東京・目白の地で広大な庭園を擁す「ホテル椿山荘東京」。季節ごとの自然はもちろん、雲海を発生させる「東京雲海」の演出も人気のラグジュアリーホテルです。

そんなホテル椿山荘東京では、2025年11月11日(火)~2026年2月5日(木)の期間、3Fのロビーラウンジ「ル・ジャルダン」にて、「Tales of Moominland Midwinter(テールズ オブ ムーミンランド ミッドウィンター) アフタヌーンティー」(WEB予約 ¥8,500、電話予約 ¥9,500)が提供されます。

ティー_1,スイーツ_1,東京_1,ホテル_1
店頭にはムーミンのイラスト展示も

小説『ムーミン谷の冬』にインスパイアされた本アフタヌーンティー。偶然冬眠から目覚めたムーミンが初めて触れる「冬」の世界を表現したスイーツやドリンクがラインナップしています。

また、庭園ではムーミンとコラボレーションした「森のオーロラと東京雲海」演出も始まっており、お食事後にシールラリーをしながら散策を楽しめる「庭園オリエンテーション」も。

体験したPrecious.jpライターの感想を交え、ご紹介します。

ムーミン谷の冬を楽しめる!ホテル椿山荘東京の「Tales of Moominland Midwinter アフタヌーンティー」実食レポート

ティー_2,スイーツ_2,東京_2,ホテル_2
ウェルカムドリンク

メニュー表にもかわいらしいムーミンのイラストが掲載されている「Tales of Moominland Midwinter アフタヌーンティー」。

まず登場したのは、雪とオーロラをイメージしたウェルカムドリンク。名前の通り、透き通る緑と青のカラーリングはオーロラのよう。ムーミン一家の大切な友だちであるトゥーティッキが作った雪の馬のピックが雪をイメージしたふわふわの綿あめにささっています。

綿あめをドリンクに落として混ぜてからいただくと、キラキラの銀箔がドリンクに混ざって、雪の反射のようなきれいな光景を楽しめます。

ティー_3,スイーツ_3,東京_3,ホテル_3
アフタヌーンティー上段

上段には、冬眠から目覚めたムーミンが見た、白銀のムーミン谷をイメージしたスイーツが並びます。ムーミンをかたどった「ムーミン クッキー」とトゥーティッキのピックが並んでいて、まるで小説のワンシーンのようです。

愛らしい「ムーミン クッキー」は、サクサクのクッキー生地で、濃厚で香ばしいキャラメルバターをサンドしたバターサンドクッキー。まろやかなバターのコクと、キャラメルの甘み、アクセントになっているクルミの香りが広がります。

ムーミンやしきをイメージしたという「雪降るムーミンやしき ホワイトチョコケーキ」は、ふんわりとしたメレンゲで雪が積もったかのような表現をしています。パリッとしたホワイトチョコの筒の中に、ホワイトチョコムースがたっぷり入っています。ふんわりとした甘さが楽しめます。

ティー_4,スイーツ_4,東京_4,ホテル_4
「ムーミンのしっぽ ムース」

トゥーティッキのピックの裏に隠れていたるのは「ムーミンのしっぽ ムース」。一見、不思議に見える形はなんと、ムーミンのおしりがモチーフ。しっぽが生えたかわいらしい形になっています。ふわふわのクリームチーズのムースとヨーグルトムースが重ねられていて、まるでレアチーズケーキのような味わいです。

クリームチーズムースの中の甘酸っぱいラズベリージャムが、ムーミンママの作るスイーツを思わせます。

ティー_5,スイーツ_5,東京_5,ホテル_5
「オーロラジュレ」

グラススイーツ「オーロラジュレ」は、透き通るジュレの中に、スポイトのレモンエキスを注入する趣向。レモンエキスを入れると、青色から紫色へと変化していき、まるで夜空に揺れるオーロラのよう。なめらかなジュレの揺らぐカラーを楽しみましょう。

ティー_6,スイーツ_6,東京_6,ホテル_6
アフタヌーンティー中段

ムーミンママのぬくもりを感じる、やしきの中をイメージしたという中段は、スコーンがたっぷり。

ホテル椿山荘東京伝統の「プレーンスコーン」に加え、ムーミンママのむくもりを感じられるような「メイプルとクルミのスコーン」、ムーミンママがおやつ作りに使うコケモモを入れた「コケモモのスコーン」と3種ものスコーンが並びます。たっぷりのクロテッドクリーム、ミックスベリージャム、ストロベリージャムでいただきます。

