滑舌&プレゼン力をアップさせる舌トレ新習慣

このトレーニングが働きかけるポイントはふたつあります。ひとつは「舌先の精密なコントロール力」、もうひとつは「舌の奥の筋力」です。

二人の女性 トレーニングの指導をしている
 

まず滑舌について。発音、とくにサ行やタ行は、舌先が上顎や歯の裏に正確に触れることで明瞭になります。舌先の動きが鈍くなると、音の輪郭が曖昧になります。年齢とともに舌の筋力や可動域が低下すると、こうした変化が起こりやすくなります。

エイジングデザイナーの村木宏衣さんが提案する舌のトレーニングは、舌を尖らせ、上唇の表面をなぞるように左右へゆっくりワイパーのように動かす方法。この動きによって舌の可動域が高まり、舌先のコントロール精度が向上。結果として、発音がより明瞭になることが期待できます。

もうひとつの効果が、睡眠の質への影響。舌の奥、いわゆる舌根の筋力が低下すると、仰向けで眠った際に舌が後方へ落ち込みやすくなります。その結果、上気道が狭くなり、いびきや眠りの浅さにつながることも。舌トレーニングによって舌根の筋力が高まると、気道が保たれやすくなリ、睡眠の安定につながるのだそう。

声が整うと、自信が変わる。眠りが整うと、朝の表情が変わる。舌を鍛えることは、そのどちらにもつながっています。今日から、このシンプルな習慣を始めてみてください。

■舌を尖らせてワイパーのように左右へゆっくり動かす

安定させるためにあごを手で押さえます。舌を軽く尖らせて上唇の表面に沿わせ、左から右へ五秒かけてゆっくり動かし、続いて右から左へも五秒かけて戻します。これを1セットとして、10回繰り返しましょう。

舌を尖らせてワイパーのように左右へゆっくり動かす
 

【まとめ|滑舌も睡眠も改善する!舌筋トレーニング4か条】
1)年齢とともに舌の筋力は低下し、滑舌が悪くなりやすい。
2)舌の筋力が低下すると、眠っている間に気道が狭くなりやすい。
3)上唇をなぞる動きで舌の可動域と筋力を鍛える。
4)その結果、声が明瞭になり、眠りの質の向上も期待できる。

以上、「滑舌も睡眠も改善する!舌筋トレーニング」を教えていただきました。

アンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は2月21日の更新です。お楽しみに!

村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき・ひろい)大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)は24万部を突破し、『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評。 また、ご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。ほかにも『10秒で10歳若返る 奇跡のたるみリフト』(主婦の友社)。 Instagram
体験者:長尾優子さん
サービス業
「舌をしっかり動かすと疲れたような感覚があるので、普段しっかりと使えていないのだなと実感しました。続けるうちに、サ行やタ行の言葉が以前より話しやすくなった気がします。睡眠にも良いと聞いたので、毎日続けてみようと思っています」

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PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子