普段何気なく食卓に上る納豆。たまにはこだわりを持ってみませんか? 納豆の中には、思わず大切な人に贈りたくなる高級納豆の存在も!
それでは、高級納豆には、普通の納豆とどのような違いがあるのでしょうか。その秘密を探りながら、人に贈りたくなる高級納豆を3つご紹介します。
思わず人に贈りたくなる高級納豆3選
■1:奇跡の納豆 ミヤギシロメ大豆/菊水食品
創業70周年を迎えた菊水食品の「奇跡の納豆」。その「奇跡」の意味は、「奇跡のりんご」で知られる木村秋則さん指導のもと、自然栽培でつくられた大豆100%が原材料という意味。農薬・化学肥料・除草剤を一切使わず育てられた大豆のおいしさはひとしお。そして、全国的にも収穫量が少ない「ミヤギシロメ」の希少性も特徴です。通常、味噌やお菓子に使われるそうですが、菊水食品独自の技術力でおいしい納豆に仕立てられています。
おすすめの最高においしい食べ方
「納豆そのものがおいしいので、まずそのまま味わってみてください。よい発酵をした納豆の香りと、豆の甘みがじわっときて、大豆はこんなにおいしいものだったんだと実感されるでしょう。たくさんかきまぜる必要はないです。質の良い調味料をほんの少し加えて、おかずの一品に。ご飯にも合いますし、お酒のつまみにもなりますし、安心安全なおやつとしてそのまま召し上がる方も多いです。おすすめ調味料は、天然塩、めんつゆ、白だし、オリーブ油、ポン酢など。薬味はお好みでどうぞ」(菊水食品担当者)
驚きの金箔入り納豆も!
菊水食品は、納豆の本場・茨城県において「全国大会での日本一受賞かつ最多回数受賞」の納豆屋さん。この金箔入り納豆も、第9回全国納豆鑑評会で優秀賞(厚生労働省医薬食品局安全部長賞)を受賞したそう。30年前から愛されているベストセラー商品だそうで、「大手メーカーには真似できない納豆をつくりたい!」という強い思いを持った3代目社長が、キラキラ光る純金が納豆にふりかかる夢を見て商品化したとか。
この菊水ゴールド納豆の中身はどうなっているのでしょうか?
「北海道産小粒鈴丸大豆を丁寧に発酵させ、納豆の上に金沢の老舗から仕入れている金箔を載せ、金色のホイルで包んであります。器に開けて、金箔を楽しみながらそっと混ぜて、オリジナルのたれと本がらしでお好みの味付けに。これぞ納豆という良い香りと、ほどよい粘りと食感が楽しめます」(菊水食品担当者)
■2:豆の文志郎 鹿角納豆(ろっかくなっとう)/納豆専門店 豆の文志郎
大正9年、北海道室蘭の地で創業した小さな豆腐店をルーツとする歴史をもつ豆の文志郎は、登別の地で極上の納豆づくりに日夜挑み、さまざまな“作品”を生み出しています。こだわりの材料から、職人技までありとあらゆるところに納豆を最高においしくするエッセンスがちりばめられています。
中でも、2008年G8主要国会議「北海道洞爺湖サミット2008」の朝食に採用された鹿角納豆は、極上のまろやかさをもつ最高級の納豆です。
おすすめの最高においしい食べ方
「大豆は土づくりからこだわった農家さんから仕入れています。納豆菌は薬用キノコ『鹿角霊芝』エキスで活性化した納豆菌を使用。結果、うまみ成分のアミノ酸30%アップ、嫌な匂いのアンモニアは3分の1になりました。ご飯にかけて食べるよりも、そのまま添えつけのたれを混ぜてお召し上がりください。納豆を温めずに食べるのがベスト。活性化された納豆菌が腸まで届きます」(豆の文志郎担当者)
■3:丹波黒/二代目福治郎
高級納豆といえば、二代目福治郎の鶴の子納豆が有名。最高級の大豆を使用した納豆としてよく知られていますが、今回ご紹介するのは、丹波黒豆を使った丹波黒。
黒豆納豆はあまり食べたことのないという人も、この国内最高級と称される「兵庫県篠山産」の丹波黒豆の2Lサイズが使用された高級品なら、独特のおいしさを味わえそうです。
おすすめの最高においしい食べ方
「丹波黒納豆の特徴は、なんといっても素材がもつ濃厚な豆の甘みと、ふっくらとしたやわらかさにあります。初めのひと口目はそのままで。軽く20~30回程度かき混ぜて、ひと粒ずつお箸でつまんで、もしくは爪楊枝に刺して召し上がってください。 その後、『塩』をひとつまみ入れ、軽く20回程度かき混ぜ、ひと粒ずつお召し上がりください。また、ごはんに乗せて海苔で巻くと絶品です。アボカドとの相性も良く、ワサビ醤油+オリーブオイルで、お酒のおつまみにもおすすめです」(二代目福治郎担当者)
いかがでしたか? 納豆は、これほど細部までこだわることができ、多方面からのおいしさを引き出せるものだったとは、驚きます。人に贈る前に、ぜひご自身で味を楽しんでみるのもよさそうです。
問い合わせ先
- 菊水食品
- 豆の文志郎 TEL:0120-08-7210
- 二代目福治郎 TEL:018-863-2926
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 石原亜香利