美しくセンス抜群のビジュアルと、ひと工夫を加えた味わいが話題の料理家・寺井幸也さんが教える、自宅で簡単にできる「幸せレシピ」連載。
今回は、梅酒に合わせる料理レシピを教えていただきます。幸也さんが選んだのは、梅干しの果肉やだしを加えた「ジュレ」をかけたさっぱりそうめん。ゼラチンがあれば簡単につくれるジュレは、実はとっても簡単。冷やした甘い梅酒と見た目もオシャレな梅ジュレがけそうめんとの絶品コラボレーションを、楽しんでみてください。
動画で観る、夏のさっぱり「梅ジュレそうめん」のつくり方
■材料(2名分)
・そうめん 2束
・みょうが 2個
・大葉 4枚
・すだち 1個
・オクラ 2本
・穂じそ(あれば) 2本
・めんつゆ(希釈用のもの) 50ml
(ジュレ)
・梅干し 1個
・水 150ml
・ビネガー 50ml
・昆布だし(顆粒) 2.5g
・粉ゼラチン 5g
■つくり方(2人分)
(1)梅干しの種を取り除き、果肉を包丁でたたいて細かく切る。
(2)鍋に水、昆布だし、ビネガーを入れて混ぜながら温める。80℃くらいを目安に、沸騰させないこと。
(3)保存容器に(2)を入れ、粉ゼラチンを入れて混ぜたら(1)の梅干しの果肉を加えてさらに混ぜる。粗熱が取れたら蓋をして3時間〜半日冷蔵庫で冷やして固める。固まったらフォークで少し混ぜてジュレにする。
(4)薬味を切る。みょうがはせん切り、大葉はみじん切り、すだちは1/2個に切る。オクラはさっとゆでて斜めに切る。
(5)鍋に湯を沸かし、そうめんを表示通りにゆでる。
(6)ゆでたそうめんをざるに入れて水でもみ洗いする。
(7) 器にそうめん、めんつゆをかけて(4)の薬味をのせ、穂じそ(分量外)を添える。
(8) 仕上げに(3)の梅ジュレをかける。あれば梅干しを添えて完成。
夏バテ防止には「ほんのり甘い梅酒×さっぱりジュレそうめん」が最適!
食べた人が笑顔になる♯幸也飯の「幸せレシピ」連載。今回は、甘みのある梅酒と合わせたい料理、夏のさっぱり「梅ジュレそうめん」をご紹介しました。梅のクエン酸は夏バテ防止にもなるのでぜひ取り入れたい食材。ゼラチンさえあれば簡単につくれる梅ジュレは、手軽にオシャレなそうめんレシピができ上がります。動画を見ながら実際につくってみてくださいね。
- TEXT :
- 寺井幸也さん 料理家
- MOVIE :
- 大槻誠一
- COOPERATION :
- インソムニア 赤坂
- WRITING :
- 広瀬蒼乃
- EDIT :
- 石原あや乃