【目次】
- オフィスカジュアルにふさわしい靴とは?
- 【1】プレーンパンプス
- 【2】ストラップパンプス
- 【3】バックル付きパンプス
- 【4】フラットパンプス
- 【5】ローファー
- 【6】マニッシュシューズ
- 【7】ブーティー・ショートブーツ
オフィスカジュアルにふさわしい靴とは?
「きちんと感」と「動きやすさ」の両立
「オフィスカジュアル」とは、社内で仕事をするのに適した服装のこと。身なりが整っていて「周囲に不快感を与えない」のに加え、実際に「働きやすい」ことを、念頭に置く必要があります。そう、あくまでオフィスは働く場所。動きにくい靴では本末転倒ですし、仕事を疎かにしているようで、不快に映る恐れがあります。以上の観点より、避けたいのは以下のアイテム。
【NGアイテム】
<不快感を与える>
・カジュアル過ぎる…サンダル、ミュール、スニーカー、ロングブーツ、厚底靴など
・奇抜なデザイン…派手色、アニマル柄、華美な装飾など
<動きにくい>
・ヒールが高過ぎるパンプス
・安定感のないピンヒールのパンプス
・先がとがりすぎたポインテッドトゥ
以上のアイテムを避け、カラーは黒・ベージュ・グレイなどが無難。ストッキングや黒のタイツと合わせるのが、基本マナーです。
ただし会社ごとに基準は異なり、仕事の内容によっては、たとえばスニーカーでも許容される場合があります。最初は「これは履いてもいいのかな?」と疑問に思うようなアイテムは避け、社内の状況を観察し、徐々にボーダーラインを理解していくと良いでしょう。
【1】プレーンパンプス
最も無難な一足。「ヒール」は安定感のあるものを
最もオフィスカジュアルに適しているのが、この「プレーンパンプス」。下の画像のような、装飾のない、シンプルな「ヒール」付きパンプスで、黒・グレー・ベージュなど、落ち着いた色を選べば、まず失敗する心配はありません。ただし、ヒールの高さにご注意を。オフィスはあくまで仕事をする場なので、あまりに高過ぎるヒールは、実用的ではありません。ヒールの高さは5センチ程度で、安定感のある太さがおすすめ。仕事に適した「疲れにくい」一足を選びましょう。そういった意味でも、つま先部分は、とがっていないデザインがベターです。
グラデーションできちんとした佇いに大人の余裕が香り立つ
![ジャケット・パンツ・バッグ・靴(ジョルジオアルマーニ ジャパン〈ジョルジオアルマーニ〉)、ブラウス(yoshie inaba) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious2月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/2/1/720mw/img_2102111afed79a31c493bd88342b7f14140777.jpg)
ほんのり光沢のあるゴールドベージュのパンツスーツを主役に、優しく上品なワントーンコーディネートを実践。インナーと靴は、スーツよりもワントーン明るいベージュを合わせると、リッチな奥行きが生まれ、一歩先ゆく洗練されたおしゃれが実現します。
×「ブラウス&スカート」
![シャツ(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、カーディガン(ブルネロ クチネリ ジャパン)、スカート(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈MIKAKO NAKAMURA〉)、ネックレス(インドゥエリス)、バッグ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、靴(セルジオ ロッシ)、、眼鏡(プロポデザイン〈propo〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/b/720mw/img_1bc063248160dad58bfa46166455f9f4148023.jpg)
手編みの温もりを感じさせるブラウンのローゲージカーディガンに、きりっと白シャツ&オフ白のタイトスカートを合わせた、人前で話すときを想定したスタイリング。
×「ワンピース」
一枚で様になり、着心地もいい優秀ワンピース
![ワンピース(ストラスブルゴ〈アントネッリ〉)、ネックレス(TASAKI〈 M/G TASAKI〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/3/f/720mw/img_3f34da5527b7ebc5018150321ce2cc5c92753.jpg)
程よくストレッチをきかせた、目面の美しいビスコース混生地を使用したワンピースは、さらりと肌離れがよく快適な着心地。デザイン性の高いブラックパールのロングネックレスを添えれば、かしこまりすぎずに品よく全体が引き締まる。
×「スーツ」
ジャケットとスーツになるスカートをセットアップに
![ジャケット・スカート(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ブラウス(アクリスジャパン〈アクリス〉)、時計『クラシック 9068』(ブレゲ ブティック銀座)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX) 靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/b/e/720mw/img_befd600c7b606861dc354e595158e993105506.jpg)
堅い印象に見えないよう、深みのあるカーキの艷やかなサテンブラウスでこなれ感を加えた、スカートのセットアップスタイル。時計のベルト、バッグ、パンプスは黒でまとめて、きりりと締めて。
×「ジャケット」
ベージュのこなれ感を味方に凛とした美しい白を気負いなくまとう
