温泉も満喫!【HOTEL THE MITSUI KYOTO】2泊3日のウェルネスプランで緊張から解き放たれ快い眠りへと導かれる
今回、体験した「SPA Indulgence - 温泉養生ジャーニー」は、ホテルの地下に湧く「京都二条温泉」でのプライベートな湯治体験をベースに、日常の緊張を解きほぐし、理想的なサイクルへと導くプラン。「HOTEL THE MITSUI KYOTO」に宿泊するゲスト専用なので、ホテル滞在と組み合わせて利用します。
ホテルに到着し、表玄関である「梶井宮門(かじいみやもん)」をくぐって、霰こぼしの石畳を進んでホテルロビーへ。すると、正面にある大きなガラス窓の向こうに見事な庭園が広がっています。
かつて、250年以上もこの地に存在していた、三井総領家(北家)の「油小路邸(あぶらのこうじてい)」の庭園で当時使われていた灯籠や石を随所に取り入れたもの。京都に古くから伝わる「庭屋一如(ていおくいちにょ)」(庭と建物が一体となり美しく調和しているさま)の精神を体現しています。
チェックインの手続きの後、庭園を眺めながらウェルカムドリンクをいただいて、心が落ち着いたところでスパへと向かいました。
静謐な空間で心身を整え、養う体験を
ホテルの地下にあるスパエリアは、日本の伝統的な美意識とモダンな贅沢さが融合した、とても神秘的な空間。水着を着用して入る天然温泉の「サーマルスプリング」、「SPAトリートメント」(トリートメントルーム)、「プライベート温泉」という3つの空間で構成されています。
進化したプログラムは、「Spa(水)」の語源に立ち返り、古来より療養目的としても利用されてきた温泉と、人体の約70%を占める「水」に着目。体内の水循環を促すことで日常の疲れを和らげ、深い眠りへと導くパーソナルなリトリートとなっています。
そして、100平方メートルを超える贅沢な空間「プライベート温泉」を存分に利用できるプランです。敷地内の地下約1,000メートルから湧き上がる天然温泉「京都二条温泉」にスチームルーム(ミストサウナ)、広いリビングが配された贅沢な空間を独り占め!
「プライベート温泉」のリビングで、専属のスパコンシェルジュによる、パーソナライズなプランセッティングから始まります。「温泉」「トリートメント」「食」「アクティビティ」という4つの体験が用意され、事前の入念なカウンセリングで、今の体の状態に合わせた滞在プログラムを組んでくれます。まずは、お待ちかねのプライベートな湯あみを存分に。
さらには日本古来のよもぎを用いたハーバルスチームで、発汗をサポート。スクラブやクレイパックを好みで使いながらのリラックスタイムです。
天然温泉での入浴とスチームルームを楽しんだ後は、呼吸の計測とシンギングボウルを使っての呼吸法を体験しました。チベット由来の法具であるシンギングボウルの「音」と「微細な振動」に自身の呼吸を同調させる、マインドフルネスなひとときです。
基本となる音のほかに、いくつもの異なる周波数の音が重なって響きます(倍音)。この音の波には、小川のせせらぎや波の音と同じ「1/f ゆらぎ」が含まれ、脳波をリラックス状態へと導いてくれるそう。音の振動が空気や肌、さらには体内の水分へと直接伝わり、乱れた自律神経の波長を整えてくれます。
音だけでなくその波動もしっかりと感じながら、セラピストの声に導かれて呼吸を行います。自分の内面と向き合う貴重な時間です。
セッション後の計測で呼吸が深くなり、緊張もほぐれたことを確認。だいぶリラックスできたようです。数値はテイラーメイドトリートメントのアプローチにも役立てられます。
ディナーは、まさに食のトリートメント!
