自宅で淹れるコーヒーを、最高においしく淹れたいと思ったことはありませんか? 今回は、ハンドメイドコーヒーのレベルを競い合う世界大会「World Brewers Cup 2016」でアジア人初の優勝を勝ち取った、世界一のコーヒー抽出士である粕谷 哲さんがアドバイザーを務める「ネスカフェ 香味焙煎」を販売するネスレ日本のイベントに潜入! こっそり、粕谷さんに、自宅でドリップコーヒーを最高においしく淹れるポイントを教えていただきました。
家庭にある道具だけで最高においしいドリップコーヒーを淹れるには?
まずは、粕谷さんに、家庭にあるドリッパーやケトルなどを使って、ドリップコーヒーを最高においしく淹れる条件を教えていただきました。
粉末のコーヒーをおいしく淹れるコツ
もし、コーヒーを手軽に飲みたいというなら、よりおいしく淹れるコツを知っておきましょう。
「私自身、粉末のコーヒーはほとんど淹れませんが、基本的には、パッケージに書かれている分量のとおり、きっちり計って淹れるのがおすすめ。料理やお菓子づくりの際は、大さじや小さじ何杯など、きちんと計るのが基本ですが、コーヒーを淹れるときはつい目分量にしてしまいがち。料理と同じで、きっちり計ったほうが、味が均一になるのでおいしくなります」
「私が考案に関わった新発売の『ネスカフェ 香味焙煎』の抽出スタイルである『DIP STYLE』は特別な道具や抽出技術は不要で、コーヒーバッグの上から140mlの90℃のお湯を注ぎ、そのまま90秒振らずに漬けておく方法。90秒以上漬けると抽出しすぎて濃くなりすぎるので、きっちりタイムキープするのがおいしく淹れるコツです。
90秒経ったら漬けっぱなしにせず、コーヒーバッグはさっと取り出します。もちろん好みもありますので、あくまでこれは推奨であり、自分の好きな淹れ方で自分好みの一杯を見つけてください」
いかがでしたでしょうか。ぜひ自宅でおいしいコーヒーを淹れるようマスターして、自分好みの味を見つけてみたいですね。
2015年10月:Japan Brewers Cup 2015 優勝
2016年6月 :World Brewers Cup 2016 優勝(アジア人初)
ネスレ日本「ネスカフェ 香味焙煎」
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 石原亜香利