![ブルゾン・バッグ(キートン)、アリクアムのブラウス・ハイアリンのスカート(ストラスブルゴ)、ネックレス(ポメラート・ジャパン〈ポメラート〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2017年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/5/1/720mw/img_5121964bf1dc9fc1915c1b3cfa12184c50830.jpg)
白のタイトスカートは、定番アイテムだからこそ、アウターにはパンチング加工を施した軽やかなベージュのレザーブルゾンを。小物で添えたシャンパンゴールドが浮かないよう、艶のあるインナーで上手につないで。
グレートーンでまとめて、澄んだエレガンスを演出
![ジャケット/右とじ。ワンピース(ebure)、ピアス・バングル(コロネット〈フォルテ フォルテ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/3/a/720mw/img_3af2c32efb1ccddbeeaf9d0dbcc895a545802.jpg)
仕事後に予定がある日は、グレイッシュなレースを贅沢に使ったノースリーブのティアードロングワンピースを。きちんと感のあるダブルジャケットがワンピースの甘さとふくらみを程よく抑え、クールエレガンスが香る着こなしに仕上がります。
シンプルだけど華やか!大人は堂々とオフィスでカラーパンツ
![パンツ(オンワード樫山〈ベイジ,〉)、ニットジャケット・ストール(SANYO SHOKAI〈ポール・スチュアート〉)、ノースリーブトップス(トヨダトレーディング プレスルーム〈チルコロ1901〉)、ベルト(ストラスブルゴ〈メゾン ボワネ〉)、バッグ(バーニーズ ニューヨーク〈ボルドリーン セレリア〉)、靴(DESPRÉS丸の内店〈DES PRÉS〉) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2017年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/2/0/720mw/img_20da0c5569062d0bdf0ef8b3267433f851300.jpg)
落ち感が優雅なワイドパンツだから、カジュアルなカーキもエレガントな雰囲気! ハイゲージのニットジャケットも、仕事では応用力抜群です。
![ジャケット・カットソー・パンツ・ベルト・ピアス(コロネット〈フォルテフォルテ〉)、バングル(ドレスアンレーヴ〈THUYHUE〉)、バッグ(ジャンニ キアリーニ 銀座店)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious5月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/c/a/720mw/img_ca73dd129acd419f3076e80986c07025111209.jpg)
シックカラーを選んで装いに奥行きを与える「なじませテクニック」を活用したコーディネート。コットンリネンのジャケットにラメが光るリボンベルトでリッチ感を添えて。ベルトの先端を垂らして、こなれ感のあるジャケットスタイルに。
×「軽アウター」
グレージュを基調にバランスよく配した黒が小粋なエレガンスを表現
![ジャケット(ゲストリスト〈アッパーハイツ〉)、ニット(ブラミンク)、スカート(ebure)、サングラス(オリバーピープルズ 東京ギャラリー〈オリバーピープルズ〉)、バングル(ヴァンドームヤマダ〈ロバート リー モーリス〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2017年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/0/5/720mw/img_05398e502c8d9fb5a9741697dde6b6eb55500.jpg)
ライダースのインに黒のタートルニットを着て、波打つような艶をたたえたタイトスカートを合わせた装い。配色でコントラストを効かせつつも、アイテムの組み合わせでも緩急をつけると奥行きが生まれておしゃれ感倍増。
ホワイト~グレーのグラデーションで澄んだ上品配色にやわらかな奥行きを
![ドゥロワーのジャケット※3月上旬発売予定・ニット・スカート・ワンドラーのバッグ※4月上旬発売予定(ドゥロワー 六本木店)、ネックレス(チェルキ〈ミッレ〉)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/b/720mw/img_1b1c2332583c33ad1a1d8063cf450742135416.jpg)
ゴールドベージュのテントラインジャケットから着想し、日差しに映える明るいカラートーンでまとめて。ライトグレーのニットから靴に向かって自然に濃くなるグレーグラデーションで、Ⅰラインを構築。さらにパールネックレスと白のバッグで、全体の印象を品よくトーンアップ。やわらかな色調のなかに、リッチな陰影が生まれて、印象的な品格スタイルに。
×「コート」
ふんわり甘いスカートには、丸みのあるノーカラーコートが好相性
![コート(レキップ)ブラウス(サン・フレール〈レ・コパン〉)、スカート(ウィムガゼット 青山店〈ウィム ガゼット〉)、ストール(CHIE IMAI)、バッグ(三喜商事〈マレーラ〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/4/e/720mw/img_4e7b89f229264dcd192f7f961857e20b41981.jpg)
上品なライトベージュが魅力のノーカラーコートは、わずかにコクーンシルエットを描くウール×ナイロン混紡の一枚仕立て。ベージュのレース素材が温かみのある華やかさを醸し出すスカートの女性らしさを、程よく引き立てます。ファーストールでリッチなアクセントも添えて。
【2】ストラップパンプス
「バックストラップ」はNG、「アンクル」にストラップの付いたタイプを
「アンクル」にストラップの付いたパンプスは、脱げにくく、実用の面でもおすすめ。ただしかかと部分がストラップになった「バックストラップ」タイプは、サンダルのようにも見え、避けたほうが無難です。取り入れたい場合は、周りの人が履いているか、見極めてからにしましょう。
