日本から乗り継いで約17時間で到着する楽園、モーリシャス島。アフリカ大陸の東側、インド洋のマスカレン諸島のひとつに数えられ、国名はモーリシャス共和国。世界の著名人がお忍びでバカンスに訪れることも多いリゾート地です。

本記事では、そんなモーリシャスでの旅行を思い切り楽しむためのヒントを、現地在住の日本人コーディネーター・伊藤みどりさんの取材をもとに、まとめてご紹介します。基本情報・行き方をはじめ、外せない観光スポットやおすすめフードまで、大人の女性がモーリシャス観光・滞在をする際に、必要な情報を盛り込みました。

【目次】

モーリシャスまでの行き方・基本情報


■モーリシャス島はどこにあるの? 日本からの行き方は?

■モーリシャス島はどこにあるの?日本からの行き方は?
イル・オ・セルフ(鹿の島)

アフリカ大陸の東側にあるのが、アニメ映画でも有名な「マダガスカル島」。そこからさらに東へ900kmほど離れたインド洋に浮かぶ島がモーリシャスです。正式名称は独立国家、「モーリシャス共和国」。面積は2040㎢で、東京都とほぼ同じ大きさです。

羽田、成田、関空から毎日就航しているエミレーツ航空の夜便を利用すれば、ドバイで乗り継いだ後、翌日の夕方(現地時間)にはモーリシャスに到着できます。その他、香港、クアラルンプール、シンガポールなどへ就航しているモーリシャス航空を利用する方法もあります。

■フランス植民地時代の文化が色濃く残るモーリシャスの歴史

■フランス文化が色濃く残るモーリシャスの歴史
活気あふれるセントラルマーケット

17世紀に初めてオランダが植民地化して入植し、18世紀にはオランダがこの島から撤退すると、その事実を知ったフランスがすぐに島を植民地化。「モーリシャス島」の名称を「フランス島」へ変更しました。

それから約100年の間、フランスはこの島を製糖産業の発展に努めました。しかし、今度はこの島はイギリス領となり、名前も元の「モーリシャス」に戻されます。英国領に代わった際に、それまで住んでいたフランス系の島民との軋轢を避けるため、彼らの習慣を尊重し、英語の使用を強要しなかったことが、現在にいたってもフランス文化の方が色濃く残り、公用語である英語よりも、フランス語の方が多用される所以となっています。

オランダ、フランス、イギリスの植民地を経て、1992年に大統領を元首とする共和国になり、現在では約130万人の人口を構成し、宗教間、民族間の対立もなく、調和のとれた平和な生活を送っています。

1960年代からは観光業も加わり、その歴史的背景を物語るようにヨーロッパ、殊にフランス及びイギリスからの観光客が増加を辿り、豪華クルーズ船の寄港も増え、現在では年間約100万人の観光客を受け入れるまでに成長しました。

■1年中半袖が基本! 快適なリゾート、モーリシャスの気候

■1年中半袖が基本!快適なリゾート、モーリシャスの気候
モーリシャスの青く透き通る海

南緯20度に位置しているモーリシャスは沖縄と同じように亜熱帯に属しています。季節は大まかに、5月の後半から9月にかけての冬季、10月から5月の半ばまでの夏季の2季に分かれています。

冬季でもリゾートが集まる沿岸部では、日中の最高気温は28度、夜間の最低気温が14度くらいなので、海に入るにはやや海水が冷たく感じることもありますが、日中は半袖の洋服で過ごすことのできる爽やかな気候です。

大自然の中の美しい滝
優雅なクルーズも楽しめる

まれに夏季にはサイクロンと呼ばれる熱帯性低気圧が発生することもありますが、気候の変動のせいか、ここ10年近く大きな被害をもたらしていません。

夏季は最高気温が34度くらいになりますが、湿度はさほど高くないので、外にいても木陰や日陰に入れば快適に過ごすことができ、1年を通じてリゾートとしての滞在を楽しむことができます。

【出典:セレブが愛するビーチリゾート「モーリシャス島」の魅力!日本からの行き方や気候まで

モーリシャス旅行で外せないおすすめ観光スポット


■モーリシャスのNo.1絶景スポット「海中の滝」

■モーリシャスのNo.1絶景スポット「海中の滝」
海中の滝

2013年にネットでその写真が公開されるや、モーリシャスのNo.1絶景スポットに認定された「海中の滝」。ユネスコの世界遺産である「ル・モーン」(山)のある南西部のブラバン半島沖に現れるイリュージョンの滝です。潮流により造成されたサンゴと砂が織り成す模様が、あたかも海の中に滝が出現しているかのように見える神秘的な場所。空港やリゾートホテル内のヘリパッドからヘリコプターに搭乗し、2000フィート上空からダイナミックな景観を見下ろすことができます。

