料理に手間をかけたくないときや、胃腸の調子が悪いとき、食欲がないときなど、冷蔵庫にあればなにかと活躍するのが「うどん」。いつもワンパターンの味になっていませんか?
でも、失敗するのはいやだし、手間がかかるのもいやだし……と、冒険できないでいるなら、もったいない! 最近、パンやご飯と同じくらいうどんもインターネットやSNSで、おいしいアレンジが数多く紹介されています。
手軽なのでハマる人も多く、「麺類の汁を飲むのが苦手な私でも最後までぐびぐび飲めました」「いくらでもお腹に入ってしまう悪魔の食べ物」「こりゃおいしっっ!」「深夜にこのうどんは悪魔的なおいしさ!」などの投稿が続出中。
今回はその中から、とくに悪魔的なおいしさだと話題になっているレシピを10種類ピックアップしました。いつものうどんを違う味で楽しめるものからうどんを使った変わり種レシピまで、手軽にできるラインナップです。ぜひ試してみてください!
最近ネットで話題の「うどんが悪魔の食べ物になるアレンジ」10選
■1:火を使わないサラダうどん
鍋でお湯を沸かして、うどんを茹でて、さらにざるにうどんをあげて、冷やして……。
野菜たっぷりのサラダうどんはおいしいけど、この手間は結構面倒ですよね。そんな人に朗報です! 今インターネットで話題になっているのが、うどんの麺を電子レンジでチンしてつくるサラダうどん。火を使わないから、手間が半減するんです。
冷凍うどんをレンジでチン。水で冷やしたあとは、レタスやツナ、水菜やコーンなど、お好みのトッピングを載せます。最後に麺つゆをかけて完成。お好みでマヨネーズをかけても美味です。さっぱり派は、ポン酢×ごま油もおすすめ。こちらもお好みでマヨネーズもどうぞ。
市販のカット野菜を使うと、手間がもっと減らせます。これなら野菜をたっぷり食べられるので、超健康的! サッと食べたいときに試してみてください。
■2:うどんドーナッツ
「うどんでドーナツ?」と最初は思ってしまうかもしれません。でも、ネット上では「見た目フレンチクルーラーみたい」「外はサックサク、中はモッチモチで想像以上のおいしさにビックリ」と話題になっているレシピなんです。
つくり方は、茹でうどんに砂糖など甘味と小麦粉をまぶし、束ねてひねって、揚げるだけ。さらにシナモンをかけたり、チョコをかけたりすれば、ドーナツっぽさが増します。砂糖ではなく塩味でもおいしいです。
うどんでつくっているので、腹持ちも抜群。サクサク、モチモチの食感にハマってしまうのだとか! 簡単手づくりおやつでおもてなししたいときや、大量のうどんストックを消費したいときなどにも使えます。
■3:冷凍うどんでビニール袋飯
名前からして「え!? どんな料理?」となってしまいそうですね。こちら、アウトドアで活躍しそうな携帯型うどんなんです。
冷凍うどんを袋のまま、持って出かけます。溶けてきたところで、袋の上部を開け、袋の中にめんつゆをいれてうどんに味付けをします。これで、簡単冷やしうどんの完成! 缶詰のツナや袋売りされているレタスなどを一緒に投入してもおいしそうですね。
ネットでは「冷凍うどんを保冷剤として使い、溶けたらダシぶっ込んで食う」という人も。
■4:ウーロン卵とじうどん
ネットに、ウーロン茶でうどんをつくってみたという人が登場。その味がおいしかったと話題になり、みるみるネットで試す人が急増したのがこのレシピです。
試した人からは「ダシがきいててすんごいお上品(当社比)な感じがする……」「うまい……。やられた……。完食です……」という声も。
実はこれ、小さいながらもサントリーのウーロン茶ボトルでおすすめされている食べ方なんです。公式サイトによると、冷凍うどんと卵以外に、必要なものはかつお節1パック、ウーロン茶250cc、しょうゆ大さじ1、青ねぎ1本、白煎りごま。つくり方は以下の通り。
(1)鍋にサントリー烏龍茶・かつお節をあわせて煮立て、しょうゆを加えて調味する。(2)茹でた冷凍うどんを1に入れ、溶いた卵を加えて蓋をして余熱で火を通す。小口切りの青ねぎ・ 白ごまをかける。
具材はほうれん草、豚肉、しめじなどを入れてもOK。関東のだしが好きな人は、しょうゆを多めにするといいそうです。うどんのあと、残った汁にごはんをいれて食べてもおいしいのだとか。おなかいっぱいになりたいときは、ぜひうどん+ごはんで試してみては?
