情報化社会の現代、メールやLINEで連絡をする機会は多いもの。送る内容に気を遣っていますか? 実は最近、掲示板サイトやSNSで「おばさんのメールの特徴」というトピックが話題になっています。

トピックを立てた人は、「年配の方と仕事関係でLINEやメールをしているとき、やたらと絵文字が多くてキラキラしているのが気になります。絵文字も3つ連打したり、テンションが高いのです」とメールの特徴を分析。そして、「このようなメールを送るのはわたしの周りだけでしょうか?」と疑問を投げかけています。

世代によって、携帯が普及する前の世代、ガラケー世代、スマホ世代とメール文化が大違い! そのため、いつの間にか若い子から見ると「なんかおばさんくさい」と思うようなメールになっている可能性もあります。世代間ギャップを感じて、取引先と仕事がやりづらくなるのは避けたいですよね。

以下に6つ、おばさんだと思われやすいメールの特徴をピックアップしました。自分が当てはまっていないか、一度確認してみてください。

時代遅れなのでやめた方がいい「おばさんっぽいメールの特徴」6選

■1:語尾がカタカナ

カタカナは適切なところで使いましょう
カタカナは適切なところで使いましょう

多く挙げられていたのが、「~カナ?」「~ネ」「~だゾ」など、語尾をカタカナにするという特徴。昔はやったこの語尾は、ある年代から上でよく見られるそうです。

「『~してチョ』という語尾はおばさんから見てもおばさん」というおばさんからの意見もありました(笑)。可愛らしい印象にしたくて使っているのかもしれませんが、これらのカタカナ語尾は特におばさんくささを助長してしまうようなので要注意です!

■2:やたらと絵文字が多い

絵文字は乱用しないように
絵文字は乱用しないように

こちらも多く挙げられていた特徴です。「汗マークをよく使ってる」「職場のおばさんのメールは『!』(絵文字の)が多くて疲れる。怒ってるのかと思う」などの意見が。

「『(自転車)駅に置きっぱなし?とか(電話)して!』(カッコ内は絵文字)など肝心なところを絵文字にするから何が言いたいのかわからないうちの母」と、文字の補足ではなくもはや文字として絵文字を使用しているパターンも。

ただ、おばさん側からは「絵文字をつけないと冷たい感じがする」「昔話をすると、docomoがシェアNo.1を取った一因が、iモードという絵文字が豊富なメールが送れたからなんですよ」と絵文字を使うのにも理由があるとの主張が。

あまりに使いすぎると鬱陶しがられるので、適度に使ってみてはいかがでしょうか。

■3:笑えるところじゃないのに(笑)を使う

無理に面白くしようとしなくていい
無理に面白くしようとしなくていい

ジェネレーションギャップを感じさせると「おばさんっぽいな」と思われてしまいますよね。「(笑)」の使い所も注意が必要です。

「ここ笑うところ」という文末に入れるマークではありますが、「え、ここ笑うところ?」と相手に疑問に思わせてしまったらアウト。「笑いどころが違うおばさん」と思われてしまう可能性大です。「(笑)」を乱発するのはもちろん避けたいですが、使いどころにも気をつけましょう。

■4:ひらがなでいい所をわざわざ漢字にする

漢字ばっかりのメールは読みにくい
漢字ばっかりのメールは読みにくい

最近の若い人のメールの特徴として、「ひらがなが多い」というのがあるようです。だからなのか、逆に漢字が多い、それも「ここ漢字にする?」というところまで漢字に変換してあると、間違った使い方でなくても「おばさんくさい」メールになってしまう可能性が。

「有難う御座います、とかそこまで漢字にする? っていう人」など、決して間違いではないし、丁寧なのはとてもいいことですが、固くなりすぎてしまうので若い人からは敬遠されてしまう傾向があるようです。

■5:変なところで改行、もしくは改行なしの長文

改行のない長文は脅迫文だと思われるかも
改行のない長文は脅迫文だと思われるかも

LINEが普及した今、やりとりの主流は短文です。ひと言、もしくはスタンプ一個、など軽快なやりとりをポンポンと進める世代から見ると、長い文章を送るという感覚がすでに鬱陶しいのかも。

それも、おばさんは「改行していなかったり、逆に変なところで改行が入っていたりと読みにくい長文」だったりすることも多いよう。そうなるともう読んでももらえない可能性も!

長文世代からは、「交換日記やお手紙を書いてたから文章になっちゃうんだよ」という意見も寄せられていました。長文になってしまう場合、途中で区切って一旦送る、改行はしっかりとして読みやすく、など見やすい文章を心がけるといいかもしれません。

■6:句読点がやたら多くて読みづらい

句読点は適切なところで使いましょう
句読点は適切なところで使いましょう

やはり読みにくい文章は嫌われるようで、特徴として「句読点がやたら多い」というものが挙げられていました。逆に句読点がまったくなくて読みづらい人もいるようなので、どちらも「読みにくさ」が敬遠されるポイントのようです。

「職場の50代女性は『こんにちは 今日は天気が悪いので 気をつけて下さいね』というふうに句読点の代わりにスペース開けてる。なんでなの?」と、句読点がない一方で謎のスペースを開ける人もいるようです。

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自分のメールが「おばさんっぽいと思われてないか?」と気になる人は、今回紹介した6つの特徴に当てはまるものがあるかチェックしてみてください。無理に若い人に合わせる必要はありませんが、「長文になりすぎていないか」「改行や句読点は読みにくくないか」「絵文字は打ちすぎていないか」を心がけると、相手にとって親切なメールになると思います。おばさんではなく、スマートな大人としてのメールを心がけたいですね。

この記事の執筆者
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WRITING :
こばやしあさみ