■ライオンと一緒に過ごす「ウォーク・ウィズ・ライオン」

■ライオンと一緒に過ごす「ウォーク・ウィズ・ライオン」
カゼラ・ワールド・オブ・アドヴェンチャー

東京ドーム11個分もある広大な敷地が自慢のネイチャーパーク「カゼラ・ワールド・オブ・アドヴェンチャー」。緑の渓谷をハーネスをつけて滑り下りるスリリングなジップ ライニングを始め、クワッド バイクやセグウェイを自ら運転して楽しむサファリツアーなど、ワイルドなアトラクションが大自然の中に用意されています。

サファリ・ツアー

なかでも人気が高く、事前予約がマストなアクティビティーが「ウォーク・ウィズ・ライオン」。2頭のライオンと一緒に林の中を約1時間かけて歩くツアーです。同行するカメラマンが撮ってくれるライオンとのツーショット写真は自慢の1枚になるはず。

ウォーク・ウィズ・ライオン

■遭遇率は90%以上!「スイム・ウィズ・ドルフィン」

■遭遇率は90%以上!「スイム・ウィズ・ドルフィン」
スイム・ウィズ・ドルフィン

西海岸にあるタマリン・ベイは、周辺に暮らすイルカたちの休息所になっています。日が高くなる前、まだ湾内でその日の狩りに備えてウォーミングアップしているイルカたちをウォッチするだけでなく、アリエルやニモのように一緒に泳ぐこともできるのです。野生のイルカですが、ベイ近辺での遭遇率は90%以上。ときにはエキサイティングなジャンプを披露してくれるイルカもいて、目の前で繰り広げられるイルカショーは一生の思い出になることでしょう。

■優雅な民族舞踊に見惚れる「セガ・ダンス」

■優雅な民族舞踊に見惚れる「セガ・ダンス」
セガ・ダンス

2014年にユネスコの無形文化遺産に登録されたモーリシャスの民族舞踊「セガ」。大型のタンバリンのような太鼓「ラヴァン」やジャンベなどの打楽器、トライアングル、木箱に豆を入れたマラカスのような音がする「マラヴァン」などのシンプルな楽器を使い、クレオール語で歌い上げる曲に合わせ、女性たちがサーキュラースカートを翻しながらセクシーかつ優雅に踊ります。多くのリゾートホテルでは週に一度、このセガ・ダンスのショーがディナー後に開催されますので、是非お見逃しなく。ショーの後半では、セガ・ダンス・レッスンが行われるので、臆せずにチャレンジを!

【出典:ビーチリゾート「モーリシャス島」の、セレブも愛するおすすめ観光スポット】

海に囲まれたモーリシャスのおすすめフード


■定番のタコ料理

■定番のタコ料理
タコのサラダ

ロブスターのグリルや新鮮な魚のカルパッチョなど、おすすめのシーフードは数あれど、是非トライしていただきたいのが、タコの料理。

特にタコのぶつ切りやスライスがゴロっと入ったカレーやサラダはモーリシャス人が大好きな料理です。写真のタコのサラダは、薄くスライスした茹でダコを、玉ねぎやトマトなどの野菜、コリアンダーや青唐辛子などのスパイスとともにフレンチドレッシングで和えた一品。ライムをたっぷり絞ってお召し上がりください。

■お土産におすすめのバニラ フレーバー ティー

日本の紅茶専門店「マリアージュ・フレール」でも取り扱いのあるモーリシャス産の紅茶。バニラがほんのり香るフレーバー ティーは濃い目に入れて、ミルクを足すと甘い香りが引き立ちます。お値段も手ごろなので、お友達や同僚へのお土産にいかがですか?

■工場見学も可能! ふくよかな味わいのラム酒

■工場見学も可能! ふくよかな味わいのラム酒
モーリシャスのラム酒

サトウキビの汁を蒸留してつくられるのがラム酒。生産地としてはカリブの島々が有名ですが、モーリシャスには搾ったサトウキビの汁そのものを発酵させ、蒸留してつくる贅沢な製法「アグリコール製法」を用いてラム酒をつくっている工場がいくつかあります。

この製法でつくられるラム酒は世界の全ラム酒生産量のうち、わずか5%しかないとても貴重なもの。なかには、コニャックと同じように2度蒸留し、ふくよかな味わいを際立たせているラム酒も。その他バニラやスパイスなどのフレーバーをブレンドした口当たりのよいものもあり、観光客が見学できる工場では全種類のテイスティングが可能です。是非トライしてお気に入りを見つけてください。

