朝の習慣のひとつに挙げられる、コーヒー。「今日も1日頑張ろう!」と元気をくれる、朝の一杯が欠かせない日課になっているという方も多いのでは? そんなコーヒーを淹れるとき、封を開けた後のコーヒー豆の保管をどのようにしていますか? 袋の上部をクリップで留め、キッチン周りに長時間置きっぱなしにしている、という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、コーヒーの風味を損なわないために注意すべきコーヒー豆の保管方法をご紹介します。代官山・富ヶ谷に店舗を持つスペシャルティコーヒー専門店「THE COFFEESHOP」に聞きました。一度では使い切れないコーヒー豆だからこそ、現在の保管方法で本当に正しいのか、おさらいしてみてはいかがでしょうか。

コーヒー豆を劣化する5つのNG保管方法 

■1:「焙煎してから2週間以内」のコーヒーを冷蔵庫保管するのはNG

冷蔵保管は、風味の劣化につながる?

コーヒーは、焙煎日から2週間以内がベストな状態でおいしく飲める期間です。この期間は、常温保管でも問題ありません。逆に、冷蔵してしまうと抽出時にお湯の温度が下がり、コーヒーがうまく抽出されない原因になるため避けた方がベター。

また、酸化を防ぐため、保管の際はできるだけ空気を抜き密封した状態で封をしましょう。常温・冷蔵・冷凍で保管する場合も同様です。風味を損なわない状態でコーヒーを飲みたい場合は、できれば購入したその日から早めに飲みきるようにしましょう。

■2:「開封から2週間以上」経ったコーヒー豆を常温保管するのはNG

封を開けてから2週間経ったコーヒーの常温保管はダメ?

封を開けてから2週間以上経ったコーヒー豆は、常温保管だと品質の劣化が進み、風味が落ちてしまいます。この場合は、冷蔵庫で保管しましょう。コーヒー豆の品質は、安定した低温環境ならば、ある程度劣化の進行を抑えることができます。

ショップで購入したコーヒーを専用容器に移し、常にキッチンの棚に置いている方も多いのでは? いつ買ったのかわからない場合は、2週間以上経ち、コーヒーの風味が落ちているかもしれません!

■3:「開封後2週間」の段階で冷凍庫保管するのはNG

冷凍庫保管は封を開けてから1か月以上です

冷凍庫保管が必要なのは、封を開けてから1か月以上経った場合。開封後2週間〜1か月以内で飲みきる場合は冷凍する必要はありません。開封から2週間以上なら「冷蔵」、1か月以上なら「冷凍」と覚えておきましょう。

また、冷凍した豆でコーヒーを淹れるときは、いったん常温に戻してから淹れましょう。冷たい豆は、お湯の温度を下げ、コーヒーがうまく抽出されない原因になります。

■4:水分が残ったままの容器に移し替えるのはNG

水分との接触は避けるのがベスト

コーヒーの天敵は、水分。水との接触で特に注意したいのが、袋から専用の保管容器に移し替えるときです。容器を洗ったあとに水分が残っていた、ということのないよう、完全に乾いた状態で移し替えること。

水分が触れると品質の劣化が早まり、余計な雑味を生みます。カビが生える原因にもなるので、水分との接触は避けてください。

■5:透明な容器に入れ、直射日光が当たる場所で保管するのはNG

コーヒーの保管場所にも注意!

コーヒーにとって、紫外線は水分と同様に天敵です。そのため、ガラスなどの透明な容器は直射日光を通しやすいので、置く場所に注意! 特に、夏場は日差しによって容器内の温度が上昇し、それによって品質の劣化が進む場合もあります。

また、保管する際は専用容器を使用するのがベター。外気に触れず保管することができ、コーヒーの劣化を防止することができます。 透明な容器を使っている場合は、窓際での保管は避け、なるべく陽の当たらないところで保管するようにしましょう。

こういった専用容器での保管が良いそう。THE COFFEESHOP オリジナルボトル Sサイズ(250ml)¥864、Lサイズ(500ml)¥1,080(ともに税込)

【まとめ/コーヒー豆を劣化する5つの NG保管方法】
1:焙煎してから2週間以内のコーヒー豆を冷蔵庫保管
2:開封から2週間以上経ったコーヒー豆を常温保管
3:開封後2週間の段階で冷凍庫保管
4:水分が残ったままの容器に移し替える
5:透明な容器に入れ、直射日光が当たる場所で保管

封をしっかり閉じているだけでは、コーヒーの風味を保つには不十分。パッケージの袋のまま保管するのではなく、コーヒー専用の容機を使用するのがベターです。焙煎してからの日数に応じて常温・冷蔵・冷凍の使い分けをし、水分と直射日光には十分に注意をしたいものですね。

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この記事の執筆者
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WRITING :
松崎愛香
EDIT :
高橋優海(東京通信社)