フードメニューのおすすめは、ママ特製の焼きそば
「ずっとビールが飲めなかったんですけど、去年から飲めるようになったんです(笑)」
そう言う井上さんが1杯目のサッポロの赤星に続き、頼んだのがお店おすすめの麦焼酎である『安心院蔵(あじむぐら)』。
そういえば、夕食がまだだった。小腹も空いたし、井上さんが
「カウンターの中で調理をしているのを見るのが好き」
とも言うし、洋子ママに腕をふるってもらう。
玉ねぎにキャベツ、たこ、ウィンナー、ちくわと具だくさん。家庭的な味かと思いきや、刻んだ唐辛子が2本も入っていて、ピリッと辛味があって酒にも合う。
「どんなにおいしいものでも一人で食べると味気ないですよね。私、誰かと“おいしいね”や“楽しいね”を共有したいんです」
と井上さん。そのとおり、美女が隣にいると最高のスパイスになって、ぐっとおいしくなる。
よく歩く紳士は軽快な履き心地のドレススニーカーを
スイッチをオフにするためにスナックへ来るという井上さんに、スナックで一緒にすごす男性に身に着けてほしいアイテムを尋ねた。
「スナックは気を抜けるサードプレイス。だから気楽に身に着けられるものがいいと思いますが、大人には単なるカジュアルではないファッションアイテムを選んでほしいですね」
そこで提案されたのが日本のシューズブランド『メゾンユー』のドレススニーカー。
「『メゾンユー』はエアソールで軽く、歩きやすいところ。出勤中はスニーカーに履き替える人もいると思いますが、せっかくだったらスーツに似合うシューズの方がいいですよね」
ウィングチップでほどよくカジュアルダウンでき、スーツ以外の装いにもマッチする。
時間を忘れたいスナックでは腕時計を外すのがエチケット。寂しくなった手首にはブレスレットを着けるのも手だろう。
「『エックスジュエリー』はパーツを好きにカスタマイズでき、ユニセックスでつけられるブランド。ブレスレットでさりげなくパートナーとお揃いっていいです」
シルバーのパーツがポイントになったレザーのブレスレットは、単品使いでも、他のブレスレットや腕時計と重ね着けしてもいい汎用性の高いアイテムだ。
カウンターでじっくりママと話すのが好き
井上さんにとってスナックの魅力とはどこだろうか。
「経験値があるからママの話のレパートリーが広い。深い話も、その場限りの話もできる。だからママとじっくり会話ができるカウンターが好きなんですよ。男性と隣り合って話すのも好きですしね」
いつもは気を張って働く女性も、スナックなら素顔をのぞかせてくれる。その女性の見たことのない表情を見るためにスナックへ誘うのもいいだろう。
【スナック紅】
問い合わせ先
- スナック紅 TEL:03-3264-1998
- 住所:東京都千代田区飯田橋4-1-2
営業時間:19:00〜深夜
定休日:土・日・祝 メニュー:瓶ビール600円、焼酎ボトルキープ3,5000円〜、ウイスキーボトルキープ4,000円〜 セット料金はボトルキープなし1,000円、ボトルキープがある場合は水と氷を含む800円
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- TEXT :
- 津島千佳 ライター・エディター
- PHOTO :
- 小倉雄一郎