【出典:ビーチリゾート「モーリシャス島」の、セレブも愛するおすすめ観光スポット】

ぜひ訪れたいモーリシャスのNo.1リゾートホテル


■誰もがモーリシャスを代表するホテルとして認める「ワン&オンリー・ル・サンジェラン」

■誰もがモーリシャスを代表するホテルとして認める「ワン&オンリー・ル・サンジェラン」
「ワン&オンリー・ル・サン・ジェラン」のプール

約10か月の改装期間を経て、2017年12月1日に新装オープンしたモーリシャスのリゾート「ワン&オンリー・ル・サンジェラン」。誰もがモーリシャスを代表するホテルとして認める、この”レジェンド”ともいえるホテルが、「She’s Back」をコンセプトに、エレガントさにスタイリッシュさを兼ね備えたホテルとして生まれ変わりました。

「ワン&オンリー・ル・サンジェラン」のテラス
「ワン&オンリー・ル・サンジェラン」のプール沿いのカバナ
サンゴのオブジェが埋め尽くすアートに圧倒されるレセプション

エントランスの壮大なファサードには白いタイルが施され、グレード感がアップ。そして『VOGUE』誌の表紙を飾ったこともあるロビーへ足を踏み入れると、吹き抜けで自然光がたっぷりと降り注ぐ、開放感あふれるホールが。ここは以前の姿そのもので、うれしさと懐かしさが込み上げてきます。

とはいっても、まったく変わっていないというわけではなく、作家のフォーサイスも描写した火山岩の壁がすべて白くペイントされたことにより、更に明るくなりました。インテリアも白を基調に、ペールブルーとライトグレー、グリーンがアクセントになっているため、シックでラグジュアリー感にあふれています。以前のようなピンクの大理石を多用したゴージャスな雰囲気から、よりソフィスティケートさが強調された印象になりました。

白を基調とし、寒色系ペールカラーでナチュラルにまとめられた客室インテリア

オープン時には175室あった客室が、前回の改装で163室へ。今回の新装オープンでは、ヴィラを含めてさらに室数が減り、143室に減少しました。これは、顧客のニーズに合わせて広いスイートルームの数を増やした結果なのだそう。

ラグーンルームやオーシャンルームなど、ボトムカテゴリーのルームは改装前と同じ65㎡ほどの広さですが、色味を押さえたナチュラルなインテリア、そして海に向かって配置されたベッドや高さを押さえたファニチャーのおかげで、以前よりも開放的な造りになり、カップルで利用するには十分な広さがあります。ウォーク イン クローゼットも残しつつ、バスタブのほか、独立している広いシャワーブースの使い勝手もグッド。

バスルーム

スイート以上のカテゴリーの客室には24時間専用バトラーが付き、到着時の荷物のアンパッキングに始まり、レストランやスパの予約、アクティビティの手配、そして出発時の荷物のパッキングまでアシストしてくれます。

■専用のシェフも常駐している最上級ゲストルーム「ヴィラ・ワン」

■専用のシェフも常駐している最上級ゲストルーム「ヴィラ・ワン」
海に面したベッドルーム

このホテルの最高級カテゴリーである「ヴィラ・ワン」。ロビーを通らずにアクセスできる専用ゲートがあり、2つのベッドルーム、インフィニティプール、そしてダイニングとキッチン、リビングはヴィラの内部と外のテラスにそれぞれ配されています。トータル面積はなんと622㎡(!)まさしく邸宅。バトラーやメイドのみならず、専用のシェフも常駐しています。

ゲストベッドルーム

ヴィラ・ワン以外の客室は2階建の連なる棟で構成されており、半島のラグーンサイドとオーシャンサイド、どちらかの海に面しています。ビーチへのダイレクトアクセスが可能な1階のお部屋に人気があるのですが、プライバシーを重視したい場合は「バルコニールーム」や「バルコニースイート」といった、2階のお部屋を選ぶとよいでしょう。

ヴィラのバスルーム

【出典:写真を見るだけで癒される!モーリシャス島に「神リゾート」があった】

「ワン&オンリー・ル・サンジェラン」内の絶品レストラン


■メインレストラン「ラ・テラス」

■メインレストラン「ラ・テラス」
ラ・テラスのビュッフェ
ライブクッキング

まるでスタジオのような距離間で、ウエイターよりも多い?と感じるくらい大勢いるシェフたちが、それぞれのコーナーで、朝食時から文字通り目の前で調理してくれます。おすすめ料理も並んでいますが、素材から調味、火の通し加減まですべてのわがままを聞いてもらうこともできます。ダイエットを忘れたエピキュリアンになったとしても、数日の短い滞在では、全てのコーナーのお料理を制覇するのは難しそうです。