×「コート」
大判シルクカシミアの軽やかなボリューム感がリッチなアクセントに
![コート(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ストール(アクリスジャパン〈アクリス〉)、ニット(コロネット〈エアロン〉)、スカート(ストラスブルゴ〈ザ ハイアリン〉)、バッグ(イーストランド〈マンサー・ガブリエル〉)、靴(エストネーション〈チェンバー〉)、ネックレス(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、グローブ(アマン〈アルポ 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/9/b/720mw/img_9b668c053691eeb78317a589033a31cf82286.jpg)
ヘアカーフ素材の黒タイト×グレージュコート。それをつなぎ、エレガントに導くのがモノトーンスカーフ。首周りにふんわりとボリュームをもたせた巻き方で、視線を上に。
【3】バックル付きパンプス
コーデにアクセントが欲しい時に
つま先にバックルの付いた、定番デザインのパンプス。たとえば下の画像のような、モノトーンコーデに取り入れると、さりげない装飾がエレガントなアクセントとなり、洗練された印象に格上げしてくれます。
![カーディガン(イーストランド〈コー〉)、ブラウス(ストラスブルゴ〈アントネッリ〉)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、ストール(三喜商事〈イレブンティ〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/0/4/720mw/img_04d7f7b5f723efc5743af0c5e734e86978011.jpg)
ガウンタイプのきれいめロングカーデのINに端正なブラウスで、きちんと感を意識したパンツコーディネート。
×「ブラウス&スカート」
ワンピースに匹敵する華やかなブラウスは大人のマストアイテム
![ブラウス(ヒューゴ ボス ジャパン〈ボス〉)、ウールのスカート(アクリスジャパン〈アクリス〉)、バッグ・靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/b/1/720mw/img_b1e2b674ed827b478d1f108945d79f40119097.jpg)
大人のブラウス選びのポイントは一枚でも華やかであること。ただし、スカートや小物まで甘めにすると過剰で野暮ったくなるので、あくまでも辛口に徹するべし。きりっとしたスリット入りのタイトスカート、パンチの効いた小物やジュエリーが洗練されたスタイルに。
色香漂うブラックレースはモノトーンでまとめて品よく
![ブラウス(シャッツィ・チェン)、スカート(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、眼鏡(ミクリ ジャポン〈アランミクリ〉)、ネックレス(ジョージ ジェンセンジャパン)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2017年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/9/5/720mw/img_95f12117522d6327c1e525c5dae31c3d69822.jpg)
繊細なレース使いにうっとりせずにはいられない、着映え効果の高い「印象派ブラウス」。上質なシルクの一枚は、モノトーン柄のプリーツスカートと合わせることで、きちんと感が求められるシーンにも映える。
×「スーツ」
ダークスーツというルールを守りながら、おしゃれに装うコツは素材と美シルエットにあり
![ジャケット(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ブラウス(ストラスブルゴ〈バルバ〉)、スカート(アクリスジャパン)、ペンダントトップ・チェーン(アルテミス・ジョイエリ)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/4/3/720mw/img_434caf3ab4abe7faf4f21672417526c578858.jpg)
ダークスーツが基本というかしこまった場でも、シルエットや素材感にこだわれば地味な色味でも、おしゃれに見えます。かっちりとしたフォルムのハンドバッグや、パンプスの艶感も、黒に華やぎを与えてくれて、まさにパーフェクトな着こなし。黒のジャケットも質感があるので、ダークスーツなのに表情豊か。
生地からこだわってつくったテーラードのリネンジャケット
![ジャケット ・パンツ ・ブラウス(カオス表参道〈カオス〉)、ウノアエレシルバーコレクションのピアス・ウノアエレのペンダント・ワンエーアールバイウノアエレのバングル(ウノアエレ ジャパン)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/c/b/720mw/img_cb97a7229382dbea8b8e400665222fb035891.jpg)
エクリュカラーのベルテッドジャケットのセットアップは、信頼をおく尾州(現・愛知県西部)の機はたや屋の協力のもと、ナチュラルなリネンに擬麻加工レーヨンを交織してしなやかさを出したオリジナルのハイブリッド生地を使用。ゆとりのあるシルエットのジャケットは、ウエスト高め位置でほんの少し絞りを入れたことでスタイルがよく見えます。
【4】フラットパンプス
カジュアルになりすぎない、きれいめデザインを
楽ちんなヒール無しパンプスは、ラフになりすぎないよう、艶のある質感や、下の画像のような、上品な装飾が付いたデザインを選ぶと良いでしょう。
甘さを上品に演出する大人好みのミドルグレー×スモーキーピンク