プランには体を内側から労わる特別な「メンテナンスディナー」が1回、含まれています。セッションの後、ルームサービスのようにプライベート温泉のリビングにて、自分のペースで味わえるのが嬉しいですね。
温泉やトリートメントによる「外側のリフレッシュ」を「内側の健やかさ」へとつなぐため、京都の豊かな恵みを中心としたメニューに、乳酸菌や麹菌、大徳寺納豆といった「発酵パワー」をプラス。就寝前の体に負担をかけずに必要な滋養で満たすことで心身を深く癒やし、健やかな休息と睡眠へと導きます。
旬の野菜たっぷりのサラダや、具だくさんのスープ(リボリータ)は滋味豊かで、味わうごとに体に栄養が染みわたるよう。スパコンシェルジュが「ボリュームも充分あります」と言っていた通り、コースはメインの魚料理「真鯛のグリル 琴引塩レモンソース 黒米」や、肉料理「国産牛フィレ肉のグリル 京丹後発行ニンニク赤ワインソース 大徳寺納豆のアクセント」など充実のメニュー構成。しっかりと、いただきました。
コースを全ていただいても胃もたれすることなく、翌朝の体は重くない、シェフ渾身のコースでした。
心身の緊張を解き放ち、至福のトリートメントへ
翌朝はプライベート温泉での入浴から。続いては、「YOGA」「ストレッチ&呼吸法」「水の瞑想」の3つから選べるウェルネスアクティビティです。私は「ストレッチ&呼吸法」を選びました。
ゲストに寄り添う無理のないストレッチで体の可動域を広げ、巡りと調和を目指します。「弓矢のポーズ」は、指先から胸元にかけての経絡を刺激し全身の巡りをスムーズに。普段のストレッチに取り入れていこうと思いました。
2泊3日のプランには、なんと「3回」のトリートメントが含まれています。シグネチャートリートメント(60分)に加え、江戸末期より京都の美を支えてきた「かづら清老舗(せいろうほ)」の椿油を使い、快眠へと導くこのプラン限定のトリートメントが2回。
6つのメニューから、カウンセリング時に最適なメニューが提案されます。いずれも体の巡りを整え、日々のこわばりを優しく解きほぐすテーラーメイドの施術です。
上質な椿油を使ったトリートメントの後は、しっとりと潤った肌を実感し、とてもリラックスしました。宿泊しているので、トリートメントルームからバスローブ姿のまま客室に戻り、すぐにベッドに身を横たえてのんびりできるのがいいですね。「ガーデンルーム」なら、庭園の緑を目に心静かに過ごすことができます。
また、スパの一角にあり水着で利用する「サーマルスプリング」は、天然温泉プールのほか、ジャグジー、ミストサウナ、デイベッドが完備された温浴施設。灯りは限界まで落とされ、水面、地層を思わせる天然石の壁面が、間接照明のほのかな光で浮かび上がるアート空間です。こちらも滞在の合間に訪れて楽しみました。
朝は早起きして静かな庭園をゆっくりと巡りリフレッシュ。プランだけでなく、滞在の随所にマインドフルネスの時間が散りばめられています。深い呼吸で自律神経のバランスを意識することで心身をオフモードへ。
滞在の最後に、スパコンシェルジュによる「完了証明書」をいただきました。体の状態や滞在中のフォーカスポイント、そして、今後のセルフリチュアルの提案までが詳しく書かれています。今回のプランは新しい2泊3日の京都旅のスタイルとしてもおすすめです。
そして、新たなニュースが。2026年12月、神奈川県・箱根(小涌谷)に「HOTEL THE MITSUI HAKONE」が開業する予定です。もちろんスパも備えているということなので、今から訪れるのを楽しみにしています。
<SPA Indulgence - 温泉養生ジャーニー>
期間: 通年
料金:2泊3日プラン 1名¥186,000(2名¥292,000)
※宿泊者専用。宿泊料金は別途要。
内容:
・スパコンシェルジュによるパーソナライズなプランセッティング
・シンギングボウルを用いた呼吸測定
・「かづら清老舗」の椿油を用いたテイラーメイドトリートメント(6種より選択可)。75分×2回
・シグネチャートリートメント(60分)×1回
・夜のプライベート温泉 入浴(メンテナンスディナー・ハーバルスチーム付き)
・朝のプライベート温泉 入浴(ウェルネスアクティビティ・朝食付き)
・アクティビティ(YOGA、ストレッチ&呼吸法、水の瞑想から1つ)
※利用希望日の7日前までに要予約。
問い合わせ先
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- TEXT :
- はまだふくこさん ライフスタイルジャーナリスト
- WRITING :
- はまだふくこ

