■グリルレストラン「プライム」

■グリルレストラン「プライム」
シックな空間のプライム

エッジィなインダストリアルテイストを取り入れたグリルレストラン「プライム」では、オーストラリア産のアンガスや和牛ビーフ、新鮮なローカルシーフードが、季節の野菜とともにスタイリッシュにサーブされます。

■タパス×アジア料理「タパサケ」

■タパス×アジア料理「タパサケ」
タパサケから夕方の景色

寿司・鉄板焼きカウンターのみならず、韓国風焼き肉グリル、タンドーリ窯まで! 「タパサケ」ではタパススタイルのアジア料理を網羅。

■シーフード料理「ラ・ポワント」

■シーフード料理「ラ・ポワント」
ラ・ポワント

「ラ・ポワント」のキッチンカウンターには、捕れたての新鮮な魚介類がまるで市場のように並んでいます。選んだシーフードがサーブされるプレートは、ノスタルジーあふれるキッチュなホーロー製と遊び心も満点。

ラ・ポワントのカクテル

マグロのタルタルにマンゴーが忍ばせてあったり、デザートのクリームにタイムなどのハーブで香りがつけられていたりと、モーリシャスのテイストがやさしく加えられています。

ラ・ポワントのファミリープール&カバナ

ラ・テラスに面しているメインプールはアダルトオンリーですが、ラ・ポワントのプールはファミリーも利用OKです。お気に入りのカバナ(プールに面した小型客室)には、早めに予約を入れておきましょう(無料)。

■ベーカリー&カフェ「ラルチザン」

■ベーカリー&カフェ「ラルチザン」
ラルチザン

焼きたてのペストリー、美しいマカロン、チョコレートファウンテンなどなど、スイーツ好きには堪らないスペースとなっています。メニューにはサラダやサンドイッチなどの軽食もあります。

ラルチザンのスイーツ

【出典:リアル天国「モーリシャス島」No.1ホテルの絶品レストラン5つと極上スパ】

チップ?送迎?モーリシャスを満喫するためのヒント


■両替は空港で行なう

■両替は空港で行なう
モーリシャスではJCBカードが利用できる場所は非常に少ないので、違うカードも持参しましょう。

モーリシャスの現地通貨はモーリシャン・ルピー。現在のレートは1ルピーが約3.3円(2018年4月現在)です。ホテルや免税店などでは、ユーロやドルも使えますが、ほとんどの場所ではルピーでの支払いとなります。クレジットカードも利用できますが、チップ用など若干の現地通貨の現金を持っていたほうが安心です。

世界中から訪れる観光客数が年間100万人を超えるモーリシャスにおいて、日本人が占める割合はわずか0.2%にもかかわらず、空港内の銀行カウンターでは日本円から直接現地通貨への両替ができます。また、空港内を含め島内のいたる所に24時間利用可能なATMも設置されているので、インターナショナルカードやクレジットカードを利用して現地通貨を引き出すことも可能です。両替の際や現地通貨を引き出す際には、チップ用に小額紙幣を何枚か入手しておくことを忘れずに!

■チップは200ルピー程度をポケットに用意しておく

■チップは200ルピー程度をポケットに用意しておく
モーリシャスのチップの相場は?

ヨーロッパからの観光客が6割以上を占めるモーリシャス。チップの習慣も当然あります。日本では一般的ではない習慣なので、煩わしさを感じてしまう方が多いようですが、チップはサービスの対価を、そのサービスを受けた人が決めることができる合理的なシステム。

日本では、良いサービスを受けても悪いサービスを受けても、一律に料金にその対価が含まれているので、つい無料と考えてしまいがちですが、欧米諸国のようにチップ収入を考慮した給与体制になっている場所では、サービスを提供する側も自分の仕事に対する評価の答えがチップで得られるわけですので、プロとしての矜持をもって仕事に就いている方が大半です。現地での慣習にそぐわない高額なチップを渡す必要はありませんが、相場を確認したうえでスマートに渡したいものです。

ちなみにモーリシャスでのチップの相場ですが、空港からホテルまでの送迎車のドライバーへは100ルピーから200ルピー程度。ホテルで荷物を運んでくれるポーターには、荷物ひとつにつき25ルピーから50ルピー程度が相場です。