![アリュードのカーディガン・ステファニアカレラのパンツ(三喜商事)、ニット(ebure)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/6/7/720mw/img_671c09a19d5f7595bc1c7dfd289ef1d542496.jpg)
知的なグレーとかわいさのあるピンクはもともと相性がいい色。明るいだけでない、こんなマチュアなピンクなら、落ち着いたムードのなかにフェミニンさが漂います。バッグでグレーを加えて、配色バランスを整えるのも大事なポイントに。
×「ブラウス&パンツ」
Tシャツ感覚のブラウスは個性的な小物を加えてかわいい女をアピール
![パンツ(アクリスジャパン〈アクリス〉)、ブラウス(シンクロ クロッシングズ 恵比寿グラススクエア)、ネックレス(アングローバルショップ 表参道〈フィリップ オーディベール〉)、バングル(ビームス ハウス 丸の内〈フィリップ オーディベール〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンドコー〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ファビオ ルスコーニ 大阪店〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2017年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/5/e/720mw/img_5e827c7acc0facda34d9afc64990f12144855.jpg)
フロントは短く、後ろ姿はたっぷり、このすその前後差が今らしいゆとりを表現。
今どきのこなれ感へ導くゆったりとしたブラウスを着こなしのキーアイテムに
![ブラウス(ブラミンク〈ブラミンク〉)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、ピアス(ストラスブルゴ〈ソフィー ブハイ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、ストール(クルチアーニ 銀座店)、バッグ(JIMMYCHOO)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2017年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/c/3/720mw/img_c38f04016cd403b0ddb6110c95051f4463354.jpg)
体の線を強調しすぎないリネンコットンのブラウスをインすれば、テーパードのシャープなシルエットが生きて、すっきりとしたかっこいいスタイルが完成。パンツの色とリンクした白いパンプスがスリムなラインを強めて。
×「ワンピース」
![ワンピース/ラウンドネックにデザイン変更(マックスマーラジャパン〈マックスマーラ〉)、カーディガン( クルチアーニ)、サングラス(アイヴァン PR)、バングル(ホアキン・べラオ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/3/9/720mw/img_39ef62680b0f0ed9a4ec9e2ebace526b122560.jpg)
タイムレスな魅力を宿すブラックワンピースは、大人の女性の美しさや自信を引き立てる名品。フォーマルな雰囲気をもちながら、伸縮性のある素材でアクティブな現代のライフシーンを支えてくれます。リネンカーディガンはクリアな白を選べば、都会に映える夏のモノトーンルックが完成します。
×「ジャケット」
着慣れない色で冒険をしても、デザインがベーシックだから安心
![ジャケット・インナー・パンツ・バッグ・靴(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ネックレス・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/9/b/720mw/img_9bb79d9666ee2158e2aaa2a30ca78a24132410.jpg)
とろみのあるグレージュのパンツに同系色の小物を重ねて、流行のワントーンの着こなしが完成。
リラックス感のあるニットジャケットは、ワントーンで引き締めて
![ジャケット(三喜商事〈Tジャケット〉)、インナー・パンツ(VINCE 表参道店〈ヴィンス〉)、サングラス(ストラスブルゴ〈オリバー ゴールドスミス〉)、バングル(インターナショナルギャラリー ビームス〈ビルウォールレザー〉)、モローパリのバッグ・バーニーズニューヨークの靴(バーニーズ ニューヨーク) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious5月号』小学館、2017年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/8/b/720mw/img_8b5819ba6b770d45ea0f3eedd5ef20e362878.jpg)
ミドルゲージのニットにもかかわらず、そでを通せば、驚くほど構築的なシルエットとTシャツのような軽やかさを実現。素材は、コットンストレッチ。
×「コート」
ホワイトTシャツに色と素材を重ねたら着こなしに奥行きとリッチ感が宿る
![クルチアーニのカシミアTシャツ・マンツォーニのコート・サポート サーフェスのパンツ・アコヤのネックレス・プロエンザ スクーラーのバッグ・ニナ リッチの靴(ストラスブルゴ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2017年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/0/9/720mw/img_09843f7ed2d9bca80458ccde1bd2a58253683.jpg)
どんな着こなしにも合わせやすいシンプルなTシャツは、ビジネスシーンでも頼れる一枚。ホワイトTシャツは、知的でクリーンな印象を与えながら、顔周りの印象を明るくする効果も。ワントーンでまとめると、さらに洗練されて。
大人配色で仕事スタイルがよりリッチに!
![撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/d/6/720mw/img_d63c64d3aabb72a73cef14ed083a83c280118.jpg)
「グレージュの微妙な色合いが引き立つ、カシミアやファーなど表情のある素材が好きなので、着るのは冬が中心に。ヘリンボーン柄で端正なイメージをもちつつ、ファー襟で迫力を加えたドルチェ&ガッバーナのコートに、グレージュのニット&ストールで穏やかな印象を与えて。合わせるアイテムはシックな黒でも、艶でまとめれば贅沢な大人の雰囲気に」吉川 純〈エキスパート エディター〉
パンツ×フラット靴のアクティブスタイルには、ジャケット感覚のチェスターコートを
![コート(アクリスジャパン)ニット・パンツ・ストール・バッグ(アクリスジャパン)、ブローチ(ホアキン・ベラオ)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/9/1/720mw/img_91f59deb2ec84dffc458bbe2df737f2833378.jpg)
カシミア混ウールのダブルフェースコートは、オフホワイトにルーレックス糸を織り込んでいるため、ほのかな輝きを発する一枚。マニッシュなチェック柄パンツにフラットシューズを合わせた、アクティブな装いとも相性抜群。ジャケット感覚でさらりとはおるのが素敵です。
【5】ローファー
学生風にならないよう、大人っぽいコーデに合わせて
真面目な印象で、履き心地も良い「ローファー」。ともすると学生っぽい雰囲気になるので、パンツスタイルなど、クールめコーデに合わせると良いでしょう。タッセルやホースビット(馬具を模した金具・下の写真参照)など、定番の装飾が付いたデザインもおすすめ。バイカラーは、オフィスにふさわしい、落ち着いた色の組み合わせを。
辛口カラーを重ねて仕上げる知的モードなパンツスタイル
![カーディガン(スローン)、トップス(コロネット〈アバティ〉)、パンツ(ウールン商会〈ジェントリーポルトフィーノ〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/9/2/720mw/img_9293f4b13e57864ba99baeaef40049af98349.jpg)
品のあるバッグを、白のノースリーブトップスとベージュのパンツのコーデに投入。グレイッシュカーキの辛口のニュアンスが、淡色配色に深みと自然なメリハリを生み出し、洗練された印象に導きます。カーディガンの前を開けてはおると、白のボタンが縦ラインを強調してすっきりスタイルアップできます!