「リトルミイ かくれんぼタルト」は、小説の中で冬眠中に起こされてしまった箱の中のリトルミイを再現したスイーツ。箱型に仕立てられたタルト生地に、リトルミイのトレードマークの髪型や手がついていて、まるでリトルミィが箱から顔をのぞかせているようなキュートさ。サクサクのタルトとプラリネショコラを味わえます。

ティー_7,スイーツ_7,東京_7,ホテル_7
アフタヌーンティー下段

下段は雪の世界に春の芽吹きを感じさせるセイボリーが並びます。北欧風オープンサンド「ニシンのスモーブロ」は、サクサクなライ麦パンに、マリネしたニシンが乗っています。噛むほどに、地味深い味わいを楽しめます。スナフキンが紹介してくれるのは「パンケーキとスモークサーモン」。スモークサーモンのうまみ、サワークリームの酸味を、パンケーキ生地の甘みが包みます。

フィンランドの伝統的なピロシキ「リハピーラッカ」をリッチなパイ生地で作った「リハピーラッカ風ミートパイ」。香ばしいパイ生地の中にジューシーなひき肉のフィリングが詰まっています。小さいながらも、肉料理を堪能できるセイボリーでした。

ティー_8,スイーツ_8,東京_8,ホテル_8
「ホワイトポップミルクティー」

ドリンクは、季節の紅茶やコーヒーを含む約20種類からフリーフローでいただくことができます。季節の紅茶には、オリジナルティー「バニラ&ペア」にポップコーンフレーバーのクリームを浮かべた「ホワイトポップミルクティー」や、北欧の冬の定番である伝統的なホットワインティー「グロッキ」も登場。

柔らかなポップコーンの香りが漂う「ホワイトポップミルクティー」をいただけば、冬の寒さに固まっていた体もほぐれるはず。

庭園を巡るシールラリーでムーミンの冬を追体験!

ティー_9,スイーツ_9,東京_9,ホテル_9
「庭園オリエンテーション」シール台紙とポスト

コラボアフタヌーンティーなどの利用客対象に、庭園を巡りながら「ムーミン谷の冬」の世界を楽しむ「庭園オリエンテーション」も開催されています。アフタヌーンティー食後にはぜひ、テーブルに置かれたシール台紙を片手に庭園へ散策にでかけましょう。

園内各所にシールが入ったポストが設置されています。ポストのポイントについたら取り出して、台紙に貼っていくシールラリーを楽しめます。また、各所に、トゥーティッキやモラン、ヘムレンさんなど、ムーミンのおなじみメンバーの台詞やエピソードを紹介するサインスタンドなどが設置されています。

冬眠から目覚めたムーミンが、冬を体験したストーリーを追体験できますよ。

暗くなってからは、冬の風物詩「森のオーロラ」も実施されているので、アフタヌーンティーの予約時間を演出に合わせて調整するのもよさそうです。


ムーミンの過ごした冬を楽しめる「ホテル椿山荘東京」の「Tales of Moominland Midwinter アフタヌーンティー」。庭園を眺められるラウンジでのアフタヌーンティーは格別です。ぜひ、冬を楽しみにお出かけしてくださいね。

※掲載商品の価格は、すべて税・サービス料込みです。

問い合わせ先

  • ホテル椿山荘東京
  • 「Tales of Moominland Midwinter アフタヌーンティー」
    提供場所/3F ロビーラウンジ「ル・ジャルダン」
    提供期間/2025年11月11日(火)~2026年2月5日(木)
    提供時間/12:00〜17:30(予約は12:00~、12:30~、15:00~、15:30~の2時間制)
    TEL:03-3943-5489(10:00~19:00)
    住所/東京都文京区関口2-10-8

関連記事

この記事の執筆者
東京都在住。東京農業大学卒業後、自然体験活動に従事。2016年よりフリーランスライターに。ライフスタイル、エンタメ、レシピ作成記事などを執筆。自然環境、農林業、環境問題に明るい。好きなもの:散歩、コーヒー、アイス、チョコ。
EDIT :
小林麻美