カラオケボックスよりスナックで歌う方が楽しい!
小学生時代から、お父上のスナックに付き合っていた村田さんが選曲した曲は『カナダからの手紙』。
「父とは『3年目の浮気』とかデュエットしていましたね。だからクライアントの偉い方とカラオケ行った時も、すんなりデュエットできたという(笑)。父のおかげで、世代が違う人と一緒に歌うのも楽しいことを知りました」
お父上に鍛えられただけあって、村田さんの歌唱力はもちろん、相手に向かっての流し目と仕草も抜群だ。
「カラオケボックスでこもって歌うより、みんなと歌う方が断然楽しい!」
彼女にはスナック好きの血が流れている。
スコップを使って一風変わった伴奏を
カラオケに夢中で、村田さんのグラスが空いていた。飲み放題メニューから、ハイボールをオーダーする。
ハイボールを作ってもらいながら、村田さんと仁子ママの会話に聞き耳を立てる。
(村田さん)「バー好きな友人が多いんですけど、私は居酒屋が好きなんです。和食も大好きだから、小料理屋に行きたいんですよね」
(仁子ママ)「この辺はおいしい料亭がいっぱいよ。昔は黒塀の奥から三味線の音が聞こえてきてね、芸者さんがいたの。その芸者さんがスナックを始めたのだけれど」
黒塀の光景を想像していたら、三味線の話から雅子さんがこう言った。
「スコップ三味線で歌いましょうか」
スコップ三味線とは、スコップを三味線に、栓抜きをピックにして津軽三味線のように演奏するものらしい。仁子ママが歌う『じょんがら女節』に合わせ、雅子さんが伴奏する。
弦を張っていないスコップなのに、リズミカルな音色が流れてくる。雅子さんが演奏できる曲であれば、伴奏してくれるとのこと。いつもとひと味違うカラオケを楽しみたいなら、リクエストするのもいいだろう。
行きつけのスナックがある男性は、人を大事にしそうなイメージ
続いて村田さんは『UFO』をリクエスト。フロアレディのあけみさんとノリノリで熱唱だ。
「ここに通いたいから、湯島に住みたい!」と満面の笑顔で話す村田さんに、スナックに通う男性のイメージを尋ねてみた。
「かしこまったイタリアンより、スナックの方が楽しい私としては、行きつけのスナックがある男性は、人を大事にするイメージがあります。こういう店の常連になっている男性だと好きになりやすいかも(笑)」
仁子ママが言っていた「お客様みなさんが輪になって楽しむ、家庭的なスナックを目指しています」という言葉がぴったりの店だ。まるで家のように寛げる『スナック もしも…』。一度遊びに行くと、またすぐに行きたくなること請け合いだ。
【スナック もしも…】
問い合わせ先
- スナック もしも… TEL:03-3832-7872
- 住所:東京都文京区湯島3-33-9 小能ビルB1F
営業時間:18:00〜24:00
定休日:土・日・祝
メニュー:飲み放題5,000円(瓶ビール、ウイスキー、焼酎、日本酒、赤ワイン、ジントニック+突出し、乾き物)
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- TEXT :
- 津島千佳 ライター・エディター
- PHOTO :
- 小倉雄一郎