×「ブラウス&スカート」
淡いブルーと白の軽妙なハーモニーで、都会に似合うすっきりとした装いが完成
![シャツ・スカート・ベルト(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ネックレス(シャンテクレール 東京店)、バングル・リング(ジョージ ジェンセン ジャパン)、バッグ(ブランドニュース〈メアリ オルターナ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2018年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/7/9/720mw/img_797438f289bdeb81784d616b31d4a96a52118.jpg)
白のピンストライプが施されたタイトスカートには、サイダーのように爽快なブルーシャツを取り入れて、おしゃれを更新。比翼シャツはゆったりとしたドルマンスリーブ、スカートにはフロントにラッフルが施され、きちんと感をキープしながらも、ほんのり旬が楽しめるデザインに。
×「ジャケット」
ネイビージャケットの万能さを発揮するコーディネートを披露
![インナー(Theory)、パンツ(Theory luxe)、シルクのスカーフ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店)、ジャケット/ジョルジオ アルマーニ私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/8/4/720mw/img_841f67efd7ef10caef3206df75d2df8b114040.jpg)
ジャケットネイビーという色を生かし、センタープレスのパンツや端正なローファーで、凛としたエッセンスを加えたビジネスカジュアルコーデ。バッグはライトグレーで装いに溶け込ませ、軽やかさを演出。
![ジャケット・パンツ(コロネット〈ボリオリ〉)、カットソー(三喜商事〈バンフォード〉)、シルクスカーフ(TOMORROWLAND〈ジャン ジャッカスロジャース〉)、ベルト(エストネーション〈メゾン ボワネ〉)、サングラスフレーム・クリップオン(モスコット トウキョウ)、時計(IWC)、バングル(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈ベン アムン〉)、バッグ(トッズ・ジャパン) 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/5/e/720mw/img_5e10a4a425651d7ae1bd2a9fcbd684e172335.jpg)
トラッドなジャケットスタイルに、個性的なヴァンプで差をつけて!洗練されたシックカラーのジャケットスタイル。細めのヴァンプで足元はすっきり、軽やかに。
ワンピースの流麗な表情で、上品配色をいきいきと優雅に
![ジャケット(アマン〈カバナ〉)、時計(IWC SCHAFFHAUSEN)、イヤリング(エストネーション〈アクセンチュエイト〉)、ベルト(アマン〈アトリエ アンボワーズ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(ブラミンク〈ジェイエムウエストン〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/b/4/720mw/img_b4c4fe23f0c42ac634d1324092df5f8233949.jpg)
胸元のギャザーが顔周りを華やがせる、シルク素材のネイビーワンピース。キャメルジャケットとの上品配色を、モードな迫力を醸すバランスで今らしい装いに。ジャケットにベルトを配せば、スタイルアップも実現できます。
デコルテからのぞく白が爽快さを演出
![Tシャツ(ジェームス パース 青山店)、ジャケット(ウィム ガゼット 青山店〈トネッロ〉)、アリクアムのパンツ・ソフィー ブハ
イのバングル(ストラスブルゴ)、バッグ(プレインピープル丸の内〈マウロ・ゴヴェルナ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2017年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/e/7/720mw/img_e79f4d05c528e3894706eab59136fed448581.jpg)
ジャケット着用時こそ、涼やかに凛とありたいもの。背抜きのジャケットのインには、風通しのよい薄手の一枚が好相性。
チノクロスのパンツを合わせた鮮度高めのきれいめカジュアル
![ジャケット(アクリスジャパン〈アクリス〉)、カットソー(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、パンツ(アングローバル〈イレーヴ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈トーマス・マイヤー〉)、ピアス・ペンダント・ブレスレット・時計ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2018年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/e/b/720mw/img_ebd55eac7d8d6b37ea10d5707bc48344141452.jpg)
インナーや小物で白を随所に効かせて抜け感をつくると、夏らしく清々しい着こなしに。
ストイックなラインで洗練を手に入れるクールカジュアル
![ジャケット(トム ブラウン 青山)、ニット(サザビーリーグ〈エキップモン〉)、パンツ(三喜商事〈アルト〉)、ストール(チェルキ〈カングラ〉)、ブレスレット(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、時計(パテックフィリップ ジャパン)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/b/e/720mw/img_bec0b36e9739b400a4c9fce4593dc11c73326.jpg)
やや長めの着丈のオーバーシルエットに、足首まできゅっと強調するスティックパンツの組み合わせは、最強コンビ! フォルムが上品なぶん、素材やきれい色を取り入れれば、おしゃれの幅もぐんと広がります。アウターはツイード地が華やかなテーラード。そでぐり、ラペル幅が細身のため、着てみると想像以上にスマート。カジュアルを目指すなら、小物をメンズライクにまとめるのがこなれるコツ。
×「コート」
聡明なムードを醸す黒に近いダークネイビー
![コート(マッキントッシュ青山店)、ニット・パンツ(ドゥロワー 六本木店〈ドゥロワー〉)、サングラス(アイヴァン PR〈アイヴァン〉)、手袋 (ドゥロワー 六本木店〈デンツ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/唐澤光也(RED POINT) BY:『Precious11月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/d/0/720mw/img_d04107cbba9557bf06c97e757698abde148983.jpg)
黒に近いダークネイビーのコートを、グレー配色の知的なトラッドテイストで品よくまとめたコーディネート。ローファーや手袋の艶のあるレザーがマニッシュ感を演出しています。
ブランケット感覚の暖かさと存在感で冬ならではの着映えを堪能
![コート(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ストール(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、ニット(サン・フレール〈レ・コパン〉)、パンツ(コロネット〈エリザベス アンド ジェームス〉)、バッグ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/6/7/720mw/img_67f157d57c1077860f9175df7bde237479508.jpg)
インナーは縦のラインを強調するネイビーで統一。グレージュとのメリハリを効かせる配色ワザで、キリッと辛口なカジュアルが完成。さらにミドルグレーのニットストールを広げて肩がけすれば、色使いに奥行きが生まれ、ぐっとこなれた印象に。
ピンク色を加えたら女力も洗練度もアップして断然、エレガント!