チップをさりげなくポケットから取り出して、別れ際にドライバーやポーターにさっと渡せるような旅の上級者であれば問題ありませんが、慣れていないとなかなかスマートには渡せません。バッグからお財布を取り出して、ごそごそと紙幣を選んで渡している方や、なかには高額紙幣の用意しかなく、困惑している方を見かけることもあります。手間がかかると思われるかもしれませんが、両替の際には必ず小額紙幣を入手し、事前にポケットに相応分を用意しておきましょう。

また、帰国の際に余った小銭をジャラジャラとポーターやドライバーにチップ替わりに渡す方を見かけることもありますが、よかれと思っているこの行為も、サービスに対する対価というよりは、いらない小銭を恵んでやっている、という風に受け取られかねず、かえって失礼にあたることも。

余った小銭は、空港内に設置されているユニセフ募金にでも回し、あらかじめ用意した紙幣を別れる際に笑顔と感謝の言葉とともに渡したいものです。

■専用車送迎へアップグレードしておく

■専用車送迎へアップグレードしておく
空港からホテルまでの混乗送迎

空港からホテルまでの道のりですが、至近のホテルを除いては、モーリシャスでは多くのリゾートホテルが空港から片道1時間ほどかかる場所に点在しています。日本発のパッケージツアーの場合、ホテルまでの送迎が含まれていることが多いですが、通常は同じ地区のホテルへ行く観光客が全員そろうのを待ち、それから数軒のホテルへ順番に送り届ける、という混乗送迎です。

旅行会社によっては、追加料金を支払うことにより、混乗のバスから専用車による送迎へのアップグレードが可能なので、空港からいち早くホテルへチェックインしたい場合や、ファースト、ビジネスクラスなど、上級クラスを利用する場合は、ぜひ専用車送迎をリクエストしてみましょう。

海を眺めながら快適な移動を

また、空港には正規のタクシーも常駐しています。登録されたタクシーが専用乗り場で待機しており、予約なしで利用できます。モーリシャスのタクシーにはメーターが付いておらず、行き先ごとに異なる料金が設定されている定額制なので、乗車前に料金を必ず確認しましょう。支払いにクレジットカードは利用できないので、ルピーでの現金も空港で事前に用意しておく必要があります。

■ヘリコプター送迎を利用する

■ヘリコプター送迎を利用する
ヘリコプター送迎

専用車送迎よりもゴージャスに、さらにスピーディーに到着したい場合は、ヘリコプターによる送迎がおすすめです。ラグジュアリーなホテルの多くには、敷地内に専用ヘリパッドがありますので、空港からヘリで一気に到着することができます。一番離れている北部のホテルでも20分あれば到着できます。

ホテル到着時には連絡を受けたホテルスタッフがヘリパッドで待機しており、専用カートでお部屋まで案内してくれるので、VIP気分を存分に満喫できます。ちなみに、ヘリ送迎が利用できるのは、日の出から日の入りまで。早朝や夜は利用できません。

■YUラウンジを活用して優雅な旅のスタートを

■YUラウンジを活用して優雅な旅のスタートを
飛行機からの送迎車

最後に忘れてはならないのが、プライベートターミナルのYU(ユー)ラウンジ。もともとはプライベートジェット専用ターミナルでしたが、数年前から通常のフライト利用の乗客も、事前予約をし、所定の料金を支払えば利用できるようになりました。

飛行機を降りたところで専用係員が待機しており、そこから高級車で数分のところにある専用ターミナルのラウンジへ向かいます。ラウンジ到着後は、無料で提供される豊富なメニューのドリンクや軽食をいただいている間に、すべての入国に伴う手続きや両替もラウンジ係員が代行してくれます。

YUラウンジ
YUラウンジで入国手続きも座ったまま完了

飛行機を降りた後、広い空港内を移動し、イミグレーションで入国手続きのための長蛇の列に並ぶ…さらに検疫検査で再び並び、ターンテーブルで荷物が出てくるのを待つ…これらの煩わしい手順すべてが、カクテルやワインを片手にソファで寛ぎ、滑走路を眺めている間に完了してしまうのです! まさにArrive in Style!

【出典:チップは?送迎は?「モーリシャス島でのバカンス休暇」を満喫するための5つのヒント】

以上、モーリシャス島での滞在に必要な基礎知識や、大人の女性におすすめしたい観光地・ホテルなどをご紹介しました。モーリシャスのバカンスに行かれる方の参考になれば幸いです。

監修:伊藤みどりさん
モーリシャス島コーディネーター
(いとう みどり)モルディブのリゾート勤務の後、モーリシャスへ。モーリシャス人の夫と17歳の老犬と、サンセットが美しい海の近くで暮らしている。現地のマネージメント会社にて、日本からの観光客や外交ミッションのアシスタンス、雑誌やテレビの撮影コーディネーターとして活躍中。