旬の着こなしに品格を宿す名脇役として、大人のワードローブに欠かせないアイテムが「黒タートル」。そんな永遠に普遍のベーシックアイテムも、デザインやシルエットが刻々と進化しています。ここでは、新たな魅力に出合える最新「黒タートル」の名品をご紹介します。

シンプルだけど着映え度抜群!「黒タートル」の最新名品6選

■1:一見シンプルなのに特別な存在感を発揮するPRADA(プラダ)

¥85,000/予定価格(プラダ クライアントサービス〈プラダ〉)

目立つ装飾も極端なシェイプも施されていないのに、特別なおしゃれを感じさせてくれるプラダニット。その秘密は、原毛を厳選し、シルエットにこだわって、その魅力を最大限に引き出していることにあります。

例えば、パーツ同士の縫い付けはもちろんのこと、ネームタグや品質表示のタグにいたるまで、熟練の技をもつ職人による手作業で仕上げられています。それにより素肌に一枚で着たときの快適さと美しさが両立しているニットに仕上がるのです。

着映えポイント!

  • 素材は…
    最高品質のウールにシルクをミックスした贅沢さが、シンプルニットをリッチに引き立ててくれます。
  • ネックは…
    広めにとった首元の切り替えで、ゆったりとした着心地。タートル特有のフィット感を和らげます。
  • バックスタイルは…
    後ろ身ごろには、アイコニックなブランドロゴの刺しゅうがあしらわれ、アクセント効果を発揮。
  • 裏の継ぎ目は…
    身ごろや袖の結合部分を繊細にリンキング。細やかな仕上がりで肌への当たりも少なく快適な着心地です。

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■2:まずは手に入れたい極上素材のLORO PIANA(ロロ・ピアーナ)

¥117,000(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)

ロロ・ピアーナのニットが別格と呼ばれる理由を実感できるのは、カシミヤのベーシックニット。

カシミヤ製品に使用されるのは、最高品種のヒルカス山羊の硬い外毛の下にある「アンダーフリース」と呼ばれる綿毛だけ。地肌を傷めない特殊な櫛(くし)を使い、うぶ毛のみ優しく梳(す)き取り、撚(よ)って糸にし織り上げていきます。

そんなやわらかで希少性の高い綿毛から生まれるニットだから、肌触りも極上です。

着映えポイント!

  • 袖口は…
    キュッと絞ったリブの袖口は、手首を華奢に見せ、女性らしく上品なニットを印象づけます。
  • 肩は…
    絶妙なニットの減らし目具合によって、アームホールが脇に沿うようなだらかなカーブを描きます。
  • ネックは…
    やや長めのネックは、きちんと折ったり、クシュクシュさせたり、と表情の変化を楽しめます。
  • 素材は…
    カシミヤの極細糸で編み上げたハイゲージニットだから、驚くほどなめらかで、軽い着心地。

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■3:程よいフィット感でボディーラインを美しく補正してくれるLANVIN(ランバン)

¥146,000(ランバン ジャパン)

ビスコースならではの美しい光沢を放つワイドリブニット。しなやかでありながらぎゅっと目が詰まった固めの編み地は、ボディーラインを拾いにくく、スタイルアップ効果も抜群。ショート丈のコンパクトなデザインだから、トレンドのミモレ丈のスカートにも、ハイウエストパンツにも似合う万能タイプです。

肩から袖口までストレートにつなげて腕をほっそり見せてくれます。

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■4:着心地のよさにこだわった絵になる一枚、JOHN SMEDLEY(ジョン スメドレー)

¥34,000(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)

メリノウールと呼ばれる細く長い繊維を使い編み上げたニット。薄く軽やかで、シルクのような風合いのニットは、素肌に着ても心地よく、上質のリラックス感が漂います。

自社工場で30以上もの工程を経て仕上げられるので、長く着ていても、型くずれしにくいところもうれしい。

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■5:名品として名高い定番のウールニット、CRUCIANI(クルチアーニ)

¥42,000(クルチアーニ 銀座店)

毎シーズン少しずつデザインを刷新して登場し、今やブランドの顔ともいえる存在なのが、27ゲージで編み上げたウールニット。肩幅、身ごろはそのままに、今年は裾のリブ幅が広めになって進化。

ややゆったりとした身ごろを、裾のリブでブラウジングすると、ニュアンスが生まれ、こなれたニットスタイルが完成します。

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■6:異なる編み地を組み合わせたワザありデザインに注目! SALVATORE FERRAGAMO(サルヴァトーレ フェラガモ)

¥80,000(フェラガモ・ジャパン〈サルヴァトーレ フェラガモ〉)

一見シンプルなニットは、ボーダー柄、斜め柄、ダイヤ柄、透かし編み…と編み地に変化をつけたワザありデザイン。黒一色のタートルニットでも表情豊かな編み地により奥行きが生まれ、特別なおしゃれ感が漂います。ヒップにかかるやや長めの着丈が、今年らしいシルエットです。

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ベーシックなデザインなのにどこか新しく見えること。それが「黒タートル」を選ぶ最大のポイントです。冬の装いの名脇役がもつ「ミニマルな美しさ」をぜひ取り入れてみてください。

※掲載した商品はすべて税抜です。

PHOTO :
小池紀行・池田 敦(パイルドライバー)
EDIT&WRITING :
小林 綾、喜多容子(Precious)