![コート(ストラスブルゴ〈ラルディーニ〉)、ニット(スローン)、パンツ(ストラスブルゴ〈インコテックス〉)、ネックレス(カオス丸の内〈アフター シェイブ クラブ〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/4/720mw/img_14faedb7c1a082b18855c4dcb8a974b075699.jpg)
マニッシュなジャケットコートに、爽やかなオフホワイトのスティックパンツで、すっきりとした縦シルエットを強調。トップスには、顔周りを華やかに彩るピンクのニットを選んで、好感度アップを図りたい。
ウエストマークでイメージ一新。シックな大人顔ピーコート
![コート](マッキントッシュ青山店〈マッキントッシュ〉)、ニット(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉)、パンツ(ドゥロワー 六本木店〈ドゥロワー〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/8/8/720mw/img_8809d716261892358ee5c28573c34e7633368.jpg)
ロロ・ピアーナ社の透湿防水加工を施したカシミア生地のピーコートは、少し大きめの襟とシックなグレーが大人の表情を醸し出す一枚。さらに付属のベルトでウエストマークすることで、着こなしにエレガントさも加わります。ニットとバッグで黒を取り入れ、切れ味のいいコーディネートに仕上げて。
【6】マニッシュシューズ
シンプルコーデに合わせたい、ハンサムなシューズ
たとえばレースアップのレザーシューズ。男性がスーツに合わせていそうな、ハンサムな「マニッシュシューズ」は、履くだけでちょっと凛々しい雰囲気に。下のようなシンプルコーデを、さらに知的に格上げしてくれます。ただし合わせるコーデにご注意を。「おじ靴」という異名が示す通り、全体が野暮ったくなる恐れもあります。一時期流行した「スカート+靴下+マニッシュシューズ」は、オフィスにはそぐいません。
コンパクトショルダーと小さめ襟でクラシックにまとめて
![シャツ『MONDAY』・パンツ・バッグ・靴(オンワードグローバルファッション〈ジル・サンダー〉) 撮影/戸田嘉昭・小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2018年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/8/8/720mw/img_880ec382a2c874631f67c1e38f29c6de61066.jpg)
ジル・サンダー自身が好んだ最もアイコニックなシャツは、襟も身幅もコンパクト。すっきりとした比翼ボタンで、ミニマムを極めた美しさ。ネイビーのパンツと存在感のある黒小物で、心も引き締めて、一週間をスタートしたい。
×「スーツ」
ファーストシーズンから人気を誇る定番Vジャケット
![ジャケット・ブラウス・パンツ(カオス表参道〈カオス〉)、バッグ(カオス表参道〈ZANCHETTI〉)、ピアス・ネックレス・リング(TASAKI)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン〈ロジェ ヴィヴィエ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/7/3/720mw/img_730acab59c8512ec9d1142af6bfaacde31709.jpg)
さまざまなインナーと相性よく着こなせる、ノーカラーのVネックジャケットが主役のセットアップ。ボトムは程よくフレアにしたクロップド丈のハイウエストパンツです。墨黒のリネン生地により、ビジネスの場に必要なきちんと感を備えつつ、肩ひじ張らないムードを演出できます。
×「コート」
発色の美しいセージグリーンのトレンチ
![コート(ザ シークレットクロゼット二子玉川〈シクラス〉)、ニット(ウィム ガゼット 青山店)、スカート(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、サングラス(アイヴァン PR)、ネックレス(ドレスアンレーヴ〈253ビジュー〉)、ベルト(エリオポール代官山〈メゾンボワネ〉) 手袋(真下商事〈デンツ〉) バッグ(エリオポール代官山〈ザンケッティ〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/唐澤光也(RED POINT) BY:『Precious11月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/d/8/720mw/img_d82fd5f44043d4c2dcbbf1fe7fce044d150445.jpg)
目面(めづら)の美しい、なめらかなウールメルトン生地のカーキのトレンチコート。淡いカーキのニットにベージュのスカート、茶系のハンサムシューズと、アースカラーをグラデーションさせた曖昧カラーで、美しく凛とした雰囲気に。
【7】ブーティー・ショートブーツ
防寒対策にも重宝
寒い冬に、甲の出るパンプスはなかなかつらいもの。ロングブーツはカジュアル過ぎるけど、会社によってはブーティー・ショートブーツは許容されています。下の写真くらいまでの丈で、動きやすいヒールのものを選びましょう。
アームホール付きの杢グレーストール
![ニット(Theory luxe)、スカート(wb)、ストール(プレインピープル丸の内〈プレインピープル〉)、バッグ(yoshie inaba)、靴(ファビオ ルスコーニ 六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious2月号』小学館、2018年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/b/4/720mw/img_b4b448085ec4615d1c15b76b545d2be960988.jpg)
クリエイティブな仕事に没頭する日は、黒を基調にかっこよく。ファッショニスタをお手本に、グレーのストールをマントのようにはおり、モダンな雰囲気に。
×「ブラウス&パンツ」
素材感のある骨太Iライン。シンプルで男前なパンツスタイル
![ニット・カーディガン・シャツ・パンツ・バッグ・靴(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious11月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/8/1/720mw/img_8175d2ddbfae45a85058da86dcc5d9c9280648.jpg)
黒タートルニットに白シャツをレイヤードし、グレーのワイドパンツを合わせたスマートカジュアル。カーディガンにはそでを通さず、無造作に肩に引っかけるのが気分。ワイドパンツに太ヒールのブーツを合わせて、颯爽とスタイリッシュに。
×「軽アウター」
ネイビー×黒のシックな顔立ちに女らしさが香り立つ
![ワンピース(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、ジャケット(yoshie inaba)、サイモン アルカンタラのピアス(ストラスブルゴ)、ベルト(エリオポール銀座〈メゾン ボワネ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパンカスタマーサービス〈ポメラート〉)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious11月号』小学館、2017年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/7/720mw/img_1735f0fc9aa37b3d960d001a7cd6aec755742.jpg)
主役のワンピースはしなやかな落ち感がエレガント。ウエスト部分はゴムになっているので、着心地も抜群。ノーカラーのレザージャケットをはおって、やや辛口に仕上げたスタイル。細ベルトの金具がアクセントに。
膨張色なのにすっきり見えるワントーンの色マジック
![ジャケット(トラデュイール)ボクーのニット・トモウミオノのパンツ(チェルキ)、バッグ(モワナ メゾン GINZASIX)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/f/5/720mw/img_f5bb7b4c6c9b74761d8d49ca16a4521b134672.jpg)
オフ白~グレージュでまとめた好感度の高いカジュアルは、全体をピンクがかったニュアンス色でそろえることが成功のポイント。まずはインナーのタートルとパンツをピンクがかったオフ白でつなげて、縦を強調。そこに一段濃い、ピンクみの強いグレージュ系のムートンジャケットをプラス。そで口に配したファーの色が、インのニットやパンツとリンクしているから、全体のまとまり感は完璧です。
×「コート」
光沢を放つネイビーがマニッシュコートに品格をもたらす
![コート・ブラウス・パンツ・ベルト(コロネット〈ニナ リッチ〉)、バッグ・靴(ピエール アルディ 東京) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2018年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/e/7/720mw/img_e7b7e0ed17468a9f49c3c33c63c85ce653326.jpg)
なめらかな質感のブラウスと、シルクの繊細な艶が美しいパンツを、溶け込ませるようにレイヤード。深いネイビーの清潔感に加え、ブラウスにあしらわれたスカーフ調のディテールも相まって、かしこまった席にも自信をもって臨める凛々しさが生まれて。ブラウス×パンツと、インが正統なぶん、オーバーサイズコートやショートブーツなどで、ハンサムなアクセントを加えるのが、着こなしを無難に終わらせないコツ。
ファーとスカーフの重ね技で一気におしゃれ上級者
![コート(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ファースヌード(ウールン商会〈ペセリコ〉)、スカーフ(スローン)、ワンピース(ウールン商会〈ブルマリン〉)、グローブ(ebure〈ガーラグローブ〉)、バッグ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、靴(ジョルジ 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/8/6/720mw/img_86b2436b41dbdbc2c943c0dbd341928695160.jpg)
顔周りのリッチなテクスチャーは、大人の女性の表情を美しく際立たせてくれるもの。ファーとスカーフをミックスしたダブルツイスト巻きでボリュームを出したら、その代わり、全身のシルエットはコート×タイトワンピースですっきりと。ブルーの大きめレザーバッグを指し色に。