集中力を復活させる、20秒の前腕リセットストレッチ

腕の疲労は、手や腕だけの問題ではなく、首や肩、さらには脳の状態とも密接に関係しています。特に前腕は、神経や筋膜を介して上半身や脳と連動する部位。集中した状態が長く続くと、前腕や肩、首にコリが蓄積してしまいます。

二人の女性 ストレッチの指導をしている
 

そこでエイジングデザイナーの村木宏衣さんが教えてくれるのが「前腕リセットストレッチ」。このストレッチは、力が入りっぱなしだった前腕の緊張がリセットされやすくなり、体は緊張した状態から抜けやすくなり、呼吸も自然と深く整うようになるため、自律神経のバランスを整えることにつながります。

呼吸が深くなり、頭がすっきりと感じられるのは、神経の働きや血流が整いやすくなるため。前腕から首、肩、脳までを同時に、しかも短時間でケアできるこのストレッチは、デスクワークによる疲労を感じたときのリセット習慣として、ぜひ取り入れてみてください。

■Step1:右腕を前にまっすぐ伸ばす

背すじを伸ばし、肩の力を抜く。右腕をまっすぐ前に出し、肘を伸ばしましょう。

右腕を前にまっすぐ伸ばす
 

■Step2:中指だけを下方向にストレッチ

手のひらを上に向けたまま、中指だけをつかんでゆっくり下へストレッチしましょう。前腕の内側が心地よく伸びる位置でキープしてください。

中指だけを下方向にストレッチ
 

■Step3:親指、人さし指、薬指、小指を握る、開くを10回繰り返す

中指は伸ばしたまま、親指、人さし指、薬指、小指をぎゅっと握る、開くを繰り返します。深呼吸しながら10回行いましょう。左側も同様に行ってください。

親指、人さし指、薬指、小指を握る、開くを10回繰り返す
 

【まとめ|デスクワーク疲労に効く!前腕リセットストレッチ4か条】
1)長時間の集中とデスクワークにより、前腕が無意識に力み、脳と体が同時に疲労しやすくなる。
2)前腕の力みが続くと血流が滞り、腕のだるさだけでなく首や肩のこり、集中力低下につながる。
3)前腕は脳や上半身と神経で連動しているため、腕の状態を整えることが全身の回復効率を高める。
4)中指を伸ばしながら他の指を握る前腕リセットストレッチで、脳と体の疲労を同時にリセットできる。

以上、「デスクワーク疲労に効く!前腕リセットストレッチ」を教えていただきました。

アンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は1月31日の更新です。お楽しみに!

村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき・ひろい)大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)は24万部を突破し、『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評。 また、ご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。ほかにも『10秒で10歳若返る 奇跡のたるみリフト』(主婦の友社)。 Instagram
体験者:長尾優子さん
サービス業
「最初は腕や手に強張りがあり、指も動かしづらい状態でしたが、呼吸に合わせて続けるうちに指も前腕もゆるみ、首や肩までスッキリと軽くなったように感じました。仕事の合間に取り入れることで、集中力を維持しやすくなりますね」

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PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子