハート・ロッカー』がそれぞれ9部門にノミネートされ、結果『ハート・ロッカー』が作品賞、監督賞を含む計6部門を受賞するという元夫婦対決が注目を集めた。
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『殺人魚フライングキラー』(1981年)
ジェームズ・キャメロンの監督デビュー作。だが、プロデューサーと意見が対立したことから撮影途中に解雇されてしまい、のちに「デビュー作と思っていない」と語っている。
あらすじ:南海に浮かぶ美しいリゾート島。ある日、骨まで食いちぎられたダイバーの死体が発見される。不審に思ったダイビング・イントラクターのアン(トリシア・オニール)は調査に乗り出し、恐ろしい戦闘用殺人魚を発見する。
『ターミネーター』(1984年)
およそ600万ドルという低予算ながらも、ストップモーションなどの特殊効果を巧みに組み合わせていることが高く評価され、サターン賞の最優秀SF映画賞などを受賞。のちのSF映画に多大な影響を与えた。作曲家のブラッド・フィーデルが手掛けたテーマ曲は、映画史に残る偉大な主題歌のひとつになった。
あらすじ:未来では、人間と機械による闘いが繰り広げられていた。機械軍は人類のリーダーであるジョン・コナーの存在自体を消すために、1984年のロサンゼルスに殺人機ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)送り込む。彼が現在にやってきたのは、将来ジョンを産むことになるサラ(リンダ・ハミルトン)を抹殺するためだった。
『エイリアン2』(1986年)
CGがまだほとんどなかったときに実物モデルやミニチュア撮影で臨場感を表現し、いまでも“実写特撮の最高峰”と呼び声が高い。アカデミー賞にて視覚効果賞、音響効果編集賞を、サターン賞で監督賞を受賞。
あらすじ:宇宙貨物船ノストロモ号の惨劇から57年後。唯一の生存者リプリー(シガニー・ウィーバー)が眠るシャトルが発見された。目を覚ました彼女は、かつてエイリアンたちと遭遇した星が植民惑星となっていることを知り、海兵隊とともに現地へ向かう。
『アビス』(1989年)
ジェームズ・キャメロン監督が高校時代に執筆した短編小説を原作とした作品で、海をテーマにしたSFアドベンチャー。アカデミー賞の視覚効果賞を受賞。
あらすじ:米海軍の原子力潜水艦が海溝で消息を断ち、リーダーのバッド(エド・ハリス)が率いるクルーたちは救助にあたることに。救助を進めると、彼らは光る謎の物体に遭遇する。
『ターミネーター2』(1989年)
実写にCGを本格的に溶け込ませ、映画技術の革新を起こした作品で、アカデミー賞では視覚効果賞など4部門を受賞。
あらすじ:前作から10年後。機械と人類の闘いを訴えるサラ(リンダ・ハミルトン)は精神病院に収容されてしまっていた。息子のジョン(エドワード・ファーロング)は、里親のもとで不良少年に育っていた。機械軍は再びジョンの暗殺を目論んでおり、未来から人工知能を備えた最新アンドロイド「T-1000(ロバート・パトリック)」を送り込む。一方未来のジョンも自身を守るために、10年前にサラの命を狙ったターミネーターと同型の「T-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)」を送り込んでいたのだった。
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『トゥルーライズ』(1994年)
アクションとコメディが絶妙なバランスで融合した、アーノルド・シュワルツェネッガーと再びタッグを組んだ作品。
あらすじ:秘密機関の凄腕スパイであるハリー(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、妻ジェイミー(ヘレン・タスカー)と子どもにも身分を隠していた。彼は妻が浮気しているのではないかと疑い、職権濫用で調査に乗り出すが、妻とともにテロリストに捕らえられてしまう。
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『タイタニック』(1997年)
1912年に実際に起きた、巨大豪華客船タイタニック号の沈没を基にしたパニック/ロマンス映画。アカデミー賞にて14部門にノミネートされ、監督賞や作品賞など計11部門を受賞し、歴史的快挙を果たした作品。
あらすじ:画家志望の青年ジャック(レオナルド・ディカプリオ)は、豪華客船タイタニック号にて上流階級の娘ローズ(ケイト・ウィンスレット)と出会い、ふたりは惹かれ合う。しかしローズには婚約者がいて、母親も保守的な人物だった。ジャックとローズの絆が深まっていくなか、タイタニック号は氷山と衝突し刻一刻と沈め始めてしまう。
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『アバター』(2009年)
12年間記録を保持していた『タイタニック』を上回り、世界歴代興行収入ランキング1位となった作品。俳優の動きや表情を記録する「パフォーマンスキャプチャ」を用いてCGキャラクターに命を吹き込み、さらに“世界に入り込む”という没入感のある3D映像革命を起こす。アカデミー賞では監督賞や作品賞などの9部門にノミネートされ、視覚効果賞など3部門を受賞。
あらすじ:戦争によって下半身不随となった元海兵隊員のジェイク(サム・ワーシントン)は、地球から遥か彼方にある惑星パンドラで、希少な鉱物を採掘する「アバター・プロジェクト」の一員に選ばれる。特殊なパンドラの環境に順応できるよう、先住民と人間のDNAを掛け合わせた分身アバターがつくられ、神秘的な光景が広がるパンドラに送り出される。
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『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022年)
世界初レベルの「水中パフォーマンスキャプチャ」を用い、水のゆらぎや流体表現がリアルに反映されている。アカデミー賞をはじめとする、数多くの賞で視覚効果賞を受賞。
あらすじ:惑星パンドラで幸せな家庭を築いていたジェイク(サム・ワーシントン)とネイティリ(ゾーイ・サルダナ)。しかし再び人類が現れたことで生活は一変し、ジェイクらは海の部族に身を寄せることになる。
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(2025年)
『アバター』シリーズ第3作。前作『ウェイ・オブ・ウォーター』の続きとして、神秘の惑星パンドラを舞台に壮大な物語が展開。日本を含む世界各国で2025年12月19日から公開され、公開後すぐに世界興行収入10億ドル(約1,099 百万ドル)を突破する大ヒットに。
あらすじ:海の部族と行動を共にしていたジェイク(サム・ワーシントン)とネイティリ(ゾーイ・サルダナ)一家。そこへ、パンドラの支配を目論むアッシュ族のヴァランが台頭し、人類と結託。家族と星の未来を懸けた、新たな衝突へと巻き込まれていく。
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ジェームズ・キャメロン監督作品が長く支持を集めているのは、革新的な映像表現だけでなく、喪失や愛、絆といった人間の普遍的なテーマを真っ直ぐに描いているから。初めて観る人も、大作を改めて観直す人も、大人世代になったからこそ心に響くシーンが多くあるはず。ぜひ、彼の作品たちをお供に、豊かな余暇を過ごしてみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香

