■5:うどんチャーハン
ちょっとごはんが余っているときに試したいのが、こちらのレシピ。そばめしのうどんバージョンだと思えば、イメージしやすいのではないでしょうか。
こちらは「今朝のミスって茹でたうどんで、カレーうどんチャーハンをつくりました」「ごはんが少し足りないので、カサ上げに冷凍うどんを使いました」など、チャーハンやうどんのミスをカバーしてくれるアレンジレシピなんです。
つくるときは、常温でやわらかくした冷凍うどんを短くカットします。レンジでちょっと温めてさらにやわらかくしておくと、食べやすさアップ。あとはお好みの具材やご飯と一緒にチャーハンにするだけです。チャーハン好きは一度チャレンジしてみてください!
■6:ツナマヨうどん
おにぎりの具としても人気のツナマヨ。今では、自分で混ぜなくても最初からツナマヨ状態になった商品も売られています。
これをうどんにかけたら……? おいしくないわけがないですよね! ネットでも「ツナマヨうどんとかいうデブ活でしかないうどんのおいしさ」「うまい」とつくっている人の写真が多数投稿されています。
汁なしゆえ、なかにはお弁当として外出先に持って行っている人も。ネギや大葉など緑の食材を加えれば、彩も鮮やかになります。出汁やポン酢をかけてもおいしいですよ。
■7:納豆焼きうどん
納豆焼きうどんも人気レシピのひとつ。納豆に火を通して炒めるので、独特の匂いも抑えられるのも魅力です。Twitterには、「納豆焼きうどんつくると、臭い!やめて!って怒られます。おいしいのに」「なぜお前はそんなに簡単なのに美味いの」などの絶賛の声が続出中。
なめこを入れてつくれば「ツルンとした食感にやみつき!」になるのだとか。ほかにも、バターと醤油で炒めたり、わさびを入れたりする人も。ちなみにわさびも火を通すことで、辛くなくなり、あの爽やかな風味だけを楽しむことができるのだとか。
納豆好きにはたまらない一品。お気に入りのアレンジを見つけて、試してみてください。
■8:うどんグラタン
うどんをガッツリ、重めの料理にして食べたいという人には、チーズたっぷりのうどんグラタンはいかがでしょうか。
ネットには「うどんグラタンめっちゃおいしい」「うどんとグラタン、なかなか合います」と絶賛の声がある一方、こってり味がおいしすぎて「太りそう」なんて心配の声まで。と悪魔なうどんと化しているようです。
つくり方は、マカロニの代わりにうどんを入れるだけ。カレーをかけて、カレー味グラタンにしてチーズをたっぷりのせてもおいしいのだとか。たまにはカロリーを気にせず、チーズたっぷりな悪魔な味にとらわれてみませんか?
■9:あさりの水煮缶うどん
ネットで最強ズボラ飯のひとつとして紹介されていたのが、あさりの水煮缶うどん。
冷凍うどんをレンジでチンしたのち、あさりの水煮缶、トマト、塩コショウやオリーブオイル、おろしにんにくなどの調味料と混ぜ合わせるだけで、火を使わないトマト味ボンゴレ風うどんが完成。
トマトではなく、コンソメスープで具材と一緒に炒めれば、ボンゴレ風スープうどんにも。水煮缶を使うことで、風味豊かなボンゴレ風に仕上がるのだとか。手が止まらないない味だそうです。ぜひお試しあれ!
■10:肉じゃがうどん
ついついつくりすぎてしまった肉じゃが。リメイクに悩んだら、うどんを活用してみませんか。
肉じゃがの鍋に水を加えて、沸騰したらうどんを一緒に茹でます。最後、出汁のもとで味を調整してください。片栗粉をいれると、ふっくらとした仕上がりになりますよ。ちなみにゴロゴロ具材の肉じゃがの場合は、最初に具材を小さく切っておくと食べやすくなります。
この肉じゃがうどんは、数多くの自作肉じゃがうどん画像がつぶやきとともに投下されています。
例えば、「昨夜の肉じゃがの残りに、長ネギと卵を加えて」とシンプルにつくっている人の他、「肉じゃがうどんのマヨ添え」といったさらなるアレンジをしている人や半熟卵をのせてすき焼き風にしてる人も。家にある食材をひとつ加えるだけでもアレンジが広がりそうな一品です。
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こってり系からあっさり系まで、ズボラさんにもぴったりなうどんアレンジレシピの数々。ぜひ冷蔵庫にうどんがあるときに、試してみてくださいね!
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- ミノシマタカコ