企業のなかで責任ある役職を任されていたり、個人で事業をされていたり。社会のなかで、他人からの注目を集める機会が多い働く女性こそ、服装も髪型も、知性を感じさせる凛とした大人の女性を意識したいですよね。とはいえ、髪質も以前とは変わってきた。アレンジをすると若づくりに見えてしまったり、老けて見えてしまったりする。試行錯誤をするけれど、なかなか自分にしっくり合うヘアアレンジ方法が見つからず、密かに頭を抱えているという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ヘアサロンP-cott代表のシバタロウさんに、さりげなさもありつつ、決して無難に終わらない、技の光るロングヘアのアレンジ術を教えていただきました。

【動画編】順を追って完成まで、動画でわかりやすく解説します

自宅でできるロングヘアのアレンジ手順を、90秒の動画にまとめてみました。朝のヘアアレンジ時間にご活用ください。

【解説編】写真と文章で、さらに詳しく手順をご紹介します

ロングヘアのアレンジ、完成形

仕事モードでも女性らしさを忘れない上品なロングヘアのアレンジ術、写真と文章でおさらいしていきましょう。ポイントは「内巻き&外巻きの交互巻きで程よいボリューム感を実現すること」です。

【関連記事:知的でクールなお仕事ヘア:ミディアムの場合】

年齢とともに痩せ細っていく髪、ボリュームの低下、薄毛など、悩み多き30代、40代のロングヘア。カラーやパーマによるダメージも蓄積されているため、毛先のパサつきや広がりが気になるという方も多いようです。シバタロウさんによると、ロングヘアの仕事スタイルは「ボリューム感」と「エアリー感」が決め手なのだそう。

「アレンジによっては疲れて見えたり、年齢よりも老けて見られたりと、40代のロングヘアはアレンジが難しいですよね。そんな悩みを一掃してくれるのが、アイロンを使ったCカールです。毛先を中心に巻くだけでふんわりエアリーなボリューム感が生まれます。カールで顔回りを華やかにすると、職場でも存在感を出せますし、知的で上品な印象をつくることができます」

というわけでさっそく、華やかで女性らしい巻きスタイルにチャレンジしていきましょう。

<BEFORE>髪をストレートに下ろした状態

アレンジする前

STEP1:髪を上下にブロッキング

髪を上下に分ける

両サイドに張り出している頭の鉢部分を基点に髪を上下に分け、ダッカールなどで留めます。

STEP2:下のブロックの毛先をアイロンで内巻き&外巻きと交互に巻く

下の髪内巻き
外巻き

アイロンで毛先10㎝くらいの毛束をはさみ、内巻きに。次の毛束は外巻きと交互に巻いていきます。

STEP3:ダッカールを外し、上のブロックの髪も同様に巻く

上の髪内巻き

上のブロックも交互に巻いていきます。クリップに毛先を挟んだままアイロンの持ち手を滑らせるように抜き取るのがポイント。これにより、穏やかなカールをつくることができます。

STEP4:毛束を指で裂くようにばらす

まとまった髪をばらしていく

指先で毛束をちらすように、中央から毛先に向かって裂いていきます。カールをやわらかくほぐすことで、動きのある華やかな印象に。

STEP5:毛先から中間に向かってワックスを揉み込む

ワックスを揉み込む

少量のワックスを両手のひらにまんべんなくなじませたら、毛先を握るようにワックスを揉み込めば、完成です。ワックスをつけすぎると、カールが伸びてしまうので注意して。

<AFTER>さりげない知的な巻き髪スタイルが完成

完成です!
横から見た図
後ろから見た図

根元まで巻いたアレンジに比べ、半分の時間で完成するエアリーな春スタイル。甘過ぎない雰囲気で、知的なフォーマルなスタイルにもぴったりです。ボリューム不足や薄毛が気になる方も、このアレンジなら気になりません。ただし、巻き過ぎると〝ひと昔前〟の雰囲気になってしまうので、気をつけましょう!

次回は、ロング編のサングラスが似合うスタイルをご紹介します。エアリーな春スタイルにひと手間を加えた「アップスタイル」です。

問い合わせ先

ワンピース¥90,000(東レ・ディプロモード<セブンティ>)、ピアス¥14,000・時計¥55,000(リンクス オブ ロンドン青山店)、リング¥85,000(ウノアエレ ジャパン<ウノアエレ>) ※掲載した商品の価格は、すべて税抜きです。

【ミディアムヘアのアレンジ術】
>>1.お仕事用アレンジ術 >>2.サングラスを使ったまとめ髪

【ロングヘアのアレンジ術】
>>1.お仕事用アレンジ術 >>2.サングラスを使ったまとめ髪

【40代の肌悩みをカバーする春の軽やかメイク】
>>1.ベース&チーク編 >>2.アイメイク編 >>3.リップメイク編

この記事の執筆者
1987年4月に都内有名美容室に入社し、当時最速の1年10か月でスタイリストデビュー。1993年に雑誌「Ray」にてヘアーメイクとして活躍後、「Domani」「AneCan」などへ活躍の場を広げる。2009年9月には自身のサロン「P-cott」をOPENし、トップヘアメイクとして活躍中。 好きなもの:犬、キリン、赤ワイン、旅行をする、旅行の計画を立てる、焼肉、電車や街中での髪型分析、電車や街中での男顔女顔分析、手ぶらで出勤、水素水、ビッグウエーブというハワイのビール、普通の人を綺麗に変身させる、飛行機に乗る、インスタ、ウォーキングデッド、ホームランド、スーパーナチュラル、パーソンオブインタレスト、ブレードランナー、スターウォーズ、パクチー、茄子、鰻、オージュア、ysSHIBATAファンデーション
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クレジット :
撮影/古谷利幸 スタイリスト/西田慶子 モデル/吉川夏生 構成/青木 笑 文/